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ライブレポ・ダイジェスト |
050710
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<<二夜連続ライブ体験★目次★
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Tweetこのページはレポート・コンテンツです。本サイトでは全然、ジャンル違いなので注意です。 2004年の6月にMichael Nymanのコンサート「ベスト・オブ・マイケル・ナイマンwithマイケル・ナイマン・バンド」(<<参照)に行ったとき、何か、緊張の糸が切れたようで、それ以降、日常でもあまり音楽をきくようなことがなかった。それでもその間、ライブには2005年2月に「栗コーダーカルテット 冬のツアー2005」(<<公式サイト)に行ったりしている。 そんなおり、ライブのお知らせがあった。さねよしいさ子さん(<<公式サイト)のライブだ。さねよしいさ子 公式DMクラブ「ナマケモノちゃん」からのお知らせ。そう私は「ナマケモノちゃん」の会員なのだ、余談だけど。 私の音楽離れが激しい昨今、どうしようかと、迷ったけど、結局行くことに。1部と2部があるそうなんだけど、日曜なので、早い目にいって、後は余韻を楽しむのが良い、ってことで1部を見に行くことに。 さねよしいさ子・夏休みツアー2005 メンバー 島田篤(キーボード) 柴田奈穂(ヴァイオリン) オープニングアクト はたさとみ[fromソラネコ](うた・ウクレレ) 日時 2005年7月10日(日) 1部 14:00OPEN 15:00START ※入れ替え制 各部とも限定50名 場所 大阪 中崎町 CommonCafe[コモンカフェ](<<公式サイト) ![]() 予約した順に名前が呼ばれて、順に地下室に入っていく。何番目かに私の名前が呼ばれる。さて天使に会おう♪ 私は「ナマケモノちゃん」の会員なので、どうやらチケット代100円割引のようだ(笑) 席は横に三つ、二つ、三つとなっていて、それが五列ほど続く感じ。ちょうど、最前列の向かって左から二番目の席が空いていたのでそこにぶんどる。 ワンドリンク制なのでとりあえずジュース引替券でパインジュースを頼む。まだ一時間ほど余裕があって、オレペコ企画(<<公式サイト)の方、曰く、良ければ食べ物系もあるので、頼んで下さい、とのこと。ちょうど、私は昼ご飯を食べ損ねて来ていたので、左の壁の黒板に書いてあったメニューを参考に、ボリュームのありそうな「一晩じっくり煮込んだすじ肉カレー」(多分、こんな名前だった)を頼む。わりかし早く来たので、スタートする前にむしゃむしゃと食べきってしまう。しばらくすると、その黒板のメニューでカレーのところが取り消し線が引かれる。つまり売り切れ……と実はこれが後々の伏線になるんだけど。 オープニングアクトということでソラネコ(<<公式サイト)の、はたさとみがウクレレを持って登場。 1.赤ワイン 座って演奏。ウクレレの弾き語り。素足の左足にに鈴つけてる。夜の雰囲気を出しているとのこと。 2.ひよこ 奇妙なひよこ道具(?)が途中で登場。あぁ、独特の世界 3.あめ 素足の右足でドクロマークのカスタネット。この作詞は中学校時の友だちとのこと。 次、演奏する二曲の紹介。二曲目はカレーに関する歌で、ここのカレーを食べるのを楽しみにしているとのこと。ところが場内ざわつく。そう、先に書いたようにカレーは売り切れ。そのことをオレペコ企画の方が会場の後ろから告げる。そうすると、はたさとみさんは曲に対する言葉を探し出す。曰く今から二番目に歌う曲はカレーへのオマージュとのこと。はたさとみさん曰く「きっとおいしかったハズですよ」 4.コーヒー牛乳 立って演奏。手に枝を数本もってそれを打楽器にしている。 「僕の心の泥水」「牛乳コーヒーの泥水」というように、牛乳コーヒーを心の泥水として比喩しているあたりが面白い。手の枝を一本一本地面に落とし終了。 5.カレー 立って演奏。木のパーカッションと鍵盤ハーモニカの奏でるメロディーでエスニックか雰囲気を醸し出す。音響効果の装置(?)で歌声のリファインを出す。テンション高い。 「カレーは宇宙」「カレーは人生」「カレーは旅」などの繰り返しフレーズが印象的。 6.車窓 座って演奏。一つ前の激しい曲とは打って変わって穏やかな曲。 そして小さい二つの曲ということで最後の二曲。 7.ありがとう 8.忘れないでね 〜舞台準備のため休憩〜 さねよしいさ子さんと島田篤さん(<<参照)、柴田奈穂さん(<<参照)登場。島田篤さんは向かって左奥のキーボードのところへ座り、バイオリンを持った柴田奈穂さんは右手前の楽譜台の前に立つ。さねよしさんの髪は後ろで二つにくくってる。ピンクの半袖Tシャツに膝上までの柄のスカート。黒のハイソックスに赤紫(だっけ?)のくつ。二年前の大阪のライブに比べ全然、舞台衣装っぽいなぁ(失礼・汗)。いや冗談抜きで二年前よりオーラみたいなのをびしばし感じる。若返った?(さらに失礼・汗)。ピンクの半袖Tシャツは向かって右上に柄を張り合わせて形取った逆さクマ(?)がいる。よくみると白抜きで「isako」と書いている。オリジナル「isako」Tシャツ? 答えは数行後。 そしてさねよしさんが最初に話すことは、先ほどの、はたさとみさんのオープニングアクトのこと。 「はたさとみさん良かったですよねぇ。カレーという曲ですばらしいコンビネーションをみせてくれました」 1.わたしの名前はあなたの名前 のっけからぴんと張りつめている。キーボードとバイオリンにはあってるなぁ。ちなみに自主制作カセットの「りんご水晶」にライブ版収録。 〜メンバー紹介〜 島田さんの紹介の時に照明がチカチカ点滅するのをさねよしさんが楽しんでいた。柴田さんの紹介の前に「うふ、次がどうなるか?と思って」と。 2.マンナカ山 いつものごとく、とても楽しそう。今回は無音の「ため」の部分で笑いを誘っていて本人も愉快な気分になっていた。間奏ではそれぞれの楽器の良さが出るね、この曲。ちなみにアルバム「スプーン」の収録曲。 3.NANA Roland A-37の効果でさらに不思議な世界へとなってる。子守歌〜。ちなみにアルバム「夜光杯」の収録曲。 4.ひみつ玉 ちょいといつもよりシリアスに感じた。二年前にライブでのギターにも合っていたけど、今回も良いなぁ。ちなみにアルバム「スプーン」の収録曲。 〜MC 島田篤さんと柴田奈穂さんのこと〜 二人で「アレ・れ」を共催しているとのこと。 5.緑の月を眺める部屋 島田さんの曲。さねよしさんはお二人の演奏を座って聴いてた。タイトルから彷彿とするように幻想的な曲。 6.オーシャンゼリゼの訳朗読 いつ聞いてもすごく陽気な内容やね。下北沢では「Raindrops Keep Fallin' On My Head」(アルバム「ペクレナトルホポワ」にカバー曲あり)の訳を朗読したそうな。 7.オーシャンゼリゼ 間髪入れてこの曲。よく考えたら、今回、勢いのある曲、少ないね。まぁ、楽器の性質上、こういうラインナップがベストかなぁ。でも、これ楽器共々、陽気でいい! 〜アニメ「ぺとぺとさん」の宣伝〜 うちわに、こぬりちゃんの絵が書いていてそれをもってアニメ番組「ぺとぺとさん」(<<公式サイト)の紹介。こぬりちゃんは妖怪のぬりかべらしい。なるほど。関西だとキッズステーションかサンテレビ……ってうち見れないや。 8.知ラナイナイ空 「ぺとぺとさん」のオープニング主題歌。伊藤真澄さんの作曲。アニメの公式サイトのインタビューをみると、先に曲ありきで、あとで歌詞をつけたとのこと。というか作詞についてあれこれ語っているのは珍しいのでさねよしさんのファンは要チェック。 9.帰り道 「ぺとぺとさん」のエンディング主題歌。エンディングらしいしっとりとした歌。 10 仔馬 久々にきいた。記憶に残っているよりテンポが早い気がした。あと記憶に残っているより洗練されているような気がした。仔馬に語りかけているあたりでグッとくる。ちなみにCD未収録曲。 11.月といもうと CDアルバムよりゆったりした感じ。その分、より神秘的。ちなみにアルバム「手足」の収録曲 12.まぶた 不思議な浮遊感がある冒頭からどんどん上昇していく感じ。バイオリンの音色がそれを引き立てる。二年前のライブでは良原リエさんが行っていたのは、今回は島田さんがバックコーラス。私的に今回、一番の曲かなぁ。一応、ラストの曲(笑)。CD未収録曲。 〜退場〜 一応、会場の照明が落ちて真っ暗。観客拍手。 〜アンコールで再登場〜 さねよしさんの着ているTシャツは「長年やっている衣装さんがつくってくれた」とのこと。今日、売っているとのこと。後で思わずかっちまった。なんだか、今日のさねよしさんは商売っけがあって良い良い。 アンコール1.空や愛やりんごや風 あぁ、なつかしい。そんなことを思っていると曲調もなんだかノスタルジー。というかライブできいたの初めて♪ ちなみにマキシシングル「天使のほほえみ」収録曲。 〜退場〜 一応、やっぱり会場の照明が落ちて真っ暗。観客拍手。 アンコール2.(グリーンランドあたりの人々の歌) アカペラ。さねよしさんが好みそう。 アンコール3.天使のほほえみ 歌う前に「みなさん、楽しく生きててください」とさねよしさん。名言。 やはりこの二つの楽器がくるとスタンダード。やっぱ最後の言葉にならない歌の部分でぐっとくるなぁ。ちなみにマキシシングル「天使のほほえみ」とアルバム「スプーン」収録曲。よくよく考えてみると、歌詞の「地下室」とこのライブ会場をかけているのかな。 〜退場〜 一応、やっぱり会場の照明が落ちるがすぐに明るくなる。「もうアンコールはないですよ」って感じでわかりよい。というか照明さんに観客コントロールされているなぁ。 曲数が少なくても満足度は高い。またやってくれないかなぁ。。。 |
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