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こんばんは。ユーロの中継待ちしてますが、さすがに眠いです…… 閑話休題。
いくら弱小王朝とは言え、蜀漢でも後宮はやっぱり男子禁制だったと思いますよ。
はじめに確認させていただきたいのですが、
後宮が皇帝とその皇后・妃嬪の生活する宮殿のこと(奥にあるんで後宮)なのはご存じなんですよね?
それで宦官もご存じならば話は簡単。
妙齢の美女(皇帝のもの)に、年中盛ってるケダモノどもを近づけたら危険極まりないじゃないですか!!
というわけで後宮はずっと昔から男子禁制で、入ることを許される男性は皇帝のみ。
例外として認められるのは、男であって男でなく、人であって人でない宦官だけです。
(もし宦官って何? ということでしたら、
その道では有名な門田さんのサイト(http://www.toride.com/~fengchu/)をご覧ください)
宦官の歴史は非常にふるく、商代にはすでに存在し王のハーレムで使われていたほどです。
また、後漢では幼帝が相次ぎ、太皇太后や皇太后が実権を握ることがしばしばありましたが、
この際にも朝臣に姿を見せることは許されず、御簾ごしに朝政を行うんですよ。
それほどまでに朝廷は、男女の別にうるさい世界なんです。
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