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はじめまして。MM2と申します。
この掲示板はよく拝見させてもらってますが、書き込むのは初めてです。
これからもよろしくお願いします。
こーらんさんはじめまして。
尹勲の年齢について私もはっきりしたことは言えませんが、参考までに多少思ったことを。
確かに血縁者から年齢を割り出すのは難しいですが、ひとつの指標として同時代の人と比べてどうかというのも考えられます。
当時の清流諸士から尊敬されていた李膺の生没年は110〜169年。つまり数えで60歳の頃に亡くなったわけです。
家柄・任官履歴などを考えると李膺より尹勲の方がより貴族的で恵まれた環境のように思われ(記録に残っている限り尹勲は武官職に就いていません)、よって李膺より若干若年ではないかと思います。
しかし尹勲伝に「宗族多居貴位者,而勳獨持清操」ともあり、尹勲自身は宗族の貴権にあやかろうとしなかったように書いてあるので、そもそもの出世自体が遅かったとも考えられます。
尹勲は159年前後と168年の2度尚書令になっています。尚書令は二千石の大官で政治機構的に見ても中枢を担う要職なので、少なくとも任官時の159年前後にはそこそこの年齢だったのではないでしょうか。
微妙な回答ですみませんでした。少しでも参考になればと思います。
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