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周錫保著『中国古代服飾史』という中国の本を買いました。
「古代」といっても辛亥革命の時代までカバーしているので、中国の人の言う「古代」は、私たちの意識とは違っているのかも知れません。
周代後期からはじまって、漢代・魏晋・南北朝期・隋唐・五代・宋代・遼代・金代・元代・明代・清代まで、それぞれの時代ごとに平時の官服、軍装、男女の普段着、かぶりものなどの変遷を解説。巻頭のカラーページに数多くのカラー写真あり。本文中にも図版が多いです。ただし、本文中のものは、技術的問題から中間トーンを表現することができません。
一つの時代だけを取り上げると、あまり字数は多くないですし、一つのアイテムを取り上げた場合も記述が少ないですが、これ一冊あれば一通りのことはわかるんじゃないでしょうか。
孫堅がかぶったという赤いセキという冠の形を、これで確認しました。
書虫でオンライン購入。価格は3430円です。
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