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>1、甘寧も実際に夜襲に参加して敵兵を斬っていたのか。それとも後方で指揮して いただけなのか。
これは勝手な意見ですが、私的には甘寧は兵たちと一緒に突撃していたと思います。根拠はありませんが、私のイメージする甘寧ならそうすると思います。
>2、「数十の首級を斬った。」とありますが、この数字は甘寧が実際に斬った敵兵 の数なのか。
「史記」の樊カイという人の記述に依るんですが、だいたいその人は一度の戦で14〜23個の首級を挙げています。これは恐らく「一つの戦いが始まってその決着がつくまで」に挙げた首級の数だと思います。だから一回の交戦では多くて2〜3ぐらいではないでしょうか。
樊カイはもともとは犬殺し(中国では犬も食べるので)を営んでいた人で、武人である甘寧とは比べ物にならないかも知れません。でもたとえ武人でもこの奇襲の時には5〜6が妥当ではないでしょうか。
個人的な主観が入っているので、そんなにあてにならないかもしれませんが、私の持てる知識の範囲内です。
もう一度、他の資料を参考にしていただけるといいと思います。
ちなみに「史記」に関しては、平凡社の出している中国古典全集の「史記 下」に載っていたと思います。
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