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▼ヤギさん:
>始めまして。吉川英治さんの「三国志」を読んで、周瑜が好きになり、もっともっと周瑜の出る小説を読んで見たいと思うのですか、よろしければ皆さんのオススメの本を教えてください(><)/
初めまして、清岡です。
小説での何でも誰か、三国志ファンの一人に、はまる……三国志ファンの第一歩ですね♪ おめでとうございます。
えーと、おすすめの本の紹介の前に予備知識を少々。
元々、三国志って三国時代のことが書かれている歴史書なんですが、元末明初の時代に「三国演義」(三国志通俗演義)と呼ばれる小説ができました。
で、話がいきなりとんで、今の三国志系の小説は、その三国演義を基にしているものと、そうじゃないもの(歴史書を基にしているものもこちら)にわかれます。
当然、小説に出てくる周瑜像も、大きく分けて(大きすぎ?)三国演義系と非三国演義系に分かれます。
ちなみに吉川英治先生の小説「三国志」は、前者の三国演義系です。
(確か、「美周郎」という呼び名の発祥はこの小説だと記憶しています…美周郎♪)
なので、同じ三国演義系の小説をおすすめできれば良いんですが、私はそちらはあまり詳しくないので、非三国演義系を紹介します。
朝香祥先生/著「旋風(かぜ)は江を駆ける」(ISBN:4-08-614289-9 集英社コバルト文庫)
を始めとする、朝香三国志とか「かぜ江」シリーズとか呼ばれてます。
全部で10冊ぐらいあって、周瑜の子ども時代から赤壁あたりまであって、全部、周瑜がでていますが、それぞれの本はタイトルが違いますし、○○シリーズと銘打たれているわけじゃないので、探しにくいです。
探すときは、集英社コバルト文庫で朝香祥先生の本で、登場人物のところに周瑜がでているかどうかで判断してくだされ。
但し、この小説の周瑜像はなんていうか独特で(飄々としているというか…)好き嫌いのわかれるところなんで、実は他人にあまりおすすめしないんです(汗)
でも、私の好きな小説のうちの一つなんで、とりあえず紹介してみました。
年末年始には別の出版社で新刊もでるということを耳にしましたし。
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