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【935】呼び方の事 イオン 2004/5/15(土) 22:55 初心者質問

【945】有り難うございます イオン 2004/5/17(月) 20:28
┣ 【949】Re:有り難うございます ゆらら 2004/5/18(火) 0:15
┗ 【950】陳舜臣先生の「六甲随筆」より ヒカルの黒髪が美しくて 2004/5/18(火) 0:42 ニュ〜ス

【945】有り難うございます
 イオン  - 2004/5/17(月) 20:28 -

引用なし
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   清岡さん、ゆららさん、教えて頂き有り難うございます。

▼清岡さん:
>どうも初めまして清岡です。
>字(あざな)の話は三国志系の検索ワードではかなり上位にいく話だと思いますよ。
>実際、わからない部分もあると思いますが、それよりファンの間であまり知られていないのかなと思いました。

初めまして、よろしくお願いいたします。
ゲームの三国志だけやってる知人などに姓字で云っても、通じにくいです。
知られていない、というか、人物が多すぎて字まで覚えられないと云ってました(^-^;)
私も初めは馴染まなかったです。字の意味がよく判らなかったので、ナンセンスと思ってました(^-^;;)

>史書に載っている分だと、載っていない人より載っている人の方がごく少ないです。

最近になって気になる人物の伝を優先して、正史を読み始めたばかりなのですが、本当に少ないですね。
例えば、なのですが。
孫策が、孫権を従軍させていた時、他の人は孫権をなんて呼んでたのかなと思ったんです。
字かなと考えたのですが、孫権はこの頃まだ成人ではないはずなので(=字では呼ばれて無い)と思ったら、他にどう呼ばれていたのか気になってしまって... ...。
小さい頃のお話はあるのに、他人からどう呼ばれていたのか記述を見かけ無くて不思議だなと思いました。
曹繰の一名も書いてあるだけで、武帝記の中ではエピソードを見なかったので。

▼ゆららさん:
>「小字」というのは漢代辺りから記載があるようで(司馬相如=犬子、陳皇后(前漢武帝の皇后)=阿嬌)、字を使>わなくなった現代でも小字(=幼名)は存在するようです。

有り難うございます。
名前の書き出してあるのを見ると、小字(幼名)が残ってる人はやっぱり少ないですね。
先に清岡さんが書いている、

>ある階級で使われていたのか、特定の地域で使われていたのか、

というのも、ちょっと判りにくいですね。
それと、幼名と小字は同じ意味でいいのでしょうか?

まだ謎なのが、字はいつ頃名付けられるのかと、一名はどんな時に名乗られたかなのですが、 宜しかったら、仮説でも構わないので教えて下さい。

【949】Re:有り難うございます
 ゆらら  - 2004/5/18(火) 0:15 -

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   ◎小さい頃の呼び方
>例えば、なのですが。
>孫策が、孫権を従軍させていた時、他の人は孫権をなんて呼んでたのかなと思ったんです。
>字かなと考えたのですが、孫権はこの頃まだ成人ではないはずなので(=字では呼ばれて無い)と思ったら、他にどう呼ばれていたのか気になってしまって... ...。
>小さい頃のお話はあるのに、他人からどう呼ばれていたのか記述を見かけ無くて不思議だなと思いました。

 幼い頃だと小字か、他に一般的に坊ちゃんという意味の単語
 孫家の若君という意味だと「孫郎」
 孝廉に推挙されてからだと「孝廉」(この時はもう字はありそうですが)

あたりじゃないかと私は思うのですが、どうなんでしょう?
(確証ないのに書いてしまいまいました)


◎小字について
>>ある階級で使われていたのか、特定の地域で使われていたのか、

手持ちの本には小字の風習は一般庶民まで使われていたと書かれてありました。
例としてあがっていたのが南朝の宋の武帝・劉裕(小字は寄奴)皇帝にはなってますが生まれは貧乏な下級役人です。
時代的には三国時代よりはちょっと後ですね。劉裕は363年生まれなので割と近い方ではありますが。

【950】陳舜臣先生の「六甲随筆」より
ニュ〜ス  ヒカルの黒髪が美しくて  - 2004/5/18(火) 0:42 -

引用なし
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    はじめまして。
 昨日の朝日新聞夕刊の陳舜臣先生の連載「六甲随筆」にて、
まるでタイミングを見計らったかのように、字についての話題が
出ていましたよ。
 陳先生、このサイトを読んでいらっしゃったりして。
 それによると、
「大きくなって学塾に入るとか結婚したりするとき、字をつける」
と書いてありました。

 あと、この「六甲随筆」では、名前と字の関係や、日本と中国の
名前の付け方の違い、「三国志」に登場する、二人の劉岱・字は公山に
ついても、語られていました。


>ゲームの三国志だけやってる知人などに姓字で云っても、通じにくいです。
>知られていない、というか、人物が多すぎて字まで覚えられないと云ってました(^-^;)
>私も初めは馴染まなかったです。字の意味がよく判らなかったので、ナンセンスと思ってました(^-^;;)

 私も最初はサッパリ覚えられませんでしたが、「三国志」にハマっていくと、
だんだん、字でも呼びたくなっていきました。
 「劉備玄徳」「郭嘉奉孝」「孫堅文台」「郭図公則」「張松子喬」などと、
一時期、いかに字を覚えているかで、仲間うちで「三国志ファンレベル」を
競ったこともありました。
 さらに、「三国志」にハマっていくと、そのような呼び方が実は間違って
いることを知り、「劉玄徳」「郭奉孝」「孫文台」「郭公則」「張子喬」と、
呼ばないと気がすまず、「劉備」と言われると、「不敬な!」と思い、
「劉備玄徳」と言われると、「そんな呼び方はない!」と思うように
なってしまいました。まるでガンコじいさん張昭のように(^-^;;)

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