|
どうも、真壁です。御意見、ありがとうございました。
そうですね。確かにおっしゃられるように、知識を深めるためには、学術系の
出版社から出ている本を読んだ方が良いですね。
私も、一三国志ファンとして、サクユウさん(カタカナで失礼します)のような
活動をなさっている方々を、陰ながら(心の中で)応援させていただきたいと思います。
ただ、私としては、「ゼータク者め!」と思われるかもしれませんが、知識を
深めたいと同時に「楽しませてくれ!」という気持ちもあるのです。
サクユウさんのお話とは、少し(かなり)話がズレますが、今回は、そのへんに
ついて、ボヤこうと思います。「ボヤいてばかりいないで、自分で何とかする
方向で努力しなさい」という御意見もあろうかと思いますが、一応、このスレッド
の主旨として、三国志を取り巻く多くの憂いをひとつひとつ挙げていって、
それについて皆様の御意見をうかがう、ということを考えておりましたので、
御容赦頂きたいと思います。
すべてを確認したわけではないので、断言するわけにはいきませんが、学術系
の本は、どうしても内容がカタくなりがちのように思います。いかに興味深い内容
であっても、よほどコアなファンでもなければ、敬遠してしまいがちです。
「娯楽系」「文学系」の方々が、「歴史系」を敬して遠ざけることがあるのも、
このカタさが原因の一つではないのかと。私にしてみれば、「三国志」を知って、
その歴史(史実)に触れない言うのは、一番面白いところを見逃しているように
思えてなりません。ただ、カタい書物では、その一番面白いところの魅力を、
伝えきれていないのではないかと愚考致す次第です。もちろん、もともと、
面白がらせるつもりで発表している本ではないので、それは仕方のないこと
ではあります。しかし、それらの本だけをさらりと読んで、「歴史系はカタい。
面白くない」と思われてしまっては、とても淋しいし、その人にとっても、
惜しいことだと感じます。だから、私としては、多くの人に、「歴史系」の
面白さを知っていただくためにも、エンターテイメント系の書物でも、
「歴史系」な記事を、おもしろおかしくやってほしいと思うのです。
何より私自身が、堅苦しい話ばかりではなく、史実という素材を面白い
話題に加工した記事を読んで楽しみたい。それが、「楽しませてくれ!」
という言葉の真意です。
昔、光栄から出ていた、三国志の真実を語る(題名忘れました。すみません)
みたいな本や、比較的最近刊行された、別冊宝島の『僕たちの好きな三国志2
戦争編』などは、その意味では、かなり「読ませる」本だったと私はみるのですが、
まだまだ、「歴史系」の面白さを伝えきれたとは言いきれません。
今はまだ、「文学」と「歴史」の区別さえなされていないことが多いエンター
テイメント系三国志書物の現状を考えれば、「ゼータク」「ないものねだり」の
ように見えますが、やはり、ファンとしては、読みたいものは読みたい、と
いうところです。
ということで、なんだか、ボヤキだったのかなんだったのかわからなく
なってしまいましたが、いかがだったでしょうか。また、御意見御感想など、
賜れれば幸いです。
ジョージ真壁
|
|