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こんにちわ、清岡です。
それはドラマに限らず三国志小説(というか三国演義ではなく三国志を題材とした小説)では、ついてまわる問題ですね。個人的にも興味ある話題です。
[#374]
▲史実通りじゃない、つまりフィクションを想定したとき、歴史と相反するのと、しないのと二つあると思います。
「歴史ドラマは史実通りであるべきですか?」の場合、多分、前者は良いか悪いかを訊いているんでしょうね。
私自身は史実通りじゃなくてもそれはそれで面白くて良いと思うんですが、史実通りじゃなかった場合のいろんな人への影響力を考えると、手放しで喜んでられません(苦笑)。
まぁ、受け手にフィクションだって割り切れる素養があれば良いんですが。
ここ何年か某歴史ドラマを見ている、というか惰性で眺めていると、歴史に忠実であろうとしているのか(と歴史にくわしくないんで、忠実かどうかわからないですが)、単に歴史的事実をなぞっているだけに見える場合がありました。そういう場合ってメリハリのないストーリーになっている観があり面白くなかったです。
それから、見る方がそれを求めているのかもしれませんが、どうもキャラクター性(人物の魅力)に頼りすぎて、肝心のストーリーが面白くないな、と感じることもありました。
というわけで、私はどうも歴史に忠実であるかよりもまずストーリーの面白い歴史ドラマを渇望しているようです。
……と、それじゃ答えになっていないな、と思い仕切り直しです(汗)
ファンタジーの一部が異世界を舞台にしたドラマのように、SFの一部が未来世界を舞台としたドラマのように、私は歴史ドラマを過去の世界を舞台としたドラマととらえているようです。
なので、舞台設定がしっかりしていれば、私はあまり歴史に忠実かどうかはこだわらないようです(本当か?)。
というわけでどちらかといえば、「所詮ドラマだから面白ければOK」ってことで。
(歴史からあまりにも大きくはずれたドラマを見るとこの認識はコロリとかわりそうですけどね・汗)
ストーリーと歴史の折り合いですが、私的には手塚治虫先生の「陽だまりの樹」ぐらいがちょうど良いです。歴史的出来事の描き方とか、歴史上の人物の出し方とか。
(といっても幕末については詳しくないので、よくわからないのですが)
三国志ジャンルの場合、三国演義がからんでくるので、様相はさらに複雑ですかね(日本でいうところの宮本武蔵になるんでしょうか? ちがうかな…)。
まだまだ蘊蓄がでてきそうですが、とりあえずこのへんで。
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