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▼ますたさん:
>どうもありがとうございました!当時漢民族にとって越族などの異民族は、ほとんど人間として見られていなかったってことですかね?(日本で言うところの蝦夷みたいな・・・)
人間として見られていたかどうか?は分からないですが、漢・孫呉からすると、彼らを討伐する理由は存在しているようです。つまり、彼らは戸籍として数えられませんから、税を取り立てる事ができません。彼らから税を取り立て、兵として徴兵する。それが漢・孫呉の目的だったようです。
また、反乱を起こして捕らえられれば、兵として戦争にかり出されるのは、この時代いですから当然です。兵力面で不安を抱える孫呉は彼らを兵として補充する事で兵力不足・戸籍不足を補った感も。
>あと重ねて質問になってしまって申し訳ないんですが、「この一帯に古くからいる『越』の一種」というのは、いわゆる「呉越同舟」の「越」と考えていいんですか?
春秋戦国時代の呉・越についてはよく知らないのでなんとも言えないのです(汗)。
>罪人などの漢族を含む・・・と言う記述は呉書の中(たぶん孫権伝だったと思います)にたしかにありました。
確かにありますね。呉書の中には、戦争に負けたり罪を得たりして、山奥に隠れていたという人が何人かいますから、そういう側面も確かにあります。
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