<<
>L<
>>
実物しおりの美味しい作り方〜製本編〜
020810
<<実物しおりの美味しい作り方〜本文印刷編〜
   さて、表紙も本文も印刷が終了したところで、次は製本作業です。

   以前にも書いたように、このしおりは、中綴じという綴じ方で印刷した紙を綴じます。

   綴じる前に紙をすべて二つ折りにします。ちょうど、A4の紙1枚あたりA5の4ページ分になるので、ちょうど、A4の紙を縦に置いたとき、真ん中で横に折り目がつくように二つ折りにするということです。
   どちらの面が山折りになるか、あるいは谷折りになるかは前回の表を参考にしてください。

参考>>前回の表   別ウィンドウ

   次に紙を並べ重ねます。
   紙の並びは、本文を前回の表のように並べ、それらの外側に表紙の紙がきます。つまり、表紙&裏表紙の面を外側に向け、その内側に、前回の表で言うところの1枚目(表面が外側、裏面が内側)をおき、さらに内側に2枚目、さらに3枚目、4枚目……そして、一番、内側に12枚目がくるように配置します。
   上から見ると右の写真のようになります。でも、ページ数はわからないのですけどね。

▲左が外側で、右に内側に対応します。全部で13枚です。
   紙を配置し終えたら、右の写真のように、中綴じホッチキスを使い、紙を綴じます。紙の中央部分、上下に二カ所、綴じます。ホッチキスの金具の方向はご覧のように、折り目に沿った方向です。もちろん、ホッチキスの金具の方向が同じで中央部分であれば、好みに合わせて何カ所でも綴じてもよろしいです。
   綴じた後、内側から見ると、下の写真のようになります。写真は24ページと25ページの間です。


▲(上)緑の物体が中綴じホッチキス。このように表紙・裏表紙側をホッチキスの上に合わせます。
   (下)その拡大です。
   (左)裏側から見たところです。ホッチキスより上に写るのが25ページで下に写るのが24ページになります。

   これで、しおりは完成となります。お疲れさまでしたー
   ページ数で間違いがないか、確認してくださいね。

▲完成写真です。

   このしおりを持ち運んだり、誰かにあげるには、A5の透明袋にしおりを入れると便利ですし、見栄えがよくなります。
   もう、これで仕上げは完璧でしょうね。


▲写真ではわかりにくいですが、透明袋に入れると良い感じですよ。

 


<<
>L<
>>