2009年12月の日記:[以前の日記]
12月30日(水)
必要な原稿用紙の枚数 : 328 枚 328 枚目の使用行数 : 15 行
とりあえず棄ててきた。 あと数時間もすれば悪口がいっぱいでてきそうだが、今のところ、満足な出来。 ただ前提条件として棄てる先を間違っているって気もするんで、何も無ければそう言うことなんだろう。
とりあえず今、「感受点論」という理論が頭に浮かびつつあって、それは前述した「感情移入」の話の発展形。 途中経過は前述のリンク先に書いて置いた。 来年の課題はその「感受点論」を念頭に置いた創作かなぁ。
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12月27日(日)
必要な原稿用紙の枚数 : 322 枚 322 枚目の使用行数 : 2 行
※チェック済 必要な原稿用紙の枚数 : 298 枚 298 枚目の使用行数 : 10 行
史書上、傅燮のセリフ中に『後漢紀』では記載無く『後漢書』に記載有る人物に漢陽郡の主簿の楊會が居る。 唐突にセリフ中に現れるものだから、自分の小説には登場させないつもりだったが、物語を回すために登場させる。 物語中、耿使君が軍事行動を起こす直前あたり。ここらへんから物語が加速する。 …と日数がないので、呑気に構えている場合ではないんだけど。
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12月24日(木)
必要な原稿用紙の枚数 : 311 枚 311 枚目の使用行数 : 13 行
※チェック済 必要な原稿用紙の枚数 : 280 枚 280 枚目の使用行数 : 9 行
范津の再会シーンまでチェックしたんだけど、『後漢紀』を読んでいると、「斬司徒天下乃安」のところで「有詔問本意」と詔書を通じて皇帝が傅燮を問うていることが明記されており、現行のほぼ対面している箇所を修正している最中。 詔を挟まない方がテンポがよいんだけど、やっぱり史書の記述に忠実にしておきたかったので修正を決心。
そういった「忠実」とは別のアプローチとして「感情移入」というのを下記のリンク先のように最近、聴いて、次の課題の一つにしたいね。
メモ:歴史漫画における少年漫画と少女漫画との違い
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12月18日(金)
必要な原稿用紙の枚数 : 308 枚 308 枚目の使用行数 : 17 行
※チェック済 必要な原稿用紙の枚数 : 249 枚 249 枚目の使用行数 : 5 行
と言うわけで、予定通り京都国際マンガミュージアムであれこれ漫画やアニメの学術関連のイベントに出席し続けて刺激を受けまくっている。もちろん一般参加なんだけど。 美学か社会学かって二項対立もそうだし、文化資本か経済資本かって二項対立もいろんなところに通じて面白い(もちろん対立し得ない例外はすぐに議論の俎上に乗せられるんだけど)。
それで朝と夜に作業は進めている。物語中、ようやっと黄巾が終わり、舞台は涼州へ。 しかし、枚数上、あと50枚だけで終わってしまうんだから、よほど描写がスカスカなんだろうか(汗)
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12月16日(水)
必要な原稿用紙の枚数 : 306 枚 306 枚目の使用行数 : 18 行
※チェック済 必要な原稿用紙の枚数 : 171 枚 171 枚目の使用行数 : 17 行
物語中、豫州の黄巾討伐のところ。
別にここが物語の山場というわけではないが、結構、細かい描写となっており、付け足すどころか削りたいぐらいだ。 元々、他の小説から移植させた部分なので、当然といえば当然だが、バランスを考えたら、後々のシーンをもっと付け足さないといけない。 なので、その部分の執筆時間を確保するため、早い目に切り上げないとね。
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12月7日(月)
必要な原稿用紙の枚数 : 304 枚 304 枚目の使用行数 : 16 行
※チェック済 必要な原稿用紙の枚数 : 71 枚 71 枚目の使用行数 : 14 行
伝聞のシーンだと言うのに段紀明に関係するところで詰まりに詰まってようやく抜け出す。
まぁ、追加のところなので、総数が300枚を超えて一安心なんだけど。
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12月1日(火)
必要な原稿用紙の枚数 : 299 枚 299 枚目の使用行数 : 7 行
※チェック済 必要な原稿用紙の枚数 : 63 枚 63 枚目の使用行数 : 11 行
ある程度、想定はしていたけど、やはり後漢末の涼州のことを描こうとすると、段紀明のことは避けて通れない感じ。 だけど、涼州でのシーンじゃなくて、中央で服毒死する際のところだ。なんせ傅南容の師となる劉文饒二度目の太尉就任の前任者だから。 あと、段紀明が獄に入れられるのは、名目上、中常侍が絡むという、何とも時代を反映している(まぁ、単純な二項対立には描きたくないね)。
ここらへんの太尉ってどっかの番組みたく日食が絡んでいることが多いね。
メモ:日有食之
上のメモでは抜け落ちているけど、『後漢書』皇甫張段列傳を見ると、段紀明も日食により「自劾」、つまり自ら太尉を辞めている。 というわけで、伝聞エピソード追加中。
それとあまりこの日記には直接関係しないけど、12月は面白そうな予定が詰まっていて、以下のリンク先に纏めてみた。お金と余裕があれば、さらに京都国際マンガミュージアムで行われるイベントに一般参加したいところだね。
12月の予定
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