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2010年12月の雑記
2010.12.01.
<<2010年11月の雑記


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   このページは日記コンテンツです。本サイトでは全然、ジャンル違いなので注意です。


12/1   萎縮の構造

>>マンガ家Sのブログ

>>石原都知事はマンガ界の自主規制の実態を知ってるの?(上記ブログ記事)

   キーワードは「表現者が萎縮する」で。確かに時代考証云々とか言うと、萎縮してしまう構造に似ている。

   CS放送の『ハイスクール奇面組』。アニメ自体が奈良あるある。アニメの修学旅行京都ネタでバスの中の遠景で山が連なっていれば、それは奈良に向かっている。『アタックNo.1』の法隆寺から東大寺への移動シーンはまるで山奥なのを思い出した。


12/3   SFドラマ

>>Super! drama TV | TORCHWOOD

   『秘密情報部 トーチウッド2』、つまりTORCHWOODのシーズン2の5話「アダム」。タイトルのアダムという登場人物はトーチウッドのメンバーの記憶を改竄し、メンバーに成りすましている、ってところがスタート。そういえば「STAR TREK;The Next Generation」でもそういう話あったなぁ。今調べてみると、第114話「謎めいた記憶喪失」(原題「Conundrum」)だ。地上波放送当時、録画失敗したやつで、後年、DVD購入して見た話だからよく覚えている。スタートレックの方は成りすましメンバーにそれまで無かった役職(戦術士官か参謀か何かだっけ?)が出てきたので、よりセンス・オブ・ワンダーが
   それにしても上記サイトの画像altが「秘密情報部」ではなく「秘密警察」になっていて、おかげでずっと後者の方で覚えていて、心の中でずっと「警察に成りすますシーンはあるけど警察じゃないんだけどな」って思っていたよ。


12/8   マンアフターマンを見るような

   塩野七生/著『ローマ亡き後の地中海世界』下(新潮社2009年1月)を上巻に引き続き図書館から借りて読んだ。ふと図書館で、以前より読みたかったものだったことを思い出せて良かった。同著『ローマ人の物語』の続編に当たるものであり、それから考えると繁栄していた地中海世界が侵略を受けどんどん荒廃していくさまが、まさに盛者必衰の理をみるようだね。あとP.186で面白い記述を見掛ける。引用すると「派手に戦っていながら戦死者どころか負傷者もゼロという傭兵同士の戦闘は、イタリア・ルネサンスの研究者ブルクハルトの言葉を借りれば「芸術としての戦闘」となるが、傭う側にすれば、早々にカタをつけたいから始めた戦闘なのにいっこうにカタはつかず、ただただカネだけが出つづける、ということでしかないのであった。」。現在のショービジネスに通じるものがあるね。


>>Dead Zone / デッド・ゾーン

   KBS京都で『デッド・ゾーン』シーズン2の第25回「天国の教会」(Zion)放送。映画版との比較した回と見ればまた違った感じとなる。介護士と会わなかったらどうなるかパラレルワールド的な話。センス・オブ・ワンダーだね。


12/9   ガンプラ由来(憶測)

   CS局のアニマックスで『機動戦士Zガンダム』12話。ジャブローではザクタンクとかジムキャノンとかガンプラ由来(推測)のモビルスーツがいっぱい出てくる。改めてみると映像的に面白いことになっているな。

   CS局のディズニーXDで映画『ゴーストバスターズ』。初めの30分はゆるやかに進むんだね。なつかしぃー。しかし1980年代のアメリカは今の日本みたいな雇用状況だったんだね。


12/10   いわゆる自炊

   自分で買った書籍を自分でスキャナーで取り込んでデータ化する行為を「自炊」っていうらしい。それは下記のブログ記事等で知った。

>>ゆるデジ - オタキングex公式サイト

   その自炊をテレビ番組『ワールドビジネスサテライト』で映像として初めて見た。それとパブーの紹介もあった。

>>[WBS]ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

>>ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム


12/14   日本制作だけど海外視点?

   NHK-BS1番組『TOKYO EYE」「東京へアクセス」の回。日本ではたまに普通のバスをリムジンと呼ぶ、とか、日本のタクシーは信頼度が高いが、英語が殆ど通じないとか、容赦のないツッコミが魅力の番組。

>>NHK WORLD TV | TOKYO EYE

   NHK総合ドラマ『セカンドバージン』。想像の範囲の二歩も三歩も先を行っていた素晴らしい脚本。映画『マルコビッチの穴』ぐらいかな、この感覚は。

>>セカンドバージン | NHKドラマ


12/15   ロバート・ピカード

   『スター・トレック;ヴォイジャー』のドクターを演じたロバート・ピカードを別ドラマで立て続けに見る。KBS京都の『デッドゾーン』シーズン2の「嵐」。そして翌日のCS『スターゲイト アトランティス』シーズン5の97話。後者はシーズン5のレギュラー。三役は性格が違うんだけど、役者が個性的な顔立ちで変わらないように見えるところが面白い。

>>Star Trek Voyager - STAR TREK/スター・トレック

>>Dead Zone / デッド・ゾーン

>>AXN - 海外ドラマチャンネル|スターゲイト:アトランティス


12/16   ミツバチ集団失踪

>>ミツバチ集団失踪:疑惑の殺虫剤と米環境保護局 | WIRED VISION

   殺虫剤が原因という説があるんだったら、マスコミで大々的にとりあげられ検証されるべきなんだけど、そうならないのはやはり利害関係が潜んでそう。


   CS局でドラマ『世にも奇妙な物語'99 秋の特別編』。「マニュアル警察」が面白かった。この頃の分は今と同じでハズレもあるけど、当たりは必ずあった。当たりの中でもこういった妙なコメディ回が好き。


12/17   楽屋ネタ

   『エスパー魔美』14話。魔美に風呂まで押し掛けられ、お湯をかけて追い返した高畑さん曰く「まるでシズカちゃんみたいじゃないか」。『ドラえもん』と同じ作者ならではの楽屋ネタ。


12/20   やはりCSチェックは続く

   日テレG+『プロレスクラシック(67)最強タッグ 夢の対決!』。1983年のジャンボ鶴田リック・フレアー で鶴田さんを先導している顔に何やら見覚えのある顔が。三沢選手だ! テレビに映ろうと通路に立ちふさがる子供を三沢さんが裏券でこついているのが面白かった。あとトラースキックがザ・グレート・カブキ選手に使われるせいか、カブキキックって呼ばれていた。

>>プロレスクラシック - CS放送 日テレG+ 日テレがお届けするCSスポーツチャンネル

   CS局のTBSチャンネルの『スジナシ』連日放送。「ゲスト:升毅」の回。高さを測る器具(ハイトゲージだっけ?)とか適度な万力配置とか、かなりリアリティのある町工場のセットだね。

>>hicbc.com:スジナシ - 笑福亭鶴瓶 -


12/22   アメリカでの日本のAnime

   草薙聡志/著『アメリカで日本のアニメは、どう見られてきたか?』(徳間書店2003年7月31日)を図書館から借りて読んで返す。以下、読んだ時のメモ。
   「3 方法としての「国籍抹消」」 「宮崎駿の「過剰表現主義批判」」のP.100からの引用。「<笑えば顔が崩れるために笑うことのない、冷笑しかできないヒーロー、普段の巨大なひとみと、突然ズッコケて点になってしまうひとみの両方を脈絡なく持つヒロイン。存在感のない極端にデフォルメされた人物が、派手な色彩のデフォルメされた世界で、勝手気ままに時間をひき延ばしながら、カッコばかりつけている作品が、日本のアニメの一大特色になっていくのである>」。大元のの文章は宮崎駿『出発点【1979~1996】』(徳間書店、1996年)から。
   P.113「4 「異物」の排除と「異質」の受容」の冒頭から「ファンサブ(fansub)」問題について取り上げられている。アメリカで市販される日本製アニメにファンが無許可で自ら英語字幕を付ける(subtitle)行為。その一例としてFANSUBS.NETのFAQが挙げられている。
   P.151に『Robotech』の一つの編集元に使われたアニメ『機甲創世記モスピーダ』あり(1983)。再放送を頻繁にやっていたんで、見ていたんだ。それほど面白いとは思わなかったが、SFマインドを植え付けられた作品の一つだね。SF脳で面白いと感じていた。

>>ROBOTECH.COM - The Official Robotech Web Site!

   というより『超時空要塞マクロス』・『超時空騎団サザンクロス』・『機甲創世記モスピーダ』を繋いだ『Robotech』、見たい!   P.158の「○もとをただせば「マクロス」」を見てそう思った。あと、P152の「日本原産ロボット玩具の大ヒット」によると、タカラのミクロマン、ダイアクロンをハズブロが1984年にTransformersの統一タイトルで米国内に売り出したそうな。というとトランスフォーマーは逆輸入と言えるのだね。
   この書籍は基本的にアメリカで上映や放映された日本製アニメの年別リストに沿って記述が進むが、最後の「10 「メディア芸術」の国から」は米国での日本製アニメをストーリィ漫画も含め多角的に書かれる。


   テレビ番組『ザ・ベストハウス123』のゲストで来ていたドラマ『サザエさん』のワカメ役の子役が関西訛りっぽい。ワカメ役としては登場してなかったんだね

>>ザ・ベストハウス123 - フジテレビ

>>サザエさん生誕65年記念!!アニメ&ドラマ 新春サザエさんスペシャル - フジテレビ


   しかし『スジナシ』おもしろいね。昨日の高橋惠子さんの回もちゃんとまとまっていて、今日のマギーさんの回もちゃんと起伏があってオチがついて面白い!


   『世にも奇妙な物語'94 冬の特別編』「言葉の戦争」とか懐かしい。というか、当たりはこれだけか?。『世にも奇妙な物語'95 冬の特別編』。「ブルギさん」「最後の喫煙者」当たり! 前者が星新一、後者は筒井康隆原作で納得のところ。それに比べその間の「鍵」は何がいいたかったんだろう。


12/24   Pop!

   NHK総合『洋楽倶楽部80's ウインター・スペシャル』。 MEN WITHOUT HATS「Pop Goes The World」という曲。日本のサッカーの応援歌に使われる原曲。原曲の方がポップで格好良い。

>>洋楽倶楽部80's


12/25   マンガ夜話

   NHK-BShiで『BSマンガ夜話』再放送。1996年ではスタジオセットがソファーだったんだ。一般の部屋をイメージしているんだろうか。なぜか『攻殻機動隊』の回が撮れてなかった、無念。『ナニワ金融道』の回のFAXで法律等の教師がとっかかりにこの作品を進める話や、裁判者や銀行に常備しているところもあるといった話を聞いて、物語の力を改めて考えてしまうね。


   読売テレビの番組『ZAIMANプレミアム』を見る。その番組で「ZAIMANレジェンド」ってコーナーがあって、芸人のインタビューでキングコング梶原さんにお猿の格好させようとしていたり、ブラックマヨネーズ吉田さんに毛皮着させたり、チュートリアル徳井さんに白いタキシード着させたり、キャラ付けの名目でひどい番組やな。


12/26   やはりこの時期は

>>オートバックスM-1グランプリ2010 公式サイト

   『M-1グランプリ2010』を見る。事前の予想通りやっぱりジャルジャルはコント内漫才だった。今は無き番組『エンタの神様』内で「フランチェン」コントでお馴染みのスリムクラブの漫才は想像できなかったが、やはりコントだった。審査員の誰も見抜いてないように見えてしまったが、それが高得点の秘訣か。笑い飯は結局、Wボケから交替ボケに切り替えたのが良いね。想像力を刺激する方向は素晴らしい。というか、時間外で「ビキビキ、ビッキーズ!」やったのはおもろかった。
   二回目の笑い飯のネタは関西で散々やったネタなので新鮮みがなかった。その点、スリムクラブは新鮮みを失ってないのがすごい。そういう意味でパンクブーブーはほぼ同じネタで(というかオチは本当に同じ)冒頭で飽きが来てしまった。
   南ちゃんのコメントで気付いたけど、押しと引きの戦いだったんだね。
   追記。ビデオで敗者復活戦を見たら、パンクブーブーは決勝一回目と同じネタだった。

>>オートバックスM-1グランプリ2010 公式サイト


   アニメ『サザエさん』を見る。特別編ってことで、長谷川町子先生のサザエさんができるまでをやっていた。

九州の家を売る→それを資金に東京で出版社「姉妹社」起業→書き下ろしで規格外の『サザエさん』版本を売るが、そのため書店が取り扱って貰えず→返本が多すぎて倉庫から出される→仕方ないので庭に倉庫を造る→借金し普及している版本の二巻を売る→書店で取り扱って貰える→人気が出たんで一巻も扱って貰える→新聞社から仕事が来る。

これらはほとんど母親主導だそうな。というか成功したからかっこいいけど、すごいリスキーだね。

>>サザエさん - フジテレビ


12/31   大晦日バタバタしながら何とか見る番組

>>TBS「Dynamite!!」

   TBS系列の番組『Dynamite!!』を見る。中でも「青木真也 vs. 長島☆自演乙☆雄一郎」。1R目は3分間のキックルール、2R目は5分間のDREAMルール。素人目に見て1R目は青木選手が消極的なファイト、時間稼ぎが目立ち、2Rに青木選手がタックルに行こうとしたところをカウンタで膝蹴り、KOされる。カタルシスだね、痛快! 自演乙よくやった! この大会で唯一面白いと思ったシーン。というか昭和だとショック死放送(都市伝説?)だと思った、桜庭選手の耳もげた結果。あんな映像だからダイジェストでしか流さなかったのか?




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