日本古代史最大のミステリー、邪馬台国はどこにあったのか?「近畿説」や「九州説」など論争が続く中、佐賀・吉野ヶ里遺跡で進められた発掘調査から、新たな“謎”が浮かび上がった。先月、弥生時代後期の有力者のものとみられる石棺墓のフタが外された。土に付着していた赤の顔料は何を意味する?墓のフタにつけられた×や+の無数の線は誰が何のためにつけた?約1800年の時を超え、研究者たちが挑む“歴史の空白”に迫る。