九州大学入試の国語で三国関連2023(2月25日)

下記関連記事と同様、大学入試に三国関連がないか、下記サイトをチェックする。

※関連記事 慶應義塾大学の日本史入試で邪馬台国関連2023(2月15日)

※新規関連記事 新潟大学の入試世界史で九品中正2023

・大学入試 問題と解答 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/nyushi/

 そうすると下記関連記事の昨年に続き今年も九州大学の前期日程入試の国語に三国関連がある…といっても上記関連記事の東京大学入試国語よりさらにプチネタの印象があるけど意外とそうでもない?。

・九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
https://www.kyushu-u.ac.jp/

※昨年記事 九州大学の日本史入試で三国志関連2022(2月25日)


 それは四の漢文、『顔氏家訓』より。それに訓点がつけられる。「魏武」(曹操)や「袁遺」、「皇甫謐」の名が出てくる。それぞれ『三国志』巻一魏書武帝紀、同武帝紀注所引「英雄記」、『晋書』巻五十一皇甫謐伝に記載がある。下記のところ。これについて7つの設問が用意されていた。

・『顔氏家訓』巻三勉學
人生小幼、精神專利、長成已後、思慮散逸、固須早教、勿失機也。吾七歲時、誦靈光殿賦、至於今日、十年一理、猶不遺忘;二十之外、所誦經書、一月廢置、便至荒蕪矣。然人有坎壈、失於盛年、猶當晚學、不可自棄。孔子云:「五十以學易、可以無大過矣。」魏武・袁遺、老而彌篤、此皆少學而至老不倦也。曾子七十乃學、名聞天下;荀卿五十、始來遊學、猶為碩儒;公孫弘四十餘、方讀春秋、以此遂登丞相;朱雲亦四十、始學易・論語;皇甫謐二十、始受孝經・論語:皆終成大儒、此並早迷而晚寤也。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/6392