大学入学共通テストの世界史Bで三国志関連2022(2022年1月15日)

※前の記事 中国における正史の形成と儒教(2021年12月20日)

※関連記事 大阪大学の入試国語で蔡邕関連2021(2月25日)

※新規関連記事 関西学院大学の世界史入試で三国志関連2022(2月1日)

 昨年の上記関連記事にあるように、大学入試に三国関連がないか、チェックする季節となってきた。それで昨年の下記関連記事同様、いや大学入試センター試験から名前がかわって大学入学共通テストに見られる三国ネタの記事。2022年1月15日土曜日が初日でその文系教科から。昨年同様、下記の読売新聞の大学入試を通じたもの。

※昨年記事 大学入試センター試験で三国志関連2021(2021年1月16日)

・大学入試 問題と解答 - 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/nyushi/


 具体的にはまず世界史Bの第1問、「世界史上の学者や知識人」について述べた文章A-Cを読んでからの問で、Cのあとの問9の選択問題。その中の「研究」とされた2つの文のうちはじめの方が
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あ 『三国志』魏書東夷伝倭人条(魏志倭人伝)を用いた,邪馬台国についての研究
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
となる。世界史の分野だからちゃんと「『三国志』魏書東夷伝倭人条」表記はここちよい。

 その次が本題というか話題になった方、同じく世界史Bで第5問。それは墓や廟についてで、そのBの文がある写真についての授業での会話文だ。その写真は関羽像、青龍偃月刀を右手に持った鎧での全身像だ。その写真に似合わず会話文では関帝廟についての話が先生と生徒の間でかわされるのだけど、問4から6がぶら下がる形となる。問題の題材は関羽だけど、近代の関帝廟なので、問は近代に関するものとなるので割愛。でも会話文の三国的トピックを上げると、関帝の説明は(『三国志』ではなく)「『三国志演義』の物語で活躍する関羽という武将」で、日本での関帝廟については生徒の口から横浜、先生の口から神戸、長崎が挙がっていて、先生の口から「関羽の出身地」とされる山西省の山西商人たちが祭り始めたためともいわれています」(「祀り」ではなく)と。何だか下記の上智大学の入試を思い出してしまった、いやそれほどひどくないけど微妙なズラし方。

※関連記事 上智大学の入試で三国志関連2013

※新規関連記事 新・三国志 関羽篇(東京 歌舞伎座2020年3月3日-28日)

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