三国に関係するところを下記に引用しよう。
p.124 『玄奘西域記』について
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以前の連載(『三国志』、『西遊妖猿伝』など)では、表彰考察ではいつも戦闘シーンの描写を分析しなければいけない。だが、本作品自身のテーマは「未熟な成長史」を描くものであり、その他は「政治と癒着する宗教」、「排他的な暴力となる宗教」などの思想、心理的な面におけるテーマをも扱っていた。そのため本作品では本格的な戦いの場面はほとんどない。
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p.133 終わりに
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これらの考察からわかるが、日本の三国志マンガ作品の再創作の度合いに比べて、日本の西遊記マンガ作品の方がより強い再創作の度合いを示している。
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※三国志マンガの定義をおさえる必要あり、ね。
p.135
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これらの表象的な変化からわかることは、三国志マンガの創作とは違い、西遊記マンガの創作をする際には、作家側がより良く原作を活用し、様々な要素と融合させる点である。
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46号に関しての三国ネタは以上なんだけど、実は前号に三国ネタが残っていたというのが次の記事。
※次の記事
メモ:朝ドラ『なつぞら』に描かれたアニメーションとその世界(ビランジ45号2020年2月22日発行)