千葉大学の入試で後漢書関連2015

※前記事 京都大学の入試世界史Bで〔孫権〕(2015年2月25日)

上記記事の一つ前の記事に引き続き、大学入試に三国関連がないか、下記サイトをチェックする。

・大学入試2015 : 大学入試 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/nyushi/
※残念ながら2015年の分はRobot.txtでアーカイブが弾かれている。

そうすると国立前期入試日程(2月25日)の千葉大学に『後漢書』関連がある。プチネタだけどね。

・国立大学法人 千葉大学|Chiba University
http://www.chiba-u.ac.jp/

千葉大学前期入試の日本史は日本人男性の平均身長の変遷を軸に問題を組み立てている。それらの中の[1]の問2に「2世紀後半の倭国大乱については,中国の史書に記されている。何という史書か。」とあり、答えは『後漢書』だね。
ちなみに下記関連記事の一つ目にあるようにその列伝七十五東夷列伝に「建武中元二年、倭奴國奉貢朝賀、使人自稱大夫、倭國之極南界也。光武賜以印綬。安帝永初元年、倭國王帥升等獻生口百六十人、願請見。桓・靈閒、倭國大亂、更相攻伐、歴年無主。」とある。

※関連記事
 同志社大学の入試で三国志関連2012
 英雄たちの選択「女王・卑弥呼 “辺境”のサバイバル外交」(2014年4月10日)

※次記事 広島大学の入試で晋書関連2015
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