2006年2月「三国志-正史と小説の狭間」

 まだ手にとって読んでないけど、ネットで見かけたので書籍をご紹介。

タイトル 三国志-正史と小説の狭間
著者 満田剛
ISBN 4-89174-786-2
価格 1800円
発売 2006年2月
出版 白帝社

・白帝社のサイト
http://www.hakuteisha.co.jp/
・三国志-正史と小説の狭間
http://www.hakuteisha.co.jp/new_pages/books/786-2.html
※このページから注文できる。

 「三国志」、「正史」とタイトルにつけられると、経験上、すごく胡散臭いものを想像してしまうが、失礼な書きようだけど著者は研究者の方なのでそういうことはなさそうだ。
 「長沙呉簡研究報告」第1集で「長沙走馬楼吏民田家[くさかんむりに別]に見える姓について」という報告を書かれている人だ(いや、たまたまその冊子が今、手元にあったもので)。
 上記リンク先の紹介文によると、内容は三国志、裴松之の注、三国演義、三国演義の日本での受容などが書かれているらしい。三国志の中身じゃなくて、三国志の成立とその後の影響について知るには良い本かもしれない。

<2月13日追記>
 ちょっと誤解していたんだけど、第1章が三国志、裴松之の注、三国演義、三国演義の日本での受容などが書かれていて、第2章から第7章までが三国志に載っていること(つまり三国志の中身)を時代順に説明しているとのこと。

※追記 図解 三国志 群雄勢力マップ(2009年6月16日)

※追記 【三国志街道】孔明の夢~街亭・五丈原~(2009年8月18日-24日)

※追記 ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/277