三国志を読み解く―山田図書館企画展示―(2009年8月25日-9月17日)

※参照記事 メモ:三国志とNHK

アクセスログを見ると「中国三国志紀行 英雄孔明の伝説を訪ねて」と検索され、それは番組名で上記参照記事に行き着くのだけど、何気なく再検索してみると、下記のサイトの下記ページに行き着く。

・名古屋市図書館ホームページ
http://www.library.city.nagoya.jp/

・三国志を読み解く ―山田図書館企画展示―
http://www.library.city.nagoya.jp/kensaku/osusume/adult09.html#chap0909_17_2

つまり、名古屋市西区八筋町にある山田図書館にて2009年8月25日火曜日から9月17日木曜日まで「三国志を読み解く」という企画展示が行われたという。上記ページの展示の写真をみる限り本棚の区画ごとに「(三国志)の世界」、「波瀾万丈!三国志演義」、「神様に関羽」というコーナーになっており、それぞれ説明文があり、それらが合わさり展示自体が読書ガイドの役割を果たしている。
それとは別に上記ページからもリンクを辿り閲覧できるが、『三国志を読み解くためのブックリスト[2009.9作成]<PDF形式、432KB>』が用意されている。それには簡単な説明と、その後に「定番」を掲げたりと読者ガイドとしての役割を担っている。そのため、三国ジャンルへのとっかかりには適しているように思える。
但し、「シミュレーション」が尽く「シュミレーション」と誤っているが。このリストを見ると、ここ数年の書籍でも「三国志ニュース」でフォローしていない分もあるので、記事を改めて個々の書籍を紹介するかもしれない。
もう手遅れだけど、開催時期をもう一ヶ月早めれば夏休みの読書感想文向けにも機能したように思えた。

※関連記事 「三国志 読書感想文」or「三国志を読んで」

一つの図書館でもこれほど、見栄えの良い企画展示ができるんだから、三国施設で同じように行えば、魅力的な展示になるのかな、と思った。例えば下記のサイトの「施設のご案内」に書かれている「石城の里 三国志城」の「資料室」や、

・三国志城博物館
http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/

※関連記事 三国志資料室(山口県の三国志城)
※リンク先の写真は設置しはじめた2005年のものなので、おそらく今はより大規模になっているだろう。

下記のサイトの「KOBE三国志ガーデンとは」に書かれてあって将来的に設けられる、「KOBE三国志ガーデン」内の「三国志図書館」(※こちらについては記事を改めて紹介する予定)にて行われる等。

・KOBE三国志ガーデン
http://www.3594garden.com/

※追記 三国志図書館化計画(KOBE三国志ガーデン)

※追記 中国三大奇書の成立と受容(2006年10月2日-27日)

※追記 一、二、「三国志」展示(2011年4月12日-27日)

※新規関連記事 図書館から始まる三国志の旅(東京都江戸川区2018年10月28日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/2214