三国志ジョーカー(ミステリーボニータ9月号、2010年8月6日)

※前回 三国志ジョーカー(2010年7月6日)

 2010年8月6日発売の『ミステリーボニータ』9月号で連載二回目の青木朋/著『三国志ジョーカー』が掲載された。

・青木朋HP++青青
http://aoki.moo.jp/

※著者サイト

・ミステリーボニータ9月号に「三国志ジョーカー」  (※上記ブログ記事)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=1489163

・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
※出版社サイト

※以下、出版社サイトの雑誌ページより引用。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新連載第2回、カラー!! 司馬懿、本格始動!!
三国志ジョーカー
青木 朋
司馬懿に興味を持った曹丕は、彼に「ある事件」の相談をしてくるが…!?
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※引用元の左横にある画像は曹丕。前回は曹節だった。

 続きはネタバレ気味で(つまり軽いネタバレ注意)。



 前回に司馬懿くんから授かった眼鏡を、今回、天人の物として昏儀の時にも持っており、献帝に「眼鏡、萌~」というところは笑った。尤もその萌の使い方は紀曉嵐『閲微草堂筆記』卷一 灤陽消夏の由来で清代まで降るので時代錯誤なんだけど(…とニセ由来ね・笑)
 そして『司馬懿くんの事件簿』時代でお馴染みの曹丕&曹植、陳羣がトランスメディアされて遂に『三国志ジョーカー』に登場した。いや、なつかしぃ~。それから曹操登場。前回の諸葛亮に続き有名人枠だろうね。今回も濃密な内容でした。要らぬ心配としてはキャラクターの多さとか内容が詰まっているので三国志ファン以外の読者はどうなんだろう、って気になった。まぁ、豊富で魅力的なビジュアルと中国三国代で現代のものが出てくるというセンスワンダーでそれは読者にとって躓きにならないだろう。実際、今回の「ミステリーボニータ ホットライン」(つまり読者からのお便りコーナー)で『三国志ジョーカー』への言及があった。
 あと今さら気付いたんだけど、マンガ本編の欄外に、作者から読者へのメッセージみたいなのがあるんだね。今回はマツゲの作画について。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/1750