第22回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会)

第22回下鴨納涼古本まつり※関連記事
 第32回 秋の古本まつり(京都古書研究会)
 第27回春の古書大即売会(京都古書研究会)

※追記 第33回 秋の古本まつり(京都古書研究会)

※追記 第23回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会)

 上記関連記事のように京都古書研究会主催で毎年、春と秋に古書市が開かれており、夏も開かれていると耳にし、初めて足を運ぶ。

・京都古書研究会
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/

 それが「第22回下鴨納涼古本まつり」。2009年8月11日火曜日から16日日曜日まで開かれている。10時から18時の間。名前の通り下鴨神社で開かれていて、炎天下の中を想像していたが、そうでもなく、会場が「糺の森」とあって、木陰が心地よい。また入口近くにかき氷の販売と飲食スペースが設けられており、適度に涼をとることができる。通りの中央にはくつろげるようベンチが適度に用意されている。
 会場は、右に掲げる南から撮った写真にあるように、南北に長いスペースの東西両サイドに店舗が並ぶという様子だ。実際、出店しているのは33店舗と「春の古書大即売会」より少ないが、その分、販売している本の数が多く、それに加えスペースが広いので「秋の古本まつり」よりゆとりのある配置と感じる。

 それでまず紫陽書院に行って、例の明代版本の『蔡中郎文集』十卷外傳が置いてある本棚スペースが今回も健在であることを確認してから、左回りで一通り回ってみる。
 16時半ぐらいに到着したものだから、一店一店じっくり見るというよりかは、会場の雰囲気を味わう目的で適当にさらりと見て回っていた。


 ここまで書いておいてなんだけど、そんな足取りなもので、特に新しい三国志ネタは見あたらなかった。ある店で第何冊か忘れたけど、1冊だけ岩波書店の『後漢書』が半額で売られていたことぐらいかな。

・岩波書店ホームページ
http://www.iwanami.co.jp/


 結局、秋と春と同じく何も買わずに引き上げたわけだけど、同行者は下記、ブログ記事で紹介されてある、元所有者の名前入りの(笑)、『全訳 漢辞海』を購入していた。購入理由は下記のブログ記事らしい。

・古代中国箚記
http://ancientchina.blog74.fc2.com/

・漢文を読むための必携工具書
http://ancientchina.blog74.fc2.com/blog-entry-234.html

※リンク追記
・中国の文学と美学・於菟の世界
http://blogs.yahoo.co.jp/kadowaki1010/
・『全訳 漢辞海』
http://blogs.yahoo.co.jp/kadowaki1010/52150589.html
http://cte.main.jp/newsch/article.php/1367