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▼ポコさん:
>質問です。
>鐙は、まあなくてもいい気もするんですけど、椅子ってどうなっていたのでしょう?
>横山光輝の史記とかの漫画を見ると、箱のようなものに座っていたり、地べたにじゅうたんのようなものを敷いて座っていました。
>三国時代もそんな感じなんでしょうかねぇ?
後漢〜三国時代の座具を、小説の資料として昔からちょこちょこと調べています。
考古学的な資料をみると(当時の絵とか画像関係)、おっしゃるとおり、平べったい箱もしくは板に足のついた低い台のようなものに正座していたようですよ。
あと、何か敷物をしいて座ったりとか(それが、ござなのか、むしろなのか、じゅうたんのようなものか私はわからないですが)。
前者の箱を何と呼ぶか、まだ私からは断言できないです。
「中国古代の生活史」という本([#75])では一様に「床」(しょう 旧字で「牀」)と呼んでますし、「中国古代の服飾研究」という本([#64])では一様に「榻」(とう)と呼んでます。
これら2つが当時でもそう呼ばれていたかどうか不明です。
ちなみに同じものかわからないですが、「牀」は寝床(ベッド?)としても使われます。
▼参照(「睡人亭」というサイトからです。http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~tyv07679/)
http://www.ritsumei.ac.jp/kic/~tyv07679/sangoku/syuzen.htm
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