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そもそも、「覇者」とはなんなのでしょうか。辞書を引くと「覇道を以て天下を治める者(広辞苑)」とあり、「覇道」とは「儒教で、武力・権謀を用いて国を治めること」とあります。
>魏の人はほとんど考え方が軍事的で天下を取ることだけに目がいってしまっているような気がします。
私が思うに、曹操も天下の安泰を願っていたのではないでしょうか。「三国志演義」の勧善懲悪によって、風月さんは上のように思ったのでは?
風月さんは吉川英治の三国志の読者でしょうか? 吉川英治の三国志の読者は曹操のイメージを風月さんのようにとらえるのでは?
>本当の覇者というのはやはり安泰を目指し、戦をするような人だと思います。
>そう考えると呉の元君主である孫策が覇者にふさわしいのではないのでしょううか?
平和があるから戦争があるのだと思います。平和への過程には戦争を避けられない、必然的な時があるのではないでしょうか。平和は誰もが願うもので、その気持ちは孫策も曹操も、劉備も孫権も、誰もが願っていたのではないでしょうか。
孫子が言うように「戦は国の趨勢に関わる」と言っています。誰もが戦を快く思ってはいなかったのではないでしょうか。しかしどうしても戦が避けられない、だから戦をするのではないでしょうか。
だから「覇者」とは皆、天下の安泰を目指しているのだと思います。孫策に限ったことではないのではないでしょうか。
支離滅裂&個人的平和観がごちゃまぜになっていますが、あしからず……
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