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実は、皇甫嵩の火計には因縁がありまして……
その話をふられると、ホント、どこか草原で火計実験をしたいぐらいです。
(あ、かといって、山火事のニュースがあっても私が犯人と思わないで下さいね・笑)
話が長くなります。
とりあえず途中経過は以前、しまみおさんのサイト「水天宮」に差し上げたコラムに書いたのですが、私の中では未だに決着ついてないです。
えーと、そのコラムのタイトルは「風が吹けば火はどっち?」です。
そのタイトル名のまま、Googleで検索すると、みつかります。
って、サイト管理者がのぞむ正しい行き方は「宝物の間」→「守りぬいて 14」→ページ末にリンクがある「語りぬいて?」です。
で、結局、火は風上へ燃え広がる、ということで皇甫数の火計を小説で書きました。ほとんど後で書き直してもいいかなと考えてです。
(孫子の記述が「火發上風、無攻下風」と曖昧表現ですし)
赤壁の役では、火を乗せた船を敵の船にあてるという「着火」の意味合いが強いので、問題はないのですが(まぁ、元は江表伝ですけど……って他にもありましっけ?)。
野焼きは風下から着火するといいますし(ってサイトによって違うかな。)
数年前に読んだ本の、物理のパーコレーションモデル実例、森林火災モデル(山火事モデル)の前提条件が間違っているって話だったら、丸くおさまるんですけど。
(今度、図書館で、他の本でパーコレーションモデルを確認してみます)
▼介子嘉さん:
> 火攻めの考察が抜けていたので追加したら、テキストの『百戦奇略』、火戦の項目の例、噂の皇甫嵩と朱儁でした。
> 孫堅は彼らにくっついていたのですから、黄蓋がこの火戦を実際に見聞していても不思議なことはないということですね。
そうですねー。火計自体、奇計ですからね。私は皇甫嵩の件と赤壁ぐらいしか思いつかないです。
あ、あと、江表伝の孫策の上表「火放上風、兵激煙下」。
これも、
上風 火 敵軍 煙 孫策軍 下風 という順番なのか
上風 敵軍 火 煙 孫策軍 下風 かわかんないですし
あ、ちなみに小説シリーズ「孫氏三代」では、その時期、黄蓋さんはまだ登場してませーん。あしからず(笑)
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