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レスありがとうございます!
▼清岡美津夫さん:
>▼おりふさん:
>>収録に参加してきました。
>>ご意見番には明大教授の加藤徹さん
>>http://www.geocities.jp/cato1963/
>>が出演していました。加藤先生の研究テーマは京劇とのこと。
>>京劇って東洋史研究の中に入らないのですか?
>>文化史とかになるのでしょうか。
>
>そうですね。言われてみれば東洋史のような気がしてきました。実際のところは知りませんが、私のは軽率な素人判断であったことは間違いないですね。
>[#3220]では、例えば現在の大学において『三国演義』の研究者が「東洋史」にカテゴライズされるんじゃなくて「中国文学」にカテゴライズされるというようなニュアンスで使っていました。
いえいえ、私も社会学専攻の全くの門外漢なので素人判断なのです。
史学に京劇が含まれるかはわかりません、、識者の方にご意見いただきたく、、
中国文学と言われれば正にそんな気がします。
>>ちなみに番組の趣旨は愛好家が熱く語ることによって、そのジャンルを
>>知らない視聴者が興味を持つこと、なので史実ばかりの話を
>>するわけではありませんでした。その観点からするとドラマとしての
>>三国志に精通しており、非常にテレビ慣れしてそうな感じだった加藤教授
>>はよい人選だったのではと個人的には思いました。
>
>「史実ばかりの話をするわけではありませんでした」という辺りに『三国志』が受容されにくい素地が視聴者に依然として根強くある、あるいは依然としてあると思われているのだな、と個人的に感じました。
>『三国演義』やその他創作物に全く触れない、とまでは想定していませんが、『三国志』及びそれに記述される時代に関連した文献グループ単体で採り上げられることは未だないんだな(これからもない?)、という寂しさが私にはありますね。
>(今回のこととは別に一般的な話として、やはり『三国志』を採り上げるとすると、創作物というオブラートに包んで飲みやすくしないといけない状況なんだなぁ、と改めて感じました)
やっぱり一般向けなので厳密な区別を毎回はしていなかったですね〜
(やつい氏も加藤教授ももちろんそのことを説明しながら話していましたが
受け取るほうが意識していないとあまり気がつかない点かもしれません。)
むしろ個人的には歴史としての三国志と物語としての三国志の違いがあることに
一般の方に気づかせて、その違いが実は深くて面白いんだとアピールできれば
それだけでも三国志ファンの裾野を広げる意味で成功なんじゃないかなと
思ってます。(身近な日本史にすらその違いがあることに気づいていない人は
多いわけですし)
ただそれとは別にNHKの方と休憩時間に話していてエンターテイメントとして
三国志を楽しむこともいいけどきちんと史学的、アカデミックな面も
番組として強調していきたいと言っていました。史学科出身でもなく完全に
エンターテインメントとしてしか三国志を捉えていない自分にとってはテレビの
方からそのような指摘を受けることは新鮮でもあり戒めになったことも事実です。
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