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>「肯く」が「同意する」の意味だとして、「深い考えに肯くものではない」とあるのですから、「熟慮せず」と同義ではないでしょうか?
>そもそも「不肯」は「肯へて〜せず」でいいような気がしますが。
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>それから、三国志裴注に引く英雄記と、後漢書とが同一記述でないといけない理由は何もないので、違っていても不思議ではないでしょう。
>後漢書の方でも英雄記を引用しているのであれば話は別ですが。
>(すみません、この点に関して後漢書で確認することをしていません。)
すいません。私も肯えてせずでいいんじゃないかなーと思いましたのでつい聞いちゃいました
それと後漢書の例の記述は多分英雄記を採用しています
後漢書
>順為人清白有威嚴,少言辭,將衆整齊,毎戰必剋。布性決易,所為無常。順毎諫曰:「將軍舉動,不肯詳思,忽有失得,動輒言誤。誤事豈可數乎?」布知其忠而不能。
三国志
>人清白有威嚴、不飲酒、不受饋遺。所將七百餘兵、號爲千人、鎧甲闘具皆精練齊、毎所攻撃無不破者、名爲陷陳營。順毎諫布、言「凡破家亡國、非無忠臣明智者、但患不見用耳。將軍舉動、不肯詳思、輒喜言誤、誤不可數也」。布知其忠、然不用。
細かい所は違ってますが、大抵後漢書のこの内容は英雄記の省略verなので
後太平御覧と三国志で、呂布が袁紹の罠から抜け出したと言う記述があるんですが、あれも細かい記述が史書によって違ってましたよね。同じ史料を見た筈なのに何で記述が異なるんでしょう?
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