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こんにちわ。
大したことがないのでsageで。
・黄巾族の蒼天已死〜の文で次の節の黄夫当立をずっと「こうふまさにたつべし」だと... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1488906564
上記のリンク先のように、このツリーがYahoo!知恵袋(つまり以前流行ったQA掲示板です)で答える際の参考にされたんですが、
「「黄天」を「黄夫」と作っているのは、吉川英治『三国志』と横山光輝『三国志』のみのようです。」
としていてどうせ参考にするんだったら、ちゃんと最後まで読んで『絵本通俗三国志』が「黄夫」のルーツだと示唆すれば良いのに、って思いました。
経験上、適当なキーワードで検索してそこに現れた情報を最後までよく読まずにQA掲示板に投稿するってパターンをよく見掛けますが、今回のはその証左なんじゃないかと思い、学術的に貴重な研究材なのかもしれません。
▼清岡美津夫さん:
>▼白樺 亮さん:
>>色々ありがとうございます。
>>どうも「黄天」の方が正しいよう…ですねぇ。
>>後どこかのサイトで見たのですが(ブックマークし忘れたのでうろ覚えですが)通俗三国志に「黄夫」の記述があるのは写本した際に書き間違えたのではないか…というのがありました。
>>自分自身「通俗三国志」を目にした事が無いのでなんとも言えないのですが(汗)
>>
>>また何かありましたら宜しくお願いします。
>
>こんばんわ、清岡です。
>古いツリーなので、ツリー主さんの目に付くかどうかわからないのですが、ひょんなところで「黄夫」を見かけたのでご報告します。
>
>
>・古典籍総合データベース
>http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/
>
>※関連リンク 古典籍総合データベース(早稲田大学図書館)
>
>
>上記、早稲田大学図書館の古典籍総合データベースにある『絵本通俗三国志』(出版書写事項:天保7-12序[1836-1841] 群玉堂, 心斎橋博労町(大阪))を見てみると、「蒼天已死黄夫當立歳在甲子天下大吉といいはやらせ」となっており、「黄夫」のところにはばっちりと「こうふ」とルビが振られていました。
>「黄夫」表記は少なくともここまで遡れるということですね。
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