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▼むじんさん:
こんにちは。某所ではお世話になりました^^
>>http://7andy.yahoo.co.jp/books/search_result/?fromKeywordSearch=true&kword_in=%B8%E2%BD%F1&ctgy=books&oop=on
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>>汲古書院が1988年11月発行していて価格が15,750円 。原著が韋昭。
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>実情はよく分からないですが、これって輯本じゃないですか?それなら価値はそれなりにあると思います。そうでないと、わざわざ『三国志』から『呉書』だけを切り離す理由が分からなくなりますので。
ええとですね。
私が「だまされないように!」と書いたのは、これを韋昭(『三国志』に立伝されている韋曜)の書いた、「呉国の正史としての『呉書』」(全55巻or56巻)だと思って買うと、裏切られますよという意味でありまして。なら、最初から『三国志・呉書』(陳寿撰)と書いてくださいよ、と。15,000円という値段は、1冊の本にかける値段としては決して安くはないと思いますので(ちなみに、私は3ヶ月くらい立ち直れませんでした^^;)
ちなみに、なぜ『三国志』のうちの『呉書』だけが切り離されて影印本にされたのか、というと、底本である静嘉堂文庫所蔵の三国志が、そもそも『呉書』の部分しか現存していないから、らしいです。
(巻末の「解題」より)
なお、この静嘉堂文庫所蔵の『呉書』は、南宗時代(巻二十のあとに、咸平年間に作られたと示す校勘記(?)がついている)に3年かけて写された本だそうで、重要文化財に指定されているとのことです。
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