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2005年8月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ9月号)
三国志ニュースをつくってから連載中の三国志漫画を追ってきたんだけど、 http://cte.main.jp/newsch/article.php/7 それらの中で、「覇王の剣」は連載を終え、 http://cte.main.jp/newsch/article.php/102 「千客万来」はようやっと面白くなるころに掲載誌の「ComicBoo!」が予告なく消滅し、 http://cte.main.jp/newsch/article.php/80 「コミック三国志」は予定通りその掲載誌の「週刊ビジュアル三国志」ともども終了した。 そうかと思うと、業界初の三国志オンリー漫画雑誌、「コミック三国志マガジン」が順調に隔月刊で発刊しつづけ、最新の4号まで出ている。 http://blog.livedoor.jp/arrow12ds/archives/50000541.html http://cte.main.jp/newsch/article.php/42 そんな中でまだ見ぬ連載中の三国志漫画があるという未確認情報をキャッチした。 http://bluefan.exblog.jp/ 掲載誌は月刊の「ミステリーボニータ」(秋田書店)。件の三国志漫画のタイトルは「八卦の空」。主役は「管 公明」(管輅のこと?)とのこと。 それらから考えるにどうやら広い意味での三国志漫画らしい。 秋田書店といえば、プリンセスGOLDに「<三国志烈伝>破龍」が連載されているし、 http://cte.main.jp/newsch/article.php/139 週刊少年チャンピオンには「さんごくし」が連載されている。 http://blog.goo.ne.jp/gesotoku/e/4e3342fbe7654f3e6d4e38c9f3237faa (※「さんごくし」のレビュー) 闇で講談社に次ぐ三国志漫画好き?(笑) で、ここ数ヶ月、立ち読みしてやろうと目論み(オイ)、本屋に行くたびにチェックしていたんだが、その「ミステリーボニータ」が見つからない。 あきらめかけていて、何気なく近くの本屋によったら、平積みされていた! だけど、別冊を固定するためか、しっかりビニル紐で中身が見れなくなっている。 さてどうしようと二晩、待った結果、買うことに(謎)。2005年の9月号定価690円ナリ。 で、どんな読者層をターゲットにした雑誌なのか確かめる前に「八卦の空」を探す(とりあえず別冊は再録本のようだ)。 まず目に付いたのが表紙の「八卦の空」というタイトルではなく、その上の「みなさんの声援のおかげで復活!!」という文字。もしかして先月号はなかった? きになったんで、秋田書店のサイトで確認する。 http://www.akitashoten.co.jp/ 「八卦の空」の文字が見れるのは2005年の4月号、5月号、6月号の三つ……確かに。 それで読みすすめる、読みすすめる…… てっきり、「管 公明」の絵からほのぼのコメディー占い師マンガか、トンデモ系妖怪退治長編マンガと思っていたが、そうではない。 シリアス路線のしんみりくる短編マンガだ。 もちろん魑魅魍魎のたぐいはしっかりでるものの、それは単に戦いの材料に使われるだけ、とかよくあるパターンじゃなく、しっかりとした世界観の中、自然と出てくる感じだ。 三国志に関係する部分は土台程度にさりげなく。 いや、今までの三国志漫画は三国志の記述に振り回されている観があって、私は好きでなかったので、その反動の所為かこれぐらいの作品と三国志の距離感を心地よく感じてしまう。 それにしても「管 公明」は三国志魏書方技伝の管輅の記述 容貌粗醜、無威儀而嗜酒、飲食言戲、不擇非類、故人多愛之而不敬也。 の記述を作者なりに解釈した結果だろうか……って確かに「粗醜」だけど、可愛いぞ!(人多愛?・笑) で、予告をみるとこの「八卦の空」、次号も掲載されるとのこと。 ・2005年9月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ10月号) http://cte.main.jp/newsch/article.php/175 ・秋田書店のサイト http://www.akitashoten.co.jp/ ※ページの下の方にミステリーボニータのページへのリンクあり ・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」 http://aoki.moo.jp/ ※サイトでしか見れない三国志漫画アリ。 ・青木朋さん(私設)ファンクラブ http://bluefan.exblog.jp/ ・9話 県庁の怪(ブログ『青青日記』)
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: 清岡美津夫
2005年8月 8日(月) 23:05 JST
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赤兎馬Presents「三国志の宴3」第3部レポ
・三国志ブランド「赤兎馬」 http://www.plastic-rouge.com/souten/ ・赤兎馬 Presens「三国志の宴3」三国志イベント情報 http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/utage_2008.htm ※目次 赤兎馬Presents「三国志の宴3」レポ ※前記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第2部レポ 15時過ぎ。休憩中は皆で離れて座っているUSHISUKEさんを観察したりしていた(なんやそれ・笑) あと、ぱっつんさんによると、一回目の「三国志の宴」は客がギューギューに詰まっていたそうな。 というわけでMCのDJ急行さん&セラチェン春山さんが登場し、休憩が終わったことが告げられる。 ●第3部 さくら剛氏(三国志男) MCから打ち上げの告知がされていた。近くの「笑笑」で行うらしい。「みんなもきちゃえば良いじゃん」とのこと。 舞台にまず松本キックさんが呼ばれ、楽屋にてライブ中、会場外で人を斬れなかったことをおもしろ三国志さんが後悔していたことを暴露し、観客の笑いを掴んでいた その次が赤兎馬の柄沢さん登場。そして赤兎馬のイラストレータのSuper Logさん登場。 ・0910 http://homepage.mac.com/funkymonk/0910/ 次が小日向えりさん。 ・ひなんこフォトブログ。 http://yaplog.jp/hina-photo/ ・三国志の宴3 http://yaplog.jp/hina-photo/archive/1167 もう一人、三国志が好きな素人の田中さん(…というか何故か会場から「おもしろーい」という声が多数、挙がっていた・笑) MC「素人なのに人気がありますねー」 (場内笑) 田中さん「緊張し、て、ますね」 (場内笑) 全員、着席。 紹介VTRを流す段取りのようなんだけど、準備がまだのようで、MCがここで各人の好きな武将が何か、話を振る。キックさん「司馬懿」、Super Logさん「魏延」、小日向さん「趙雲」、急行さん「董卓」、春山さん「関羽」。 DJ急行さん「柄沢さんは?」 柄沢さん「え~?」 (場内笑) DJ急行さん「田中さんは?」 田中さん「周瑜が良いですね」 DJ急行さん「周瑜?…田中さん、意外とそういうとこ、ボケない人なんですね」 (場内笑) そして、さくら剛/著『三国志男』の紹介VTRが南側三つのスクリーンで流される。下記の公式サイトにあるflv形式の動画とまったく同じやつね。 ・サンクチュアリ出版のホームページ http://www.sanctuarybooks.jp/ ・さくら剛・著「三国志男」公式サイト http://www.sanctuarybooks.jp/sangokushi/ ・三国志の宴 イベントレポート http://blog.sanctuarybooks.jp/index.php?e=27 ※関連記事 さくら剛/著『三国志男』(2008年5月12日) VTRが終わると名前のコールと共に、『三国志男』の著者である、さくら剛さん登場。 『三国志男』について著者にインタビューする形で紹介。旅行記とのこと。 (※こりゃ書籍の販促タイムだな、と思って以降、清岡は気を抜いて楽に聞く。以下、レポも気の抜いた感じ) 初め行ったところは馬超の墓という。 基本、スクリーンに現地の写真を出しMCとさくら剛さんとのやりとりで旅行を紹介する その次が諸葛亮の墓。
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: 清岡美津夫
2008年6月 6日(金) 00:04 JST
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『中国古代の生活史』復刊(2009年12月15日)
最近、「中国古代の生活史」という検索語句をよく見かけ、有名掲示板に紹介されたとか、卑弥呼関係だとかあれこれその理由を想像したけど、どれも違った。 ※サイト「三国志ファンのためのサポート掲示板」で「中国古代の生活史」と検索 上記のリンク先の検索結果にあるように、意外と結構な頻度で三国志ファンの間で話題に上っている林 巳奈夫/著『中国古代の生活史』(吉川弘文館刊、1992年3月10日発行、ISBN978-4642073110)。タイトルから連想されるように畫像石・畫像磚・明器・陶俑等を元に中国古代の生活について書かれている。つまり三国時代も含まれうる生活史というわけだ(そしてなぜかタイトルを「古代中国の生活史」と間違われやすい・笑)。 三国創作をする人など、当時の生活を知りたい人には重宝されており、定価も資料系にしては安いんで、個人的には勧めていた。ところが上記リンク先に見える2003年6月30日の時点で『中国古代の生活史』が絶版していることに気付く。そのためプレミアついているようで、今、右の商品リンクで価格を見ると、11585円と高騰している。 それが下記、サイト「復刊ドットコム」の該当投票ページによると復刊が決定し、2009年12月下旬発送2940円で復刊するそうな。 ・復刊ドットコム http://www.fukkan.com/ ・中国古代の生活史 林巳奈夫 復刊リクエスト投票 http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=35749 それで復刊情報を見ると復刊前と出版社が同じなので、下記のページへ見に行く。2009年12月15日出版、ISBN9784642063579になっているね。あと「歴史文化セレクション」というシリーズの一つになっている。 ・株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社 http://www.yoshikawa-k.co.jp/ ・中国古代の生活史 http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b50772.html
: 清岡美津夫
2009年12月 2日(水) 01:17 JST
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閏1月28日は司馬師の命日
今朝、「司馬師 命日」という検索ワードが来たんで、下記記事の二匹目のドジョウ……いや複数匹のドジョウを狙って、さらっと調べてみる。 ・8月5日は司馬懿の命日 (※付8月9日の司馬昭) http://cte.main.jp/newsch/article.php/148 ・4月25日は夏侯惇の命日 http://cte.main.jp/newsch/article.php/326 ※追記 3月13日は張純の忌日 ※追記 歌手名「司馬師」 司馬懿の命日のコメント覧を見て貰うとわかるんだけど、私には司馬師と司馬昭を間違えた前科があるんで是非とも書こうと思った。 晋書景帝紀によると、 (正元二年)閏月疾篤、使文帝總統諸軍。辛亥、崩于許昌、時年四十八。 とのことで、中央研究院兩千年中西暦轉換によると、司馬師は紀元255年閏1月28日に48歳で崩御したそうな。 …と、別に今日明日が何かの日ってわけじゃなかったんだね。 それより閏月だとファンの方は企画が立てづらいだろうに。 (※この年は 正月→閏月→二月 という流れ) ちなみに紀元255年閏1月28日をそのまま新暦にすると紀元255年3月23日とのこと。何かするならこの日を使うとかね。 しかし、なぜに検索で「命日」という言葉を使いたがるんだろう(それをいうなら「忌日」)。「命日」は当時の言葉ではないので単純に考えて検索では引っかかりにくいように思えるけど、言葉的に綺麗だからかな。 まぁ、それを「命日」という言葉を使いたがることを知っているからこうしてタイトルを「閏1月28日は司馬師の命日」としているんだけどね(笑) ちなみに三国志スケジュール試用版の方では「亡くなった日」という表記にしている。 <10月16日追記> そういやアーケードゲームの『三国志大戦2』の影響で(魏後伝、蜀後伝、呉後伝などの群雄伝の影響?)、司馬師、司馬昭にも人気が出ているとのこと。あまりよく分からないんだけど、それは本人たちの人気じゃなくてゲームで使うカードに描かれた絵が作り出すイメージやセリフに依るところが大きいと思えるんだけど、どうなんだろう。 (さらに趣向を限定すると、(大戦で)昭師が流行りらしい・笑)
: 清岡美津夫
2007年2月21日(水) 12:22 JST
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メモ:『真・三國無双5』で消えたキャラクター
・『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)11月11日発売決定 http://cte.main.jp/newsch/article.php/682 上の記事の続き。 2007年11月11日日曜日に『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)が発売したんだけど、そこのマニュアルの最後にあるキャラクターと声優の一覧を見ると、真・三國無双4に居て、真・三國無双5に居なくなったキャラクターは以下。 姜維、星彩、ホウ徳、大喬、孟獲、祝融、左慈 以上、メモ。 それと攻略本の『真・三國無双5 コンプリートガイド 上』は2007年11月16日発売とのこと。 ・コーエーカタログ/BOOK http://www.gamecity.ne.jp/media/book/index.htm
: 清岡美津夫
2007年11月12日(月) 12:59 JST
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三国志 Three Kingdoms 公式ガイドブック 上巻(2011年4月26日)
・ドラマ「三国志」公式サイト http://www.sangokushi-tv.com/ ・三国志 Three Kingdoms オフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/ ・公式ガイドブック (※上記オフィシャルブログ記事) http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/51925999.html 原題が『三国』であるが、「期待のホープ」「最高のベストタイム」のような重語表現を伴う邦題のネーミングセンスでお馴染みのドラマ『三国志 Three Kingdoms』の上記公式ブログによると、ドラマ『三国志 Three Kingdoms』の公式ガイドブックの上巻が2011年4月下旬に、下巻が2011年5月下旬に学研パブリッシングから発売されるという。 ※参照記事 三国志 Three Kingdoms<登龍門>(フジテレビ2011年4月5日-) 三国志武将百傑(学研、2008年10月24日) ※同日発売ムックの参照記事 SDガンダム三国伝メモリアルブック SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors 三璃紗英雄戦史(2011年4月26日) そこで下記のショップ.学研で書籍情報がないかチェックしていた。 ・ショップ.学研 学研のオンラインショップ|学研 http://shop.gakken.co.jp/ ・ショップ.学研 三国志 ThreeKingdoms 公式ガイドブック 上巻 http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=1860630600 そうすると、上記ページを見掛け、それによると、2011年4月26日に学研から歴史群像編集部/編『三国志 Three Kingdoms 公式ガイドブック』上巻(ISBN:4056063060)が1575円で発売するという。
: 清岡美津夫
2011年4月22日(金) 01:22 JST
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プレ:三国志ニュースの記事が出来るまで
最近、三国志関連の仲間と打ち合わせの後、新年会を開いたんだけど、その中で、三国志ニュースの記事作成に関する私の持続力に皆からかなり感心されていた。 現行の三国志ニュースは、私のやりたいことの本流とはかけ離れていて、かと言って、本流の方は特に進んでいないので、私としては誇りに思うどころか、ただ恥じるばかりだったりする。
: 清岡美津夫
2009年1月13日(火) 22:15 JST
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中国ドラマ『三国志』再び放送(チバテレビ)
今さらなのでスルーしようかと思ったけど、見かけてしまったんで、記録に残してしまう。 ※関連記事 中国歴史ドラマ『三国志』放送まとめ ※追記 華流ドラマ 三国志(サンテレビ) 上記記事に書いたように、チバテレビ(千葉テレビ)では土曜日20:00-20:55の枠で、プライムタイムであるためか休むことが多いが、2007年4月7日から2008年11月15日まで放送していた。 ・チバテレビ http://www.chiba-tv.com/ その放送が終わる前に今度は毎週水曜日20:00-20:55の枠で、2008年10月1日からほぼ休みなしで放送している模様。サーチエンジンのキャッシュを駆使して、放送スケジュールを下記のように復原してみた。全38話のうち、今日で26話だから今さらの記事だけど。
: 清岡美津夫
2009年4月 1日(水) 21:11 JST
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マジキュー4コマ 恋姫†無双
コーエーは様々な三国志関連のゲームを出しており、またそのゲームに関する四コマ漫画を出版するなど関連商品も自社でフォローしている。例えば、三國無双シリーズのキャラクターが出てくる『無双OROCHI』(コーエー、2007年3月21日発売)というゲームであれば、2007年6月下旬に『コミック無双OROCHI バトルロイヤル Vol.1』という漫画書籍、続けて2007年7月下旬に『コミック無双OROCHI バトルロイヤル Vol.2』がコーエーから発行されている。またそれらの出版物の販売促進の一環としてネット上でそれらのコミックの一部を読むことができる専用サイトがある(「立ち読みサイト」と称する。下記サイト) ・GAMECITY (コーエー総合ポータルサイト) http://www.gamecity.ne.jp/ ・コーエー立ち読みサイト http://www.gamecity.ne.jp/tachiyomi/comic/ ※関連記事 ・2007年2月2日「無双OROCHI 」公式サイトオープン http://cte.main.jp/newsch/article.php/495 自社でゲーム関連漫画書籍を出すことをひそかに個人的に「エニックスのドラクエ四コマ商法」と呼んでいる(…って今、名付けた・笑)。 それで自社という括りをせずにこういう三国志関連のゲーム由来でコミックを出しているとこはないかと見てみると意外なタイトルが出てくる。 『恋姫†無双~ドキッ☆乙女だらけの三国志演義~』(NEXTON、2007年1月26日発売)というゲーム由来でエンターブレインから2007年6月25日に『マジキュー4コマ 恋姫†無双 ~ドキッ★乙女だらけの三国志演義~(1)』(マジキューコミックス)、2007年8月27日に『マジキュー4コマ 恋姫†無双 ~ドキッ★乙女だらけの三国志演義~(2)』が発行されるとのこと。 ・エンターブレイン http://www.enterbrain.co.jp/ ・マジキュー http://www.enterbrain.co.jp/magical-cute/ ※関連記事 ・恋姫†無双(こいひめむそう) http://cte.main.jp/newsch/article.php/356 ※追記 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 仰々しく記事を書き始めたがオチはついたかな?(笑)
: 清岡美津夫
2007年8月 5日(日) 10:30 JST
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漢詩で考える人生ー阮籍と陶淵明(東京都立川市2022年4月9日-6月25日)
下記関連記事を書く際に、他に講座があるか気になって検索して知ったこと。 ※関連記事 激動の中国史を読む 中華五千年史(三国時代)(大阪市北区中之島2022年4月5日、5月31日、6月7日) ※新規関連記事 中国権力者列伝 3.呉の孫権(東京都新宿区2022年5月12日) 下記サイトの下記ページにによると、東京都立川市曙町2-1-1 ルミネ立川9階 朝日カルチャーセンター 立川教室にて2022年4月9日、4月23日、5月14日、5月28日、6月11日、6月25日の第二・第四土曜日全6回各10時15分から12時15分まででの青山学院大学名誉教授の大上正美先生による講座「漢詩で考える人生ー阮籍と陶淵明」が開かれるという。受講料は会員19,800円、設備費は990円。「本講座はZoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)」とのこと。陶淵明は三国とは関係ないけど、阮籍は三国時代の人物、「竹林の七賢」の一人ね。 ・立川教室 | 朝日カルチャーセンター https://www.asahiculture.jp/tachikawa/ ※関連記事 「三国志」の基礎知識(朝日カルチャーセンター立川教室2019年6月23日) ※新規関連記事 蘇軾「赤壁の賦」を読む(東京都立川市2023年10月24日、31日) ・漢詩で考える人生ー阮籍と陶淵明 https://www.asahiculture.jp/course/tachikawa/6b4ebeb8-6f28-7050-e44d-61adc0e634a3 ※以前講座記事 「三国志」の詩人たち(朝日カルチャーセンター立川教室2018年10月13日-12月22日) ※関連記事 『世説新語』で読む竹林の七賢(2019年6月15日)
: 清岡美津夫
2022年4月 8日(金) 22:04 JST
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三国志LOVERSドラマCD(2011年7月27日,8月24日,9月21日)
※関連記事 英雄★三国志LOVERS(2010年5月) ふと気になって上記関連記事にある携帯用の乙女ゲーム『英雄★三国志LOVERS』のメーカーである株式会社エミックの下記サイトを見に行く。 ・株式会社エミック(EMIQ Inc.) http://www.emiq.jp/ そうすると、下記のようにツイッターアカウントがあるのに気付く。 ・EMIQ Inc. (emiqgames) on Twitter http://twitter.com/emiqgames/ そこで知ったんだけど、下記メーカーサイトの特設ページにあるように『英雄★三国志LOVERS』のドラマCDが発売されるという。 ・BROCCOLI Official Home Page http://www.broccoli.co.jp/ ※参照記事 ブロッコリーの『真・恋姫†無双』製品 ・三国志LOVERS ドラマCD - 人気携帯ゲーム「三国志LOVERS」がドラマCD化!三国志のあの英雄たちと恋愛体験 http://www.broccoli.co.jp/cd/sp/sangokushilovers/ 上記特設ページにあるように、『三国志LOVERSドラマCD』の「第1巻 蜀編」(QECB-1034)が2011年7月27日に、「第2巻 魏編」(QECB-1035)が2011年8月24日に、「第3巻 呉編」(QECB-1036)が2011年9月21日に、各2625円でBROCCOLIより発売するという。
: 清岡美津夫
2011年5月24日(火) 00:14 JST
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レッドクリフ 特別版(2012年11月18日)
アクセスログを見ると、2012年11月1日から「レッドクリフ テレビ朝日」というのが見え、先週の日曜日から急激に増え始めた。ここでピンと来て、下記の番組サイトをチェックする。 ・日曜洋画劇場|テレビ朝日 http://www.tv-asahi.co.jp/nichiyou/ そうすると、下記の特設ページを見掛ける。 ・日曜洋画劇場|テレビ朝日 (特設ページ) http://www.tv-asahi.co.jp/nichiyou/tokusetsu/ それらを見ると、つまりテレビ朝日系列にて放送される番組『日曜洋画劇場』にて2012年11月18日21時より映画『レッドクリフ 特別版』が放送されるという。上記の放送局サイトの番組表をみると23時39分までの枠だ。 映画『レッドクリフ』というと、下記関連記事にあるように2012年9月にも放送されたように、また今回と同じ局で以前に放送されたように、Part I, Part IIがある。 ※関連記事 レッドクリフ Part I&II(NHK BSプレミアム2012年9月8日15日) レッドクリフ Part I&II(テレビ朝日系列2011年1月16日23日)
: 清岡美津夫
2012年11月16日(金) 00:11 JST
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三国志 レッドクリフ・ウォーの真実(2009年4月衛星劇場)
・衛星劇場 http://www.eigeki.com/ ※関連記事 三国志 呂布と貂蝉(衛星劇場) 呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ 来月の『三国志 呂布と貂蝉』の放送予定を確認しようと、全国のケーブルテレビ局とCSデジタル放送スカパー!のチャンネル「衛星劇場」の上記サイトを見に行くと、「『レッドクリフPartⅡ』公開記念」とされる気になる番組を見かける。上記サイトから内容を下記へ引用。ドラマじゃない? --引用開始----------------------------------------------------- 監督:黄茵 2007年(全3話) 86分 カラー 英雄たちの戦術から読み解く、本当の「三国志」戦いの裏に隠された真実の歴史とは!? 第一章:赤壁の戦いの真実。西暦208年、長江の赤壁において起こった曹操軍80万と、孫権・劉備連合軍5万がぶつかり、その後《魏》《呉》《蜀》の三つに国を分かつことになる戦いを徹底研究! --引用終了----------------------------------------------------- 放送は 第1話 2009年4月8日9:00、27日27:30 第2話 2009年4月9日9:00、28日27:30 第3話 2009年4月10日9:00、29日27:30 とのこと。 ※追記 三国志 Three Kingdoms(衛星劇場2011年4月18日より毎月曜2話ずつ全95話)
: 清岡美津夫
2009年3月19日(木) 12:29 JST
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月刊コミックトム 創刊号(1980年4月15日)
※三国関連の前の記事 メモ:レキシズルバー ※三国と無関係な前の雑記 ・最終ラインの悪さからいってテストマッチでしょ (2013年8月1日の雑記) http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=641 上記の雑記で触れたように、2013年8月1日6時前にカプセルホテルに向かい、デイユースで6時30分には就寝した。12時30分に目覚ましをかけていたが、それより早くうとうとと目が覚め、早い目に出ようとしたが、結局、13時前に出る。昨日より1シーズン後のA. C. Milan red and black jersey for the 2012/2013 season EL SHAARAWY (背番号92番)の14 years (155-165cm)を着ていてさらにその上から黒っぽい服を羽織っていた。13時38分に東京メトロ丸ノ内線の赤坂見附駅に到着。11番出口に出て、スターバックス 赤坂プルデンシャルタワー店に至る。 ・赤坂プルデンシャルタワー店 | スターバックス コーヒー ジャパン http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=824 そこは小さな店で、1フロアしかなく上記ページから辿ると、33席しかないことがわかる。それでもオフィス街の中で、それほど混んでなくて、充分席を確保できる。ホワイトモカ、ショット追加、トールサイズと夏野菜とチーズのタルティーヌを注文。770円也。レシートでは13:47:32になっていた。外国人が多く英語がとびかっている店だった。 そこではスターバックスのサービスでネットを繋げられるので、RSSでニュースを取り込みつつ、下記の三国志ニュースの記事を書いていた。 ※関連記事 「やつい孔明のヴィレ蛮征伐」で寸劇(2013年8月2日)
: 清岡美津夫
2013年8月10日(土) 00:23 JST
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2007年5月4日 第六回三顧会(2)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/578 前日から三国志城で泊まりで、その日は6時半に目が覚め、うろちょろしていた。 三国志城で朝飯を頂く。その後、弁当(500円)の予約やらコスプレ大会の投票用紙受け取り、自分の名札作成など三顧会の手続きを済ませる。 会場は前回と同じ企画展示室となる。そこへ移動。まだ時間になっていなくて、その場に『人形劇三国志』モデルの劉備のコスプレの着替えを済ませた仮装士 義さんが登場。始まる前から場の空気が盛り上がる。まず仮装士義さんの劉備で試しに撮影をするということでその撮影光景を横から撮っていた(写真) 右の写真はバックスクリーンが白だけど、撮影者によって黒に替えたり、三国志城近くの緑豊かなところで撮ったりするそうな。 仮装士義さんによると、『人形劇三国志』モデルだけど『STOP劉備くん!』モデルと思っていただいても可とのこと。そのためにお面を常備している。このネタをわかる人はうけるのではないかと(笑) ちなみに仮装士義さんは三国志城自体、初めてとのこと(どうやらコスプレで「三国志の宴2」に参加する予定だそうななので間近でみたい方はそちらへ)。あとコスプレのエントリーナンバーは団扇に書かれていてそれを各レイヤーさんに渡している。着込んで暑くなるレイヤーさん(コスプレをしている人の意)には嬉しい配慮とのこと。 ○9時40分 館長挨拶、自己紹介、三顧メンバー表彰 人が集まってきて、司会のノッチさん(無双孫権コス)によりスタート。まず谷館長の挨拶から始まり、順々に自己紹介タイムとなる。来られた場所と好きな三国志人物を言うとのこと。その後、三顧会に今回で三回参加した人へ色紙プレゼント(スケジュール通り)。 ○10時頃 三国志コスプレ大会(応募締切り:10時) ○ (1)各参加者、自己アピールタイム 次のコスプレ大会にうつり、まずエントリーナンバー順に何のコスプレか自己説明していく。その人物を選んだ理由とか。1.『人形劇三国志』劉備、2.『真・三國無双シリーズ』関平、3.『真・三國無双シリーズ』劉備、4.『真・三國無双シリーズ』孫権、5.『横山三国志』関羽、6.『横山三国志』張飛、7.『横山三国志』曹操、8.『横山三国志』劉備、9.オリジナルの夫人、10.『真・三國無双シリーズ』趙雲、11.『真・三國無双シリーズ』星彩、12.『真・三國無双シリーズ』左慈、てな感じ。今回は男性のレイヤーさんが初で二人もいらっしゃった。 企画展示室の入って右奥が撮影場所(写真)、その手前がステージ。入って左側が観客席になっていて(もっと書くと企画展示室の入り口付近は自然と報道陣スペースになっている)、その後、観客席の閲覧者からレイヤーさんに質問する時間が設けられていて、様々な質問にレイヤーさんが楽しく答える。特に決めセリフのところは面白く、エントリーナンバー5,6,8の方がステージで桃園の誓いをしていたり(ここらへん当日の夕方に地元、テレビ朝日系列のyabで放送されていた)。あと、No.12の左慈の人が「もう漢王朝だめかもしれない」とか(笑) ○ (2)参加者投票 その後、投票開始。私は始まる前の仮装士義さんの持ちネタの数々にすっかり魅了されたので、「1」と書いて即座に投票する。引き続いての質問コーナーの後、すぐに集計結果が出される。 ○ (3)順位決定(プレゼント進呈) 結果、一位、No.1、二位、No.10、三位、No.3。一位の賞品は青龍円月刀。二位、二年間三国志城無料入館券、三位、一年間三国志城無料入館券。その後、閲覧者が撮影できるってことで。 ○ そのあと写真撮影会(お昼まで自由に) こちらはプロのカメラマン三名がそれぞれ一人一人、撮影してくれて、後でモニターで撮影結果を見せてくれて、それから写真を買うことができるらしい。それから三国志城で一ヶ月間程度、写真を展示するそうな ○ 12時頃 太極拳の演武 披露 (場所:屋外) 右上の二番目の写真参照。駐車スペースを少しひろげ、そこに太極拳の演武を数人で行う。無双孫権コスのノッチさんや無双左慈コスの人が飛び入り参加して盛り上がっていた。 (昼飯) 今回は弁当only。そちらの方が食堂が混んで待つことがなくて良い感じだった。いつもの三国志にメニューを食べたい人は前日からお越しくださいってところだろうか。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/581
: 清岡美津夫
2007年5月 5日(土) 13:40 JST
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女剣三国志 貂蝉(2009年4月3日)
※関連記事 書羅盤より2009年2月発売の書籍 上記記事で紹介した、メールマガジン『書羅盤・チャイナブックナビゲーター』の2009年第7号(総190号)(2009年4月30日発行)で知ったこと(1/4)。 徳間書店より2009年4月に加野厚志/著『女剣三国志 貂蝉』(徳間文庫、ISBN9784198929565)が700円で発売したとのこと。小説。 ・トップページ - 徳間書店 http://www.tokuma.jp/ それで上記、徳間書店のサイトで探してみると、その情報がないような(汗) 徳間文庫なので、発売日は2009年4月3日なんだろうけど。
: 清岡美津夫
2009年4月30日(木) 18:56 JST
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愛宕 元 先生、死去(2012年1月2日)
訃報です。 2012年1月2日1時に愛宕 元 (おたぎ はじめ)先生が食道癌のため死去されました。1943年生まれで享年68歳でした。 ・京都新聞 http://www.kyoto-np.co.jp/ ※ここの「地域のニュース」2012年01月05日 13時39分に情報があります。 愛宕 元 先生は、下記関連記事にありますように、文学部教授として帝京大学にご在籍であり、2011年4月21日開催「関野貞資料と都城の世界」(国際シンポジウム)にて「中国の都城」というご講演をされたそうです。帝京大学以前は定年まで京都大学にご在籍でした(京都大学名誉教授)。 ※関連記事 関野貞資料と墳墓の世界(2011年3月2日) 下記参照リンク先でもありますように、愛宕 元 先生と申しますと、一般層には『中国の城郭都市 殷周から明清まで』(中公新書1014 中央公論社1991年3月25日)が知られているかと思います。そのタイトルや前述の関連記事からも判ります通り、中国都城研究の第一人者でしょう。ちなみに『中国の城郭都市』では「唐宋時代専攻」と記述されています。 ※参照リンク ・洛陽の地図について(銅駝街など) (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」内ツリー) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1628
: 清岡美津夫
2012年1月 5日(木) 14:29 JST
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678.
呉書見聞移転(2011年10月)
・AAA! CAFE - 無料ホームページサービス http://www.aaacafe.ne.jp/ 上記リンク先にあるように、2011年12月1日に「無料ホームページサービスを提供」していた「AAA!CAFE」がサービスの提供を終了させるとのことだ。 そのため、そのサービスを利用しているサイト「呉書見聞」が下記のURLに移転した。『三国志』呉書に載る人物の考察を行うので有名なサイトだ。 ・呉書見聞 http://www42.tok2.com/home/sonpoko/
: 清岡美津夫
2011年10月11日(火) 20:44 JST
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謙慎書道会展70回記念 日中書法の伝承
關尾先生のブログの記事によると、2008年3月13日から3月22日までの間、東京美術倶楽部3階4階で「謙慎書道会展70回記念 日中書法の伝承」という展覧会があるそうな。 そこでは「東牌楼東漢簡」や「[林β]州呉簡」も公開されるということ(誤解を恐れず簡単に言えば前者が後漢の木簡で後者が三国呉の木簡)。 ・東京美術倶楽部 http://www.toobi.co.jp/ 私自身、書道に詳しくないので、まずは下記のサイト「日本インターネット書道協会」を見に行くと、情報があれこれ載っている。 参考資料として謙慎書道会展70回記念「日中書法の伝承」ガイドブックをネット上で読むことができる。 ・日本インターネット書道協会 http://www.nisk.jp/ ※関連記事 三国志時期の書道と能書家 「長沙呉簡の世界」ノート7 第3回三国志シンポジウム 雑感2 <3/31追記> NHK教育の『新日曜美術館』(3月16日放送?)でこの展覧会の紹介があった。
: 清岡美津夫
2008年2月23日(土) 13:02 JST
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ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない(2009年11月21日)
※関連記事 『ザ・マジックアワー』で蜀呉の旗 ハッピー☆三国志 4巻(映画『BECK』内) 上記関連記事と同じシリーズかな。 ・蒼天三国志blog http://blog.livedoor.jp/arrow12ds/ ・映画「ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」と三国志 http://blog.livedoor.jp/arrow12ds/archives/51753363.html 上記ブログ記事で知っていたし、下記関連記事にあるように、2009年8月22日23日兵庫県神戸市新長田地区開催の「第三回三国志祭」の「三国志コレクション」参加企業(いわゆる企業ブース出展)だったので、その映画に三国ネタが含まれると知っていたが、すっかり見る機会を失っていた。 ※関連記事 第三回三国志祭(2009年8月22日23日) 何の映画かというと、上記ブログ記事のタイトルにもなっている、2009年11月21日公開の『ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない』(アスミック・エース配給)だ。 ・映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』オフィシャルサイト http://black-genkai.asmik-ace.co.jp/ 原作は黒井勇人/著『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(新潮社)で、下記の新潮社サイトの書籍ページを見ると、中野独人/著『電車男』(新潮社)で新潮社は味をしめたのか、同じくネットの掲示板のスレッドを収録した書籍のようだ。下記ページの「登場人物」に「藤田さん」のところを見ると「平成の孔明」とあり、さらに「名言録」に藤田さんを評して「そして時に“泣いて馬謖を斬る”厳しさ。」とあるので、未確認ながら原作でも一応、三国ネタはあるようだ。 ・黒井勇人『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』|新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/471521/
: 清岡美津夫
2012年1月 4日(水) 00:51 JST
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大阪大学入試で劉表
※関連記事 早稲田大学入試で短歌行 今年も国公立大学入試の前期日程が2月25日に行われ、下記サイトでもその問題の公開が行われている。 ・大学入試速報2010 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://nyushi.yomiuri.co.jp/ その中で、やはり三国志関連を見かける。 大阪大学 前期 入試問題の国語(文)のIVにの訓読の問題で、『後漢書』列伝七十三逸民列伝がとりあげられ、そこに荊州刺史の劉表が出ている。以下の文は取り上げられた『後漢書』の文。龐公の伝がまるまる入っている。 龐公者、南郡襄陽人也。居峴山之南、未嘗入城府。夫妻相敬如賓。荊州刺史劉表數延請、不能屈、乃就候之。謂曰:「夫保全一身、孰若保全天下乎?」龐公笑曰:「鴻鵠巣於高林之上、暮而得所栖;黿鼉穴於深淵之下、夕而得所宿。夫趣舍行止、亦人之巣穴也。且各得其栖宿而已、天下非所保也。」因釋耕於壟上、而妻子耘於前。表指而問曰:「先生苦居畎畝而不肯官祿、後世何以遺子孫乎?」龐公曰:「世人皆遺之以危、今獨遺之以安、雖所遺不同、未為無所遺也。」表歎息而去。後遂攜其妻子登鹿門山、因采藥不反。 ちなみにこの部分の李賢注や『三国志』巻三十七蜀書龐統伝の裴松之注に引く『襄陽記』で書かれているが、龐公は龐德公とは別人ね。 ・トップページ — 大阪大学 http://www.osaka-u.ac.jp/ja ※追記 大学入試で三国志関連2010
: 清岡美津夫
2010年3月 7日(日) 23:24 JST
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無双OROCHI2(2011年12月22日)
・GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 上記のコーエーテクモゲームスのポータルサイト「GAMECITY」の今日のニュースリリースによると、2011年12月22日に『無双OROCHI2』(PS3/Xbox360版)が7800円で発売されると告知があった。「TREASURE BOX 同時発売」とのことで、下記のように公式サイトがある。それを見ると三國無双のキャラクターは『真・三國無双6』からのデザインだね。SCREENSHOTを見ると蜀の馬超や、『真・三國無双6』初登場の晋の司馬昭がいるし。 ・無双OROCHI2 公式サイト http://www.gamecity.ne.jp/orochi2/ 今のところ発表されている新キャラは、かぐや(CV牧島有希)とのことで、もちろん三国とは関係ない。 このゲームは名前の通り、『無双OROCHI』の続編で、いわば同社のゲームの『真・三國無双』と『戦国無双』とのコラボレーションゲームだ。それ以外、過去に『無双OROCHI 魔王再臨』と『無双OROCHI Z』が発売されており、『無双OROCHI2』の発売によりそれらは続編というよりスピンオフ作品と言うことが明らかになった。 ※関連記事 無双OROCHI(2007年3月21日) 無双OROCHI 魔王再臨(2008年4月3日) 『無双OROCHI Z』 (PS3版2009年3月12日) ※追記 無双OROCHI2 コンプリートガイド 上(2011年12月下旬) ※追記 十大三国志ニュース2011 前編 ※追記 SanThree CR真・三國無双(2011年12月) ※追記 無双OROCHI2 公式設定資料集(2012年3月下旬) ※追記 コミック 無双OROCHI2 スペシャルコマンダー(2012年3月下旬) ※追記 無双OROCHI2 Special(2012年7月19日) ※追記 無双OROCHI 混沌鳴動【CHAOS-BEAT】(2012年9月26日) ※追記 100万人の無双OROCHI(2012年9月20日) ※追記 無双OROCHI2 Hyper(2012年12月8日) ※追記 無双OROCHI2 Ultimate(2013年9月26日)
: 清岡美津夫
2011年9月30日(金) 12:57 JST
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メモ:三国創作のための扶助会
※関連記事 扶助会構想 上記リンク先の記事にあるように、2008年5月末に、USHISUKEさん(※下記サイト参照)と話し込んでいて、それらの中の一つにセミナーや勉強会などのイベントの話があった。 ・三国志漂流 http://3594h.blog95.fc2.com/ ※関連記事 「三国志漂流」活動再開&引越し その日からちょうど一年経とうとしているんだけど、下記リンク先の記事にあるように、USHISUKEさんの方はそういったイベントを具現化しつつある。一年前は何も無かったわけだから、そこから考えると、そこまでの形にするその行動力に感心することしきりだ。 ※関連記事 勝手に「三国志検定」おべんきょう会in東京(2009年6月20日) このイベントの面白いところは、一見、「三国志検定」の受験者という限定したターゲットのように思えるが、実は『三国志』や『三国演義』を共通言語としてカジュアル層も含めた幅広い三国志ファン層を対象にしており、それでいて既存の商業作品が持つ知名度や人気に依存してしてしまうという構造を回避していることだろう(※まぁ少なくとも「三国志検定」のに依存している形ではあるがが)。
: 清岡美津夫
2009年5月25日(月) 22:22 JST
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BB戦士三国伝~戦神決闘編~1巻2巻3巻(2010年2月26日3月26日4月26日)
※関連記事 超電影版SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors(2010年2月27日) 上記関連記事で伝えたように、『三国演義』をモチーフとした玩具から始まり、ついに2010年2月27日公開で映画にトランスメディアされるBB戦士三国伝。 ・BB戦士 三国伝 ~戦神決闘編~ http://sangokuden.net それにあわせたように、下記「角川書店」のサイトで「三国伝」と検索すると、漫画の第三部に当たる津島直人/著『BB戦士三国伝~戦神決闘編~』の単行本1巻2巻がそれぞれ2010年2月26日、3月26日に各588円で発売されるという。 ・ケロケロエース | 角川書店・角川グループ http://www.kadokawa.co.jp/mag/kerokero/ ・津島屋本店 http://www5e.biglobe.ne.jp/~t-naoto/ ※関連記事 『BB戦士三国伝 ~英雄激突編~』公式サイトリニューアル(2008年8月1日) BB戦士三国伝~戦神決闘編~ 開始 ※追記 SDガンダム三国伝~ブレイブ バトル ウォーリアーズ~(2010年3月26日)
: 清岡美津夫
2010年1月31日(日) 13:19 JST
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『漢文講読テキスト 三国志』
白帝社より『漢文講読テキスト 三国志』刊行。1700円 ・白帝社 http://www.hakuteisha.co.jp/ そのサイトの詳細ページによると、 --引用開始--------------------------------------------------------- ◆編者:三国志学会 監修 石井仁・渡邉義浩・津田資久・伊藤晋太郎・田中靖彦 --引用終了--------------------------------------------------------- とのことで、三国志学会、監修の書籍とのこと。 そのページの紹介文を見ると『三国志』で「漢文訓読」を学ぼうって主旨の書籍のようだね。 さらには --引用開始--------------------------------------------------------- ■ 学生が高い興味を示す『三国志』は、漢文講読テキストとして最適といえよう。 ※解答例はご採用の先生にお渡しします。 --引用終了--------------------------------------------------------- とのことなので、教科書としても使えることが売りなのかな。 ・三国志学会 http://www.daito.ac.jp/sangoku/ 上記、三国志学会のサイトに行くとまだ「三国志学会監修の本」の本には載っていない。 <関連記事>三国志研究入門(2007年7月25日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/644 個人的には、まず、『三国志』関連で漢文の授業を受けられるってのは羨ましい! とおもったのが一つ(といってもまだ『漢文講読テキスト 三国志』に目を通していないが) 次に、定期テスト前になると、ネットで大量に三国志関連の検索ワードが飛び交うんだろうな、という予想が一つ。 <関連記事>「捜神記」で検索される訳 http://cte.main.jp/newsch/article.php/264 ※追記 三国志で攻略!センター漢文12(2009年9月18日)
: 清岡美津夫
2008年2月 4日(月) 00:58 JST
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686.
三國志IX with パワーアップキット(2011年3月10日)
・GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 上記、コーエーテクモグループのポータルサイト「GAMECITY」を見ると、「NewsRelease」の今日の更新を見ると、下記のサイトへリンクが張ってあって、『三國志IX with パワーアップキット』(PSPS版)が2011年3月10日に6090円で発売するという。歴史シミュレーションゲームでシリーズ初の中国全土を一枚マップにしたやつだね。 ・三國志IX with パワーアップキット http://www.gamecity.ne.jp/sangokushi/9pk/ ※関連記事 コーエー三國志シリーズ関連リンク集
: 清岡美津夫
2011年1月 7日(金) 23:09 JST
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687.
「四大奇書」の研究(2010年11月10日)
・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版 http://www.kyuko.asia/ 上記サイトのRSS配信で下記の書籍を知る。 ・「四大奇書」の研究 - 株式会社汲古書院 古典・学術図書出版 http://www.kyuko.asia/book/b80965.html つまり汲古書院から2010年11月10日に小松謙/著『「四大奇書」の研究』(汲古書院、ISBN9784762928857)が8400円で発売したという。 「四大奇書」は上記ページにある内容説明(本書を引用したもの)には下記に引用したように書かれてある。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「四大奇書」とは、『三國志演義』『水滸傳』『西遊記』『金瓶梅』の總稱である。この名稱自體は、?代前期の書坊が販賣促進用につけたキャッチフレーズにすぎまいが、この四篇をもって明代白話小説の代表作、更にいえば中國長篇小説の最高峯と見なすことには、ほとんど異論はないであろう。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※引用部分の「?」となっている表示できてない部分は前後関係から恐らく元々は「淸」と書かれてあって「清」のことだろう。 このように一部、『三国演義』について書かれてある書籍であり、上記ページから目次を下記に引用するような内容となっている。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 序 第一部 明代に何が起こったのか 第一期 洪武~天順(1368~1464) 第二期 成化~正徳(1465~1521) 第三期 嘉靖(1522~66) 第二部 『三國志演義』 第一章 「三國」について――なぜこの時代が藝能の題材となるのか―― 第二章 三國志物語の變容 第三章 『三國志演義』の成立と展開――嘉靖本と葉逢春本を手がかりに―― ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
: 清岡美津夫
2010年11月23日(火) 11:29 JST
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モンキーパンチ展(2009年9月12日-10月3日)
期日が迫っているので慌てて記事にする。 「モンキーパンチ展」と三国志は一見、無関係に思えるが、何かというと、下記サイトのブログ記事を通じて知りうるlivedoor ニュースにあるように、2009年9月12日土曜日から10月3日土曜日まで兵庫県の大手前大学・大手前アートセンターで開催されている「モンキーパンチ展」に『呉書三国志』の挿絵が展示されているとのこと。 ・江河水 http://kougasui.fc2web.com/ ・原画が見れる!? (※上記ブログ記事) http://kougasui.blog15.fc2.com/blog-entry-485.html ・livedoor ニュース - ルパンの原画が関西で。大手前大でモンキー・パンチ展 http://news.livedoor.com/article/detail/4340184/ ※新規関連記事 リンク:『パリピ孔明』原作者・四葉夕卜×『三国志』研究の第一人者・渡邉義浩 特別対談(ライブドアニュース2024年4月19日) ・大手前大学 http://www.otemae.ac.jp/ 『呉書三国志』と言えば、個人的には「モン三」と呼んでいる、斉藤洋/著・モンキー・パンチ/絵の児童小説なんだけど、21世紀初頭の世の中でその挿絵が展示されているなんて思いも寄らなかった。 ※関連記事 講談社と三国志 ※参照リンク ・関プチ3レポ「06.モン三登場。」 http://cte.main.jp/sunshi/w/w030117.html
: 清岡美津夫
2009年9月30日(水) 12:14 JST
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2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感1
今年も三国志シンポジウムがあるということで、大東文化大学に出かける。前回は東松山キャンパスだったけど、今回は板橋キャンパス。前回より都心に近い。 ・告知ニュース http://cte.main.jp/newsch/article.php/342 ・前回の雑感 http://cte.main.jp/newsch/article.php/152 今回は土曜日開催とということで金曜の夜から夜行バスで東京入りし、新宿で時間をつぶし、池袋に行き、東武東上線で最寄り駅の東武練馬駅で降りる。 前回の高坂駅と違って、少し離れたところでスクールバスがあったようで、たまたま通っていた大学関係者らしき人に聞き、先を急ぐ。 スクールバスがちょうどきていたけど、満員だったので次のバスを待つ。おかげで座れた。バスの中は高校の制服の人が多い。会話の内容も塾のテスト勉強をしているとかしていないとか初々しい。 9時45分ぐらいに板橋キャンパス到着。場所を一号館101教室と覚えていたので急ぐ。 101教室の外にKJさんを見かけたので手を振り、合流する。 入り口で三国シンポジウムの冊子(以下、レジュメと表記)や中国学科のパンフレット、アンケート用紙、質問用紙など貰う。 101教室は前回のところより、面積にして四分の一程度に縮小されたような感じで、人数もそれに合っているような感じだった。やはり去年は中国学科設立記念という意味合いもあって勢いはすごかったんだなぁ、と。 あと高校生の制服も前回よりかなり少なくなっているような印象があった。 それからKJさんのとなりの席におじゃまし、荷物をそこへ置く。 その後、初対面の三口宗さんと顔合わせし、げんりゅうさんに挨拶し、開演を待つ。 ○学科主任挨拶 大東文化大学文学部中国学科主任 門脇 廣文 開演の10時。まず大東文化大学文学部中国学科主任の門脇廣文先生からの挨拶。この日は三国志シンポジウム、次の日は三国志学会第一回大会、さらに次の日は第五回中国古代小説文献与数字化研討会があるということでほぼ三日間、三国志づくしで楽しんでくださいということをおっしゃっていた。 ここでマイクは司会の大東文化大学文学部中国学科助教授の中川諭先生にバトンタッチし、三国志シンポジウムに大学院生向けの講義があることが知らされ、一般視聴が可能であることが告げられた。 そして壇上には基調報告をされる四川省社会科学院・四川大学教授の沈伯俊先生と通訳をされる田中靖彦先生が立たれる。 ○第一部 報告 ○基調講演「小説『三国志』の主要な内容」 四川省社会科学院・四川大学教授 沈 伯俊 何やら沈先生が中国語でおっしゃった後、田中先生が「みなさん、おはようございます」と通訳される。それに合わせ会場も「おはようございます」と挨拶。さらに中国語とその訳の挨拶があって、今回の報告の概要が述べられる。どうやらその都度、訳すのではなく翻訳原稿を田中先生が読み上げる形のようだ。確かにそっちの方が時間の短縮になる。ちなみに内容はほとんどレジュメのまま。 あと私的に残念なのは『三国演義』を小説『三国志』とすべて言い換えているところ。とっさに他の報告のタイトルもみたけど、それはどうやらこの報告だけじゃなく三国志シンポジウム内の他の報告にも当てはまるようだ。この後の講演ではこういった小説『三国志』のみならず陳寿の『三国志』からも引用されていたため混同されかねない箇所が何度か出ていた。個人的には余計な親切心を出さずにそのまま『三国演義』にした方が余計な誤解が生じず良いのではないかと思っていた(むしろ憤りを感じていたぐらいだけど)。そのためさらにややこしいんだけど、この記事やこれ以降の記事では小説『三国志』を『三国演義』と言い換えている。 発表の内容は三国演義の内容とそれがどう人々に影響を与えたかなどを論じてある。 まず三国演義に見られる6つの「第一」(→一番)をあげる。以下、要約列挙。 ・成立から600年経つ、十分に成熟した長編小説の第一の作品 ・登場人物の多さ第一。1200人以上 ・これをベースとして作られた作品のジャンルの広さ・数の多さとも第一 ・関係する名所・旧跡の数第一。数百カ所 ・関連する伝説物語の数、そして広範囲で第一 ・中華民族の精神と生活に対する影響第一。 三国演義自体、古い時代の考え方に基づいているから当然、封建思想の考え方が残されているのはやむを得ないが、全体的に中国伝統文化の優れたところが現れている、と説明。それにより「人々は国家のため、民族のため、理想のために突き進んでいくことができる。」とのこと。※「」内はレジュメの引用。以下、たびたびその様式を使う。 その後、話がより詳しいものとなっていく。そのひとつひとつの流れは、まず一般的な認識を出しておいて、それに対する反論や同意などを交え解説していく流れが多い。 その始まりが三国演義の重要な部分について。多くの人々はそれは「謀略」と思うとのこと。沈先生はそれが全面的なものではなく、戦争描写の優れたところが最も印象強いとのこと。それは作者の考えが色濃く出ている。 それから三国演義と「道」の関係の話。「道」に次ぐものは「術」。三国演義は「道」に即して書かれており、作者の理想を代表する諸葛亮は計略にたけたすばらしい人物。曹操の謀略も優れているが、謀略により描かれ方が違うと解説。「国家の統一や社会の進歩に役立つような」謀略は肯定的に描き、「人を傷つけ己を利」する謀略には容赦なく批判し攻撃するとのこと。 (ここで読み上げるだけの田中先生からのコメント。田中先生は自身が曹操ファンだと告白し、耳が痛いと・笑) そのため三国演義は「はっきりとした道徳性を持ち、人民を根本とするという思想を規準している」とのこと。こうした三国演義の優れた点を四つあげられるそうな。それら四つが個別に解説されていく。 一、国家統一へのあこがれ 作者が時代の脈拍を感じ、「多くの人民が国家統一を追求しようとする強烈な願望をはっきりと表現した」そうな。 そんな三国演義だが、一般的にその内容は合久必分、分久必合(合して久しければ必ず分かれ、分かれて久しければ必ず合す)という言葉でよくまとめられる。沈先生はこれを安易な意見にすぎないと解説。それは明代の三国演義にはその言葉がないからこれで作者の創作意図を述べることができないからだそうな。 作者は「分裂」の時期をひどく悲しみ、特に力を入れて描いているのは「英雄豪傑たちが再び全国を統一しようと戦いに苦しみ奮闘している偉大な姿」とのこと。 二、政治と政治家に対する選択 三国演義は「“尊劉貶曹”(劉備を尊び曹操を貶める)」という考え方で論じられることが多いと切り出す。それに対し、三国演義成立以前の宋代にはこの考え方が存在すると説明。例の蘇軾の『東坡志林』の訳文を引用している。 「尊劉」は姓が劉だからというわけではないとのことで、劉表、劉璋、霊帝を例に出して、劉備集団が「上報國家、下安黎庶」(「国家に報い、庶民を安らかにする」)という目標に向かって努力をおしまないと解説。さらにこの集団は劉備の「仁」、諸葛亮の「智」、関羽の「義」は羅貫中の道徳観に一致すると解説(しかし礼記にある四徳が「礼」以外、全部そろっているなぁ)。一方、「貶曹」。曹操が「奸雄」の典型で、漢に忠誠せず、たびたび民衆を殺戮し、優れた人物を虐げるからだそうな。その一方、大胆で巧妙な計略は肯定的に表現されている。歴史的な合理性があると説明。 三、歴史的経験についての総括 三国演義は三国時代をまとめたもので、「人心を得ること、有能な人材を招くこと、謀略を重視することと言う三つ」が重要。それを軽視した人物、董卓、袁術、袁紹を紹介。それに対し劉備、曹操、孫権の優れた点を紹介。 四、理想的な道徳の追求 「羅貫中は「忠義」という観点を道徳的規準」にしている。そこには多くの人々が三国演義に対し二つの誤解を持っていて、それを紹介している。 (一) 「桃園の誓い」の中心的価値は何か?
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: 清岡美津夫
2006年8月 3日(木) 23:32 JST
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三国志 劉備と諸葛亮孔明の真実(『歴史人』2011年3月号、2月12日発売)
※参照記事 「三国志」前篇 DVD-BOX(2010年12月10日) ・三国志 Three Kingdoms オフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/ 原題が『三国』であるが、「期待のホープ」「最高のベストタイム」のような重語表現を伴う邦題のネーミングセンスでお馴染みのドラマ『三国志 Three Kingdoms』の公式サイトには上記にあるように公式ブログがあって、業務の一環で義務的な意味合いもあるだろうが、それを差し引いても更新が頻繁に感じられ、しかも結構、有用な情報が発信されているため、RSS配信を通じ欠かさずチェックしている。 ・特集ですよ!! (※前述オフィシャルブログ記事) http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/51900177.html そんなブログで今日、上記のような情報が挙げられていた。 つまり、KK ベストセラーズより2011年2月12日に680円で発売の月刊誌『歴史人』2011年3月号に保存版特集「三国志 劉備と諸葛亮孔明の真実」があるという。もちろんなぜ諸葛亮が不自然な姓名字表記になっているのかは気になったが。 ・KK ベストセラーズ || ON LINE http://www.kk-bestsellers.com/ ・KK ベストセラーズ || 歴史人 http://www.kk-bestsellers.com/magazine/history/ ※2011年2月12日現在、2011年3月号のページになっているが、時間が経てば該当ページはバックナンバーに移動するだろう。 ※新規関連記事 三国志最強武将ランキング(2019年6月24日)
: 清岡美津夫
2011年2月12日(土) 20:02 JST
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