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次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 571 - 600 / 7040 件 (0.0377 秒). 検索条件の修正

571. 三国志(2009年7月24日DVD&Blu-rayリリース)
・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・映画『三国志』7/24DVDブルーレイ発売  (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/1174  RSS配信を通じ上記ブログ記事で知る。  日本では2009年2月14日に公開された李仁港(ダニエル・リー)/監督『三国志』(原題:『三国之見龍卸甲』)のDVD(3990円、品番TADD-67481)とBlu-ray(4980円、品番BAS-67481)がソニー・ピクチャーズより2009年7月24日に発売されるという。詳しくは下記公式サイトへ。 ・映画「三国志」オフィシャルサイト http://www.sangokushi-movie.jp/ ※関連記事 李仁港(ダニエル・リー)監督『三国志』報道まとめ ※追記 第三回三国志祭(2009年8月22日23日) ※追記 ダニエル・リー三国志(2010年2月7日3月15日WOWOW放送) ※追記 メモ:自作レーベルor自作ラベル ※追記 三国志(ザ・シネマ2011年1月1日)  下記サイトから、それぞれの音声&映像特典を下記へ引用する。やはりブルーレイの方が多いんだね。 DVDの音声&映像特典 ・メイキング“龍の帰還” ・インタビュー集(アンディ・ラウ、サモ・ハン他) ・ワールド・プレミア風景 ・予告編集 Blu-rayの音声&映像特典 ・メイキング“龍の帰還” ・インタビュー集(アンディ・ラウ、サモ・ハン他) ・ワールド・プレミア風景 ・予告編集 ・『三国志』のCG ・『三国志』の武器と衣装 ・“趙雲”のキャラクター ※追記。利便性を鑑みて、以下のように消費の片棒を担ぎつつ商品販売ページへリンクしておく。

572. 横山光輝「三国志」武将かるた(2011年11月1日)
・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・横山光輝『三国志』キャラを使ったカルタ発売予定  (※上記ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/2630 RSS配信を通じ上記サイトの上記ブログ記事で2011年8月6日には発売するのは知っていたが、情報源の明記されたより確実な情報を見掛けるのを待っていた。 ※関連記事 三国志外伝(2011年10月20日) そうすると、上記関連記事で触れた2011年9月10日開催の「三国志フェス2011」の出展ブースに潮出版社が来られていて、そこで配られていたチラシにその情報があった。 何かというと潮出版社より2011年11月1日に『横山光輝「三国志」武将かるた』が発売されるという。名前の通り、横山光輝/著『三国志』(マンガ)をモチーフにしたカルタだ。※追記。1890円とのこと。 ・潮出版社 USIO http://www.usio.co.jp/ ※リンク追記 ・横山光輝「三国志」武将かるた http://www.usio.co.jp/html/sangokushi_karuta/index.html ・横山光輝「三国志」武将かるた_bot http://twitter.com/yms_karuta  ※こういうプロモーションは興味深いね。 今、下記「横山光輝オフィシャルサイト」にアクセスすると、「三国志 武将かるた  制作中!」と銘打った2011年8月8日のインフォメーションがあって、そこには6組の「読み札と取り札」の画像、つまり太史慈、関羽、劉備、司馬懿、姜維、徐庶の札の画像が公開されている。読み札には読み文以外にもちょっとした解説がついてあって横山光輝/著『三国志』愛蔵版の何巻に対応しているか書かれてある。また取り札にはマンガのコマから転載されている。このマンガに対する愛に溢れたかるた、って印象を受ける。 ・横山光輝オフィシャルサイト http://www.yokoyama-mitsuteru.com/  ※追記。このサイトによると「企画:電通(石田茂富・小野麻利江・笹沼 修)」 ※関連記事 横山光輝『三国志』愛蔵版(全30巻)

573. HORICO 食玩ミュージアム
以前、下記のように『海洋堂 三国志 フィギュアコレクション』第弐集(北陸製菓)のことが三国志ニュースで紹介された。つまりNHK『人形劇三国志』デザインのフィギュア。 ・海洋堂フィギュア第弐集発売中 http://cte.main.jp/newsch/article.php/88 それでリンク先にある北陸製菓のサイトに見に行くも、繋がらない。 下記のサイトに移転したようだ。 ・kokka/北陸製菓株式会社 http://hokka.jp/ 少し前まではこのサイトにあまりコンテンツがなかったんだけど、今は「HORICO 食玩ミュージアム」というコンテンツができていて、そこに『海洋堂 三国志 フィギュアコレクション』の第壱集と第弐集の情報がある。 但し、今は「休売中」とのことで手に入らないようだ。 ※追記 英傑群像で海洋堂NHK人形劇三国志フィギュアセット販売、予約開始 ※追記 海洋堂フィギュアワールドin那須ハイランドパーク(2008年9月13日-12月7日)

574. 「東アジアの出土資料と交通論」ノート2
※前記事 「東アジアの出土資料と交通論」ノート1(2008年10月12日)  9:22。次の発表が始まる。 ●金秉駿氏(韓国・翰林大学校)「古代中国南方地区の水運」  まず自己紹介から。「今回、日本語で発表したいと思いましたが、今、後悔しております」とおっしゃり会場を沸かせる。  予め配られたレジュメ(というより論文)はA3の4枚、7ページ分で、それにノートPCでプロジェクターを通じスクリーンに資料を映し出し発表されるとのこと。基本的にはレジュメを読んで進んでいく(※そのため以下のノートはレジュメの丸写しになる可能性がある)。  レジュメでのタイトルは「古代中国南方地区の水運 ―湖北・湖南省出土簡牘と墓葬を中心にして―」。 ○はじめに  昨年、ここで楽浪郡について発表があったそうで、それと関連した様々な簡牘と遺物に関心があるという。  秦漢帝国の郡県支配における内郡と辺郡について、先進・後進、徹底的支配方式・緩やかな支配方式など、二項対立的に区別するのは賛同しない。内郡にも中心と周辺、辺郡にも中心と周辺があるという常識的なレベルで迫る必要がある。  その第一の作業として、内郡の律令支配される地域への考察。睡虎地秦簡や張家山漢簡『二年律令』を見ると公的領域だけでなく濃厚と消費に至る生活全体を徹底的に規制しているが、はたして全帝国において実施されたか。郡県支配が実施される実際の空間を前提して郡県支配の実態が初めて明らかになるのではないか。  その聚落の空間を設定するため、墓葬の位置と分布を検討。河南省、山東省、江蘇省、湖北省、四川省にある7000基の墓葬の位置とそれと県城との距離を測定。結果、律令支配が比較的徹底的に行われた前漢では県城付近の集住が著しいが、後漢時代になるとそれが崩れる(※ここで会場のスクリーンに山東省や江蘇省の調査に関わる様々な図表が表示され前漢と後漢の違いが提示される。ただグラフに縦軸や横軸にラベルがなく何なのか解りづらい)。これで郡県内の県城という「中心」空間は明らかになったが相対的に「周辺」は明らかにならなかった。県城という中心と別の中心との関係、その間で形成される中心と周辺の関係が今後の課題。さらには漢代墓葬の副葬品が中心からの距離によってどのように分布しているのか現在考察中。この過程で注意しなければならないことは、交通の問題。交通により中心と周辺が大きく変わる。  今まで秦簡時代の交通について王子今先生を中心に多くの研究がなされ、藤田勝久先生をはじめ日本の学者も様々な角度で研究を重ねた。今回の発表で先行研究を踏まえ、江南地域での水運について整理したい。出土簡牘と考古遺物を通じ具体的な水運の姿を検討。特に陸運が重要という観念が根強いため、それと結びつけ見る傾向にある。そのため、数多くの出土資料が注目されず放置されている。この発表の前半は簡牘中心、後半は考古学中心。 ○一、郷里単位の水運と水運損失に備えた自治組織―江陵鳳凰山10号漢墓簡牘  江陵鳳凰山10号墓の6号簡牘によれば、平里の戸芻27石、田芻4.37石、田藁2.245(※清岡注。まぐさ、わら)。鄭里全体の畝数は617畝、『二年律令』の規定によるとおよそ田芻18石、田藁12石の芻藁税が徴収されるので、6号簡牘の田芻は1/3-1/6にすぎない(※ここで簡牘の釈文がスクリーンに映し出される)。戸芻と戸藁を含むとさらに多くなり、24石の芻、14石の藁が徴収されたことになる。田租の場合、正確な税率は解らないが、鳳凰山10号墓の7号簡牘によれば市陽里の場合53.36石徴収された。  鳳凰山10号墓の4号簡牘は、市陽里の里正の張偃(墓主)が所属する西郷佐である賜に毎月徴収の算賦を治めた記録。4号簡牘と5号簡牘によると鄭里と当利里の算賦も徴収し西郷に納めたので少なくとも芻藁120石以上、田租130石以上、徴収・伝達された。  里正が算賦のみ徴収したのではないとすれば、張偃は市陽里以外にも鄭里と当利里の算賦・田租を担っていた。算賦が銅銭で徴収・納付に対し、田租と芻藁税は穀物と芻藁の実物を直接徴収・納付しなければならなかった。  田租の一部が銅銭で折納される場合があり、6号簡牘に見られるが極少。『二年律令』にも折納の規定があるが、まず県に集荷され、県の財政の規模・価格によって折納し郡に納入。  穀物は重量、芻藁は体積により徴収。里正の張偃が幾つかの里で徴収・伝達。したがって、西郷から官吏が徴収するのではなく、里正が算賦と同様、穀物と芻藁とを集め郷まで伝達した。  品物の輸送に多くの費用がかかり、時間と空間により多くの差がある。居延出土「建武三年十二月候粟君所責寇恩事」簡牘が具体的な費用の推定に便利。これは粟君が寇恩に魚の販売を頼みながら支払った賃金がいくらであるという問題を巡って起こった事件の裁判。粟君が賃金の穀27石との主張に対し、寇恩が穀27石と牛1頭との主張。魚5000匹の運送に50日かかり運送以外に販売という行為も含む金額。  張偃が運送した量は、寇恩のそれよりはるかに多い。交通手段を水路に依存せざるをえない華南地域。しかし漕運は決して容易ではない。貨物を埠頭で収合し船に積み運航し、埠頭に付いてから降ろすなど複雑な過程があり、当然、運送費用がかかった。  こういったことは同時期の『二年律令』に明記。 ・『二年律令』「賊律」第7-9号簡 船人渡人而流殺人、耐之、船嗇夫・吏主者贖耐。其殺馬牛及傷人、船人贖耐、船嗇夫、吏贖(遷)。其敗亡粟米物、出其半、以半負船人、舳舮負二、徒負一;其可紐繋而亡之、盡負之、舳舮亦負二、徒負一、罰船嗇夫、吏金各四兩。流殺傷人、殺馬牛、有亡粟米物者、不負。  水運に携わる船人・舳舮・徒の存在とそれらを監督した船嗇夫・吏主者が人や貨物を運送する際、死亡または遺失の場合、その賠償責任を明示したもの。水運の過程で様々な損失が発声した事実を物語っている。  里正の張偃はこのような過程を処理する必要があった。江陵鳳凰山10号漢墓簡牘は張偃の責任の元で諸里の税役を徴収し上納した内容が主。4号簡牘と5号簡牘には算賦の用度の記載があり、そのうち「転費」とあり、それは居延漢簡「転銭」と同じく、人を雇用し糧食等を運ぶ費用のこと。  ここで鳳凰山10号墓出土「中販共侍約」に注目。内容は張伯(張偃)が販長になり他六名と約束した後、その規定を書いたもの(※ここでスクリーンに釈文が映し出される)。後半部分は張伯とは別の販吏が見え、販吏の命令に従わない場合のことを規定。前半部分は共同作業が必須で器物損傷・遺失について別の規定がある。張伯らが自発的に組織したという説があるが、戦国時代の秦以降前漢末まで里単位の私的利益のための結社を徹底的に禁止されていたためこの可能性は低い。「会而計」というように販吏への会計報告義務があり官との関連性を暗示。  類似の組織は後漢初の「漢侍廷里父老[イ單]買田約束石券」でも確認。この石券は于李等25人が[イ單]を組織し構成員が出捐した61500銭で82畝の土地を買った後、里父老にその土地の収穫物を使用できるようにしたもの。資産が足りなくなり里父老の資格がなくなると25名の中で次の人に渡すようにした。官により強制的に課せられた里父老の義務を処理するため、出捐したお金で将来発生する可能性がある金銭的損失に備えた。「他如約束」とあるように具体的な罰則規定は別途に規定したようだ。里正と同様、後漢の里父老の義務の一つに税役の徴収がある。これこそ経費負担の主な原因。水運での損失の可能性が高いため、それに備え組織を作りそれは官に許された。  弘一先生によると「中販共侍約」の「販」は「般」、すなわち大船を意味する。より確実に船舶を利用・運送する担当者が将来発生する可能性のある問題に対処するため、官の指導のもとで組織を作ったと理解。 ○二、県級単位以上の水運と水運損失への官府の補填―長沙走馬楼呉簡 ※関連記事  第2回三国志学会大会ノート1  2006年9月17日「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」ノート  走馬楼呉簡が出土した長沙は鳳凰山簡牘が出土した江陵と同じ地理環境。走馬楼呉簡の内容の一つに嘉禾三年と四年にかけての田租の徴収と倉庫への納入がある。そのため鳳凰山簡牘で考察した水運関係の事実を走馬楼呉簡で確認できる可能性は高い。  漢代以来、賦税のの納入は「自送」が原則。前述のように里正・里父老のような下級官吏により統合・納入し、その費用を「転費」などの名目で農民に課した。それにより「里父老石券」「中販共侍約」出現。走馬楼呉簡の田家[艸/別]に「入□郷嘉禾二年租米八斛就畢 嘉禾二年九月廿八日叟丘県吏潘孔関邸閣董基付倉吏鄭黒受」(A2869)などとあるように入倉の主体が見えないため、「自送」したように見えるが、漢代と同じように基層単位の担当者が代納した可能性が高い。しばしば代納の主体が屯田司馬、西郷佃吏などのように確認できるのはその証左。  租米や限米など多様な種類の穀物が全部水運で入倉されたわけではないが、県倉と離れたところは水運を利用せざるをえなかったようだ。しかも県倉に納入された品物を再び別のところへ運ばれる際、主に水運に依存。「其一百廿五斛五斗四升民先入付三州倉吏谷漢出付船師唐鼠運詣中倉関」(9.3097)という事例(※スクリーンに釈文が映し出される)では、民が三州倉に納入した125.54石の穀物が船師に渡され中倉へ運ばれる。  漢代の簡牘では損失に備えた組織が出現した事例があるのに対し、走馬楼呉簡では実際の損失に対する報償する具体的過程が書かれている。王子今先生は「折咸米」の事例がいずれも「入吏(或吏某)所備船師某某年折咸米」という形式であることに着目し、「折咸米」が船師の運送中に損失された部分を指すとした。侯旭東先生は官吏の過失を報償する行為を意味するとする。先の張家山漢簡『二年律令』では第一次的な責任は船人が負うのと同時に官吏が連帯責任を負うことが明示。走馬楼呉簡の「吏所備」は恐らく連帯責任の一部。ただ折咸米が思ったより少なく、運送中にかかる他の必要経費も含まれると見た方が良い。  「[イ就]銭」にも注目。王子今先生はこれを「邑下居民」と関連づけ、使用者が土地の持ち主に支給した租価であると説明。「[イ就]銭」を「運賃の用途に使われる税金」と解釈すれば、居延漢簡や敦煌漢簡の用途と関連づけ理解できる。鳳凰山10号漢墓出土簡牘の「転費」と類似すると考えられる。  漢代では主に徴収する責任者が作った自発的な組織で損失に備えたのに対し、三国呉では多くの部分が官吏により体系的に支払われた。無論、『二年律令』によれば漢代でも官吏により損失分が補填され、三国呉でも自発的組織が形成された可能性は高い。 ○三、水運対象の貨物と範囲―里耶秦簡  江陵鳳凰山簡牘に見える水運貨物は主に穀物と芻藁であるが、F類竹簡に分類される鳳凰山10号墓簡牘には「[台/木]」(※からむし・あさ)や「笥」(※竹や葦で編んだ箱?)などが記される。簡牘の意味については貨物の明細書、運送集団の運賃支給、商業経営帳簿等、様々な見解がある。[台/木]を数える単位は「絜」となっており、『説文解字』の段玉裁注によると「絜」は一束のこと。完成品の[台/木]の単位が「匹」なので、簡牘の[台/木]は縛られる材料または半成品と考えられる。従って[台/木]や笥はこの地域で生産される水運対象と推定。  里耶秦簡にも[台/木]を収穫し半成品を作る中間過程が記される。具体的には脱膠、剥皮、刮青、分劈の過程を経た後、紡織する。里耶秦簡に脱膠で主に使われる[シ區]漬法が見えるため、恐らく[シ區]漬を経た後、出荷される。  走馬楼呉簡では水運対象が主に穀物でそのうち軍糧に使われる事例に注目。断片的な記録だが、軍糧輸送は三州倉→州中倉→倉曹→督軍糧都尉→右節度の順で、軍糧は船師に伝達され水運で運ばれたことは明らか。文献資料に記載される呉の武陵蛮討伐と時期的にも空間的にも重なるので、走馬楼呉簡の軍糧輸送は[シ元]水流域の武陵蛮討伐のためと考えられる。つまり湘水地域の長沙から[シ元]水地域への水運事例。  里耶秦簡にも軍需物資の輸送関連の記録がある。秦始皇34年9月を基準に遷陵県で保管中の弩臂の数量を点検した記録。うち七件が益陽と臨[シ元]で放出と記録。いずれも水系で繋がる。  他所から酉水上流の遷陵地域へ水運で運ばれる貨物も確認される。江陵地域の競陵県蘯陰里の狼仮が故荊の積瓦を求めるために公船を借りていった事例が代表的。他に洞庭の上裙も遷陵地域に運ばれていた。遷陵地域で半成品の[台/木]が搬出されたのと対照的  江陵以南の地域は人と文書の通行も水運に大いに依存。里耶秦簡の里程簡では臨[シ元](常徳附近)から遷陵までの距離が中間の別の地名を経ず910里と記される。これに関し多くの議論があり、この路程が水路か陸路かについて後者を仮定する場合が多い。それは北方地域の陸上の郵の設置と文書伝達システムが南方地域でもそのまま運営されるという仮定が出発点のため。張家山漢簡『二年律令』と居延漢簡には、それぞれ一日に文書を移動すべき距離が規定されており、文書の移動で最速が郵伝によるとするならば、里程簡に地名間の距離が記されているのも、陸上の郵の方法で伝達される距離になる。『二年律令』「行書律」に江陵以北は10里ごとに1郵、索までは20里ごとに1郵設置するが、地形が険しい場合は便利なところに設置できると規定されている。尹湾漢簡だと、東海郡の場合、1県当たり1郵の比率。索すなわち今の湖南省常徳以南の場合、地形が非常に険しい湘西地域は水系にそって県単位で設置されたと考えられる。また一旦水系に沿って移動すれば、陸上のように中間の郵を経る必要がない。[シ元]陵虎渓山簡牘の中に「廷到長安、道涵谷、三千二百一十九里、其四百卅二里[シ元]水」(MIT:43-99)とあるのは[シ元]陵から臨[シ元]もしくは索までは水系に沿って物資と文書が移動されたことを如実に示している。 ○四、漢代墓葬の副葬品よりみた湖南省の水運  簡牘で見た湖南省水運範囲は非常に広い。 (※ここで「時間がないため、簡単に説明すると告知」)  長沙馬王堆駐軍図の地理的背景に対し様々な意見があるが、歴史地理学界では湖南省最南部、九疑山地域に比定。都尉が設置されたところには軍事物資の運送が必須だが、周辺の地形上、水運が不可避。そのため、全体的に見れば遷陵・[シ元]陵という酉水の水系、臨[シ元]・[シ元]陵・敍浦(武陵郡)の[シ元]水の水系、益陽の資水の水系、長沙-州(九疑山)の湘水の水系、これら多くの水系が互いに連結した姿を確認。  漢代墓葬の副葬品を通じ、水運を確認したい。方法はまず水系別に墓葬を整理し、墓葬出土品の陶器・青銅器など材料別に分け相関関係を考える。 ...

575. 羽孔ちゃん?
・Yahoo! JAPAN http://www.yahoo.co.jp/ ・ペナルティ・ワッキーに第1子の男児が誕生 丸2日の難産だった http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081117-00000024-oric-ent 上記Yahoo! JAPANの記事(オリコン提供)によるとペナルティのワッキーさんに男の子の赤ちゃんが生まれたとのこと。その名は羽孔(はく)ちゃん。 ペナルティのワッキーさんと言えば、テレビ朝日で2008年10月18日土曜日24:30-25:25放送の『ドスペ2 テラコヤ!』で三国志好きっぷりを発揮していたぐらいなんで、この羽孔ちゃんってもしかして羽扇を持った孔明から来ているの? それとも関羽と諸葛亮(字、孔明)? あと長男を意味する伯(はく)ともかかっているの? ※関連記事 テレビ朝日と『レッドクリフ』 ・諸葛亮の羽扇について。 (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」投稿) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1452 ※追記 『よしもとオンライン』で「三国志特集」 ※追記 『エレ片のコント太郎』ポッドキャストで三国志ネタ ※追記 無双シリーズ×チムニーグループ コラボキャンペーン(2012年2月1日-3月25日) ※追記 『爆生レッドカーペット』で三国志ショートコント(2012年10月13日) ※2013年9月18日追記。4:15:58から「羽孔」と検索語句が見えるとおもったら、ワッキーさんに第二子となる長女が17日12時12分に生まれたとのこと。 ※追記 ザ・プロファイラー「誰かのために生き抜けるか~諸葛孔明・天才軍師伝説の真実」 (2013年12月18日) ※追記 レポ3:九州三国志忘年会(2013年12月29日)

576. コミックヒストリア(2009年11月26日)
・Yahoo!コミック http://comics.yahoo.co.jp/ ・Yahoo!コミック(コミック三国志マガジン) http://comics.yahoo.co.jp/magazine/sangokushi_0001.html 2009年10月22日を最後に更新が止まっている『コミック三国志マガジン』WEB版で、もうそろそろ潮時かと思っていたが、一応、木曜日になるとチェックしていたわけだけど、上記のYahoo!コミック内の『コミック三国志マガジン』のページを見ると下記のようなお知らせが出ていた(「三国時代」じゃなくてなんで一つだけ書名?!)。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お知らせ 長らく「コミック三国志マガジン」WEB版をご愛読いただき、誠にありがとうございました。本誌は2009年11月26日(木)よりYahoo!コミックに誕生する、時代を超えた人物達との出会いと共感を描く歴史WEBコミックマガジン「コミックヒストリア」に作品連載の場を移します。 「飛鳥時代」「西洋中世」「三国志」「戦国時代」といった時代を皮切りに、多様な時代のドラマを取り揃えた魅力的な新連載をスタートさせます。より魅力あるマガジンとして生まれ変わりますので、どうぞ「コミックヒストリア」にご期待ください。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ それでメディアファクトリー内の『コミック三国志マガジン』の公式サイトを見ると同じ文言でお知らせが出ていた。 ・コミック三国志マガジン http://www.comic-flapper.com/sangokushi.html 『コミック戦国マガジン』の後継誌として……じゃなくて、発表形式に出版とウェブの違いはあるとはいえ、まるでスクウェアエニックスの漫画雑誌『ガンガン戦 -IXA-』に対抗するような形で、2009年11月26日木曜日に歴史WEBコミックマガジン『コミックヒストリア』が創刊される。というわけで、2007年9月27日から配信されていた『コミック三国志マガジンWeb版』は2年間余りの歴史を2009年10月22日に終える。結局、『コミックヒストリア』にもメディアファクトリーが絡むのだろうか? それとも移譲? ※参照記事  ガンガン戦 -IXA-(2009年11月27日創刊)  コミック三国志マガジン(2007年9月27日配信開始) ※追記 週刊 そーなんだ!歴史編(2010年1月6日創刊) ※追記 ブレイド三国志外伝(2010年2月11日)

577. 親子で楽しめる三国志的工作・手芸教室(KOBE三国志ガーデン2014年8月9日、工作の部のみで31日)
※関連記事 2014年のKOBE三国志ガーデン内イベント 上記関連記事からの流れ(というよりそこからのコピー中心)。 ※関連記事 諸葛発明先生の「イケてる実験教室」(KOBE三国志ガーデン2013年8月17日18日) 上記関連記事にある、KOBE三国志ガーデンにおける小学生向け夏休み企画が今年もあるそうで。 ・三国志ガーデン http://www.3594garden.com/ それで上記の関連記事同様、上記のKOBE三国志ガーデンのサイトの「イベント」を見ると、その施設の交流館にて、2014年8月9日土曜日13時より、15時よりの計2回、「各回親子30組 限定」で「親子で楽しめる三国志的工作・手芸教室」が開催されるという。「要予約で工作の部が「小学生低学年向」であり、手芸の部が「上記工作の部制作のお子さんを待ってるお母さん対象。さらに、家族の女の子もせひご参加ください!」とのことだ。 具体的には工作の部が「牛乳パックでつくろう!三国志」と題して材料費100円で、『三国志演義』第四十六回「用奇謀孔明借箭獻密計黄蓋受刑」に出てくる諸葛亮が十万本の矢を集めた船をつくろうということだそうな。手芸の部は13時の回では、「フェイスブックマーカー(しおり) 100円」「マイ箸袋づくり 500円」「<イメージブレスレット>1000円~」(「大人用 ¥2,000~/こども(15歳以下)¥1,000~」、「<蛇結びのストラップ> 500円~」とのことだ。15時の回では、「パステルdeアート 500円」、「<イメージブレスレット>1000円~」(「大人用 ¥2,000~/こども(15歳以下)¥1,000~」、「<蛇結びのストラップ> 500円~」とのことだ。 さら8月31日日曜日14時から15時30分まで「牛乳パックでつくろう!三国志」のみで「<要予約  お問い合わせより>30名  年齢不問    材料費100円」にて行うとのこと。

578. 2004年3月、8月、カプセル。横山光輝版「三国志」
今日、チェーン店系のちょっと大きな電機屋に行って来た。 一階が駐車場スペースなんだけど、あといろんなたくさんの種類のガチャガチャ(ガチャポン)がおいてあった。 ダイヤルみたいなのに硬貨を入れてそれを回転させると、プラスチック製のカプセル状のものがでてきて、そのカプセルの中に玩具が入っているってやつ(そのため何がでてくるかわからない)。 別に興味はなかったんだけど、私の目に飛び込んできたのが「横山光輝」の文字。 どうやら、横山三国志のキャラクターがフィギアになって売っているようだ。1回300円。 早速、パソコンを開いてメーカー名で検索をかけてみる。 http://www.epoch.gr.jp/ ※追記。新URL http://epoch.jp/ ↑この「エポック社」のページの「カプセル」→「ライブラリ」→「2004nen」→「3月」→「横山光輝版『三国志』」ってリンクをたどっていったところ。 第一弾は、劉備、関羽、張飛、曹操、シークレットの五種類だったとのこと。 曹操はヒゲのはやしたバージョンじゃなくて、多くの女性ファンを魅了したと噂の(?)、赤備え鎧の若き曹操。 http://www.plastic-rouge.com/souten/ ↑ちなみに第一弾は三国志グッズショップの「赤兎馬」では全種類一度に販売していたそうな(今は販売終了とのこと) 「商品情報/小物/グッズ」→「販売終了の商品/横山光輝「三国志」-ガチャポンコンプリートセット」(ページの下の方)とリンクを辿ったところをみると。 第一弾のラインナップを見ると、どうやら私が見たのはこれじゃなくて、違うやつ。 というわけで、もう一度、探してみる。 http://www.epoch.gr.jp/ ↑この「エポック社」のページの「カプセル」→「ライブラリ」→「2004nen」→「8月」→「横山光輝版 三国志 巻之弐」ってリンクをたどっていったところ。 こちら(第二弾)は、孫策、諸葛亮、呂布、張遼、馬超の五種類とのこと。 第一弾のころよりラインナップがバラエティーに富むようになっている(あれ、シークレットなくなったの?) はてさて、これらのフィギアで少年たちのハートをゲットできるんだろうか……ってメーカーがターゲットにしている購買層って少年たち? ホントはどんなもんだろ……? ※追記 ガシャポン三国伝01(2010年4月中旬)

579. 三国志ジョーカー(2010年7月6日)
・青木朋HP++青青 http://aoki.moo.jp/ ・新連載  (※上記サイトのブログ記事) http://blog.aoki.moo.jp/?eid=1489149  上記ブログ記事にあるように、秋田書店の月刊マンガ雑誌『ミステリーボニータ』8月号(2010年7月6日発売)から青木朋先生の新連載『三国志ジョーカー』が始まるという。 ・秋田書店 http://www.akitashoten.co.jp/  作者のブログでは下記のように、すでにカテゴリに「三国志ジョーカー」が設けられている。 ・三国志ジョーカー  (※上記サイトのブログカテゴリ) http://blog.aoki.moo.jp/?cid=57123  この『三国志ジョーカー』は実は作者サイトで掲載されていたウェブコミック『司馬懿くんの事件簿』とのこと。逆に言うと、ウェブコミックのファンの人にとって、これから先、新作を『ミステリーボニータ』で読めるってことなんだろうね。  ちなみに下記関連記事にあるように、昨年の『ミステリーボニータ』12月号(2009年11月6日発売)の別冊ふろく「ウィンターミステリースペシャル」に『司馬懿くんの事件簿』が掲載されている。 ※関連記事 司馬懿くんの事件簿(2009年11月6日)

580. まとめメモ:『三國志 Online』『真・三國無双 Online』
MMORPG『三國志 Online』やMMOアクションゲーム『真・三國無双 Online』などのコーエー製品のオンラインゲームについて、私自身、それに投じる資金も時間もないもんだから、自然と興味を失ってしまっている。だけど、東アジアや東南アジアで好評とか話(「その割には株が売られ過ぎている」という論法で出てくるような印象はあるが…)などを聞くとそのチャネル、想定しているターゲット、潜在的なものも含めたセグメントの規模などに興味があり、情報に対し付箋ぐらいは貼っておきたいな、と常々思っていた。まぁ、オンラインゲームの記事を書くとメーカー非公認な業者のターゲットにされやすいんで、そこらへんはイヤなんだけどね。Adsenseも含めGoogleにはそこらへんの倫理フィルターを開発して欲しいところ(…と話が脱線しすぎた・汗)。 ・三國志 Online http://www.gamecity.ne.jp/sol/ ・基本プレイ無料!オンラインゲーム 『真・三國無双 Online』 http://www.musou-online.jp/ ・基本プレイ無料オンラインゲーム 真・三國無双 Online http://www.gamecity.ne.jp/musou-online/ ※関連記事  武将ブログ(『真・三國無双BB』オフィシャルブログ)  新作MMORPG『三國志 Online』 (コーエー)  『真・三國無双 Online』へリニューアル(2007年11月28日)  『三國志 Online』(Win版)「三onブログ」本日開始!  『三國志 Online』(Win版)正式サービス2月29日15:00スタート ※追記 アニメ蒼天航路×KOEI ※追記 『真・三國無双 Online』PlayStation3版(2010年2月18日) ※追記 「蒼天」三国志アクションRPG(2010年春) ※追記 三國志 Online サービス終了(2010年7月19日) ※追記 小野坂昌也・竹本英史のネオロマ&無双(2010年10月) ※追記。閲覧者の利便性のため、下記にあるように関連する商品情報へのリンクを張っておく。

581. 三国志街道の集い(2010年1月31日から毎月)
※前回 三国志街道の集い(2009年11月23日) 2009年11月23日に東京都江東区亀戸の「中華料理店 三國志」で「三国志街道の集い」と言うイベントが行われた。 それはプレイベント的な位置づけなんだけど、下記、公式ページにあるように次回第一回の日程等が発表されている。それによると同会場で2010年1月31日に13時開演の約2時間で第1回「三国志街道の集い」が開催され、以降、毎月開催する予定だという。前売り券料金が2500円、当日券料金が3000円だそうな。 ・日本各地の体験プログラムを検索・予約 - 旅の発見 http://tabihatsu.jp/ ・【三国志街道の集い】魏呉蜀!劉備が関羽が張飛が諸葛亮が!ん、趙雲、曹操、呂布もみんな好きです。 http://tabihatsu.jp/program/74556.html ※リンク追記。2011年からはこちらのURLとのこと。 ・【三国志街道の集い】魏呉蜀!劉備が関羽が張飛が諸葛亮が!ん、趙雲、曹操、呂布もみんな好きです。 http://tabihatsu.jp/program/79450.html ※会場サイト ・亀戸の中華料理店 三國志 中国料理のご宴会 100名様までOK http://www.3594.co.jp/ ※会場サイト訂正。いつの間にか上記URLが消滅し、下記URLになっていた。 ・亀戸の中華料理店 三國志 中国料理のご宴会 100名様までOK http://www.china3594.com/‎

582. STOP!劉備くん! ひとまずの最終回 (2011年3月24日)
・最新号情報 | コミックヒストリア | コミックフラッパー http://www.comic-flapper.com/historia  上記雑誌公式サイトを見ても書いていないが、下記のwebマンガ雑誌『コミックヒストリア』配信サイトの雑誌ページには書いている。 ・Yahoo!コミック http://comics.yahoo.co.jp/ ・Yahoo!コミック(コミックヒストリア) http://comics.yahoo.co.jp/magazine/sangokushi_0001.html  上記の『コミックヒストリア』配信ページによると、(2011年)「5月末をもってコミックヒストリアの配信は終了となります」とのことだ。同時期2009年11月27日に創刊された『ガンガン戦 -IXA-』は、年最大二回の不定期発行といえども、下記関連記事にあるように、その収録作品を「ガンガンonline」で掲載したり、毎月「戦-IXA-ONLINE」をウェブに掲載したりと活発的なのとは対照的だ。 ※関連記事 曹植系男子(2011年3月10日) ※追記 曹操孟徳正伝 第9話、第10話(2011年4月27日)  下記関連記事にあるように、『コミックヒストリア』はメディアファクトリーの『コミック三国志マガジン』WEB版の後継誌として(『コミック戦国マガジン』の後継誌としても?)2009年11月26日よりスタートしたウェブコミックマガジンで、そのため、『コミック三国志マガジン』WEB版に掲載していた分で引き続き掲載したマンガもあった。 ※関連記事 コミックヒストリア(2009年11月26日)  それらの中に白井恵理子/著『STOP!劉備くん!』があって、雑誌が配信終了となったため、2011年3月24日の配信がこのマンガの最終回となったという。下記関連記事にあるように通巻12巻目の最新刊が発売した翌日のことだ。 ※関連記事 劉備くん! 阿斗のまつり(2011年3月23日) ・Yahoo!コミック(STOP! 劉備くん!) http://comics.yahoo.co.jp/magazine/historia/sutoxtup05_0001.html

583. 吉川英治記念館(東京都青梅市)
http://www.kodansha.co.jp/yoshikawa/ ↑吉川英治記念館のサイト http://cte.main.jp/sunshi/w/w050116.html ↑先月、自サイトで三国志に関する文を書いていて、代表的な三国志小説について書く段になる。 それで真っ先に思いつくのがみなさんご存じ、吉川英治/著「三国志」。 よくよく考えたら、私はこの小説を読んだことないし、詳しく知らない。 というわけで、ネットで情報を集めているときにふと見つけたのが、上記記念館のサイト。 サイトの写真をみると、なかなか良さそうなところ。 「三国志」の所蔵資料が見られるといいなぁ ちなみにURLが講談社のところになっているけど、縁が深いのかなぁ

584. ノート:三国志学会 第八回大会(2013年9月14日)
・三国志学会 http://sangokushi.gakkaisv.org/ ※関連記事 三国志学会 第八回大会(2013年9月14日土曜日)  上記サイトや上記関連記事にあるように、2013年9月14日に京都の龍谷大学大宮学舎東黌103教室にて「三国志学会 第八回大会」が開催された。

585. 2005年7月31日「三国志シンポジウム」雑感2
・2005年7月31日「三国志シンポジウム」雑感1からの続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/152 ○報告 中川諭(大東文化大学助教授)「『三国志演義』ができるまで」  司会の中林史朗先生から中川諭先生の紹介がされ報告が始まる。「三国志」と「三国演義」の違い。史書と小説の違いってあたりで一般向け。陳寿の「三国志」編纂話。六朝時代の裴松之の注、成立話。実際にレジュメに現在の「三国志」のコピーが出されていて本文と注の様子を示す。上記二つでとられなかった三国志の物語化(伝説とか歴史事実じゃないこと)は捜神記を初めとする志怪小説、それと世説新語などをあげた後に、金先生の鼓吹曲の話を一言フォロー。唐の時代はまとまった三国志の物語はなく断片的。晩唐の詩人、李商隠の「驕児詩」に張飛のひげ面のことが書かれているから、三国志の物語はある程度、広まっていたって話。宋代になるとまとまった資料が出てくる。講談や演芸が出てくるそうな(東坡志林とか、三国芝居とか、講談師の霍四究とかを例に)。  元代には劇にして演じようとする「戯曲」、講談を文字にしようとする「平話」(評話)が出てくる。「全相平話三国志」(三国志平話)の話。講談の種本的存在らしい。それで三国志平話の写真を持ってきて聴衆に見せていた。 ※余談だけど、清岡はネットでも見れるよ、とノートPCで二階堂善弘先生のサイトを隣の人に見せたら、引かれてしまった(汗) http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~nikaido/ それで三国志平話に見られる南北の起源の考察。現在に伝わるのは確かに南方で出版されているが、起源は北方、て話。  さらに三国志平話の訳本の話。自訳本の宣伝(笑)。例の光栄から出ている二階堂善弘先生と中川諭先生の本。パソコン通信で訳をやっていたら、光栄の人の目に止まったそうな。すごい話だ。 ※追記 横山光輝三国志おもしろゼミナール(1984年7月) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1762  三国志平話から三国演義へ。どういう関係なのか決定的な資料はないとのこと。三国演義の嘉靖本の話(嘉靖元年、西暦1522年に初めて刊行された本)。スペインに三国志演義の本がのこってるそうな(すげー!)。その後、関索の話が付け足されたとのこと(金先生リスペクト発言有り・笑)。清代、康熙年間(1662~1722年)になると毛宗崗が数ある三国演義を添削し、いわゆる毛宗崗本がでてきた話。清代の終わりには毛宗崗本が主流になったとのこと。 ※追記 道教の美術 TAOISM ART(2009年9月15日-10月25日) ※追記 全相三国志平話(2011年3月19日) ○報告 和田幸司(三国志サイトウェッブマスター)「インターネットにおける三国志の世界」  司会の中林史朗先生から和田幸司先生の紹介がされ報告が始まる。その中で中林先生の発言でインターネット利用が普及したという発言に続き「おかげさまで、余談ですが、私も今やインターネットの世界で、一介の学者と言うよりは骨董品好きのただのおじさんとして知られていいます」という発言で会場をわかせていた。 ※以下、タイトル通り、インターネットのサイトでの三国志関連の話(主にファンによる個人サイトやコミニティ)の話になって、まさしく我々の身近なことなので、冷静に見ていられなくなる(気恥ずかしい!)。そのせいか、普段、ネットに馴染みのない人々との温度差が気になって過敏反応をしていたし、あまり発表が頭に入らないでいた。  以前の発表と異なり、プロジェクターを使うようだ。その変化に聴衆がついていってないようで、目に面白いのが映し出されているにも関わらず反響が薄い。  まず自己紹介から。自分のサイトの紹介。それからサイトでのおそらく最も古い三国志個人サイトの紹介。 http://www.baobab.or.jp/~matumoto/sangokushi/  三国志系サイトのサイト数の話。一週間に10サイトぐらいできているとのこと(すごい!)。和田さんからの「三国志サイト、運営している人、手をあげてください」との質問。会場わく。清岡出遅れ、挙げられず仕舞い。  それから和田さんと三国志ジャンルとの出会い話。ゲームをやっていたときに知った三国志の人物は「張飛と関羽と賈[言羽]」と発言したら会場大受け。それから横山三国志を読み(友だち同士で回し読み)、それから後に「諸葛孔明」という小説を読んだとのこと。それからしばし三国志ジャンルから遠ざかったそうな。  ウェブ三国志界を文化の視点から、の話(ここらへんからは知識欲を刺激される)。歴史・文学の分野における三国志への興味の深化。「三国志ファンのためのサポート掲示板」の話とか http://cte.main.jp/ おそらく「OVER LOAD」の掲示板の話(サイトや掲示板の名前出ず、董卓の貨幣の話)が例として出てくる。 http://overload-system.net/ それからネット上での三国志と三国志演義の話(いわゆるネットでの正史派・演義派云々) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=791  三国志ファンにとってのバイブル、ちくま学芸文庫「正史 三国志」(筑摩書房刊、ちくま学芸文庫、ISBN4-480-08041-4から全8巻)。会場、少しわく。ファンの興味の対象となる歴史書が「後漢書」「三国志」「晋書」「後漢書集解」「三国志集解」と広がっている。サイトでどんな掲載資料があるかって話。→人物辞典、年表、地図、漢籍の日本語訳、三国志データベース。学界発の電子工具書の利用。→電子漢籍文献、漢字辞典・年号変換ツール、三国志目録検索システム(※渡邉義浩先生のサイトにあるやつだ) http://china.ic.daito.ac.jp/cgi-bin/handy/ftmsw3 http://books.bitway.ne.jp/gakken/kanjigen/club/ http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1824 http://cte.main.jp/newsch/article.php/120  そういったネットでの活動の蓄積の話。三国志研究の専門家の領域と違い、三国志ファン同士によるウェブ三国志界では特に整理されずそして蓄積されないまま、「至る所で同じ様な議論が繰り返される」ということで、一見、無駄なことを繰り返しているようであるけど、「それが故に三国志ファンが逗留されて」おり、ウェブ三国志界が盛んだ、ということをおっしゃられていた。なるほど、すごく納得した! ○休息  いわゆる昼休み。オープンキャンパスとあって、一階の食堂も二階の食堂も混んでいた。そのせいか、午後の部に遅れることになる(汗)。ちなみに期待されていたんで書くと、「エポックメイキング」という単語の意味を知らない人がいたことをここに記しておこう(内輪ネタ)。 ・2005年7月31日「三国志シンポジウム」雑感3へ続く http://cte.main.jp/newsch/article.php/166 ※追記 メモ1:「アクセス集計に見られる現代日本における三国志由来事項の変容と浸透」

586. 真・恋姫†無双~萌将伝~関連マンガと小説(2010年10月25日30日)
※関連記事 真・恋姫†無双~萌将伝~(2010年7月23日) 上記関連記事で書いたようにPCゲーム『真・恋姫†無双~萌将伝~』に関連し、エンターブレインから2010年10月25日に『マジキュー4コマ 真・恋姫無双 萌将伝』(1)(ISBN978-4-04-726836-4)という4コママンガが861円で出るそうな。 ※追記。「2010-12-24 マジキュー4コマ 真・恋姫無双~萌将伝~(2) マジキューコミックス 861円(本体820円+税)」ISBN978-4-04-726938-5 ※追記。「2011-02-25 マジキュー4コマ 真・恋姫無双~萌将伝~(3) マジキューコミックス 861円(本体820円+税)」ISBN978-4-04-727069-5 ※追記。「2011-04-25 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 萌将伝 (4) マジキューコミックス 861円(本体820円+税)」ISBN978-4-04-727233-0 ※追記。「2011-06-25 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 萌将伝 (5) マジキューコミックス 861円(本体820円+税)」ISBN978-4-04-727330-6 ※追記。「2011-08-25 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 萌将伝 (6) マジキューコミックス 861円(本体820円+税)」ISBN978-4-04-727459-4 ※追記。「2011-10-24 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 萌将伝 (7) マジキューコミックス 861円(本体820円+税)」ISBN978-4-04-727553-9 ※追記。「2011-12-24 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 萌将伝 (8) マジキューコミックス 861円(本体820円+税)」ISBN978-4-04-727729-8 ※追記。「2012-02-25 ...

587. 無双OROCHI(2007年3月21日)
<2月9日追記> 公式サイトによると2007年3月21日発売決定とのこと <2月16日誘導> ・2007年3月29日 真・三國無双DS ファイターズバトル http://cte.main.jp/newsch/article.php/509 <追記終了> 2月2日に「無双OROCHI」の公式サイトがオープンした。「無双OROCHI」とは魔王・遠呂智(O-RO-CHI )が降臨し時空をゆがめ三國志の世界と戦国の世を融合させたという設定で三國無双のキャラクターと戦国無双のキャラクターが出るゲームみたいだね。と詳しくは下記公式サイトへ。 ・「無双OROCHI」公式サイト http://www.gamecity.ne.jp/orochi/ プレイステーション2用ゲーム。6,800円。「無双OROCHI TREASURE BOX」の方の価格は未定。発売は2007年3月を予定しているとのこと。 ……つか時空を歪める力があるんだったら、わざわざ肉弾戦で戦わなくても良いような気がするが。 それより公式サイトのフラッシュ、うちの環境だったら大きすぎて最大表示にしても端っこまで見れない(汗) スクリーンショットおもしろい。わざと三國無双と戦国無双とを絡ませている画面を選んでいるとか。曹操と信長が絡むムービーがあるんだ。それから三人一組なんだ。ますます格闘ゲームを連想してしまう。 ・その他、コーエーの動き http://cte.main.jp/newsch/article.php/467 サイト「火間虫入道」さんの記事 ・2007/02/04 (日)の記事 http://hima.que.ne.jp/logcp/log200702a.shtml#20070204 ※以下、koeiの「無双OROCHI」公式サイトが発見されるまでの三国志ニュースの実録。 <2月1日> 衝撃が大きかったので、確認する前に編集前提でメモがてらとりあえずアップ 三國+戦国の無双が新作って(笑) そりゃコーエーの広告にあった「あなたの知らない無双」だわ。 なんかこういうノリって昔の格闘ゲームにあったよね。 ファミ通で確認しないと。 情報をつかみかねているんだけど、とりあえずお馴染みのサイト「火間虫入道」のところへ誘導。 ・2007/02/01 (木)の記事 http://hima.que.ne.jp/index.shtml#20070201 <2月2日昼> おいおい公式サイト、「無双OROCHI オリジナル・サウンドトラック」の情報が先かよ!(笑) http://www.gamecity.ne.jp/media/cd/sw/musou/musou_orochi_ost.htm 「無双OROCHI オリジナル・サウンドトラック」 2007年3月28日 発売予定 KECH-1431/2 定価 2,800円(税込) 初回封入特典 『無双OROCHI』特製ジャケットサイズステッカー やっぱりプレイステーション2用ゲームで「時空を超えた英傑達の競演」なのね そういや昼間に、適当に公式サイトのURLを打ち込んでアクセスしてたんだけど、そのうち、上のwww.gamecity.ne.jp/orochi/も入れたけど、サイト自体表示されなかった。 あと小ネタ。無双BROOCHに何度も見間違えている(汗) <2008年2月1日追加> ・『無双OROCHI 魔王再臨』(PS2版)4月3日発売 http://cte.main.jp/newsch/article.php/812

588. 三國志研究第五号(2010年9月11日)
・三国志学会 http://www.daito.ac.jp/sangoku/ ※関連記事 三国志学会 第五回大会(2010年9月11日土曜日 二松学舎大学) ※新規関連記事 三国志研究第十九号(2024年9月8日発行)  上記関連記事に書いたように、「三国志学会第五回大会」にて例年通り、会員には会費と引き替えに三国志学会機関誌『三国志研究』第五号が渡された。  『三国志研究』は上記サイトにもあるように汲古書院で購入できるそうな。下記の汲古書院のサイトでは今のところその情報はないけど、まぁ問題ないのだろう。 ※追記。 上記三国志学会サイトによると、「A4・198頁/ISSN 1881-3631」とのこと。 ・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版 http://www.kyuko.asia/

589. 三国志 Three Kingdoms 公式朗読CD(全5話2012年2月3日-)
ブログのRSS配信で知ったこと。 ※関連記事  三国志 Three Kingdoms(衛星劇場2011年4月18日より毎月曜2話ずつ全95話)  三国志 Three Kingdoms再放送(衛星劇場2011年12月8日-)  ドラマ三国志~天下三分直前スペシャル(2011年12月3日-) ※追記 堀内賢雄と寺川愛美の三国志ラジオ(2012年1月3日-) ※追記 十大三国志ニュース2011 後編 ※追記 三国志Three Kingdoms公式朗読CD発売記念イベント(2012年5月27日) ※追記 三国志Three Kingdoms公式朗読CD“夷陵に燃ゆ”趙雲篇:KENN 発売記念イベント(2012年3月3日) ※追記 CR天地を喰らう(2012年) 上記関連記事にあるドラマ『三国志 Three Kingdoms』(原題『三国』)は現在、CS放送局「衛星劇場」で放送しており、また12月8日より再放送も始まり、その番宣番組もある。 ・ドラマ「三国志」公式サイト http://www.sangokushi-tv.com/ ※リンク追記 ・三国志 朗読CD | Cinem@rt 特設ウェブサイト http://www.sangokushi-tv.com/cd/index.html 上記公式サイトの2011年12月1日のニュースによると、『三国志 Three Kingdoms 公式朗読CD』が2012年2月3日から全5話でリリースされるという。 そのニュースによると、「作品詳細情報や、イベント開催のお知らせなど関連情報を随時、特設ページ開設で、今後お知らせしてゆく予定です。」とのことなので、特設ページに気付き次第、リンク予定。 また、そのニュースによると、内容は「ドラマ全95話では描ききれなかった、人気の高いキャラクターにスポットを当て、さらに膨らませた“熱きエピソード”を収録」とのことで、但し書きとして「本朗読CDシリーズは、オリジナルストーリーで構成」し、「本朗読CDシリーズのキャラクターボイスは、ドラマ「三国志Three Kingdoms」の吹替え声優と同一では」ないとのことだ。但し全5話共通の語り部は諸葛亮字孔明(CV堀内賢雄)だという。

590. 交地ニハ絶ツコトナカレ 11(2009年5月24日、大田区産業プラザPiO)
サイト「真・無双検索」関連で知ったこと。 三国志関連の同人誌展示即売会は大抵、個人が主催するんだけど、企業が主催し、続いているのがある。それが「交地ニハ絶ツコトナカレ」。年二回ぐらいのペースになっているね。11月7日に告知サイトが11回目のものができたので情報中継。というかバナーのURLがコロコロかわるので要注意。あとデザインは未だに漢数字の「十一」なんだね。 イベント名:交地ニハ絶ツコトナカレ 11 内容:真・三國無双中心 三国志全般オンリーイベント URL:http://www.youyou.co.jp/only/musou/ バナー:http://www.youyou.co.jp/only/musou/bn.gif   ※追記。というわけで案の定、URLが変更になったのでこちらも変更。 開催日時 2009年5月24日(日) 11:00~15:00 会場 大田区産業プラザPiO 募集  直接参加:400スペース  委託参加:100サークル ※関連記事  交地ニハ絶ツコトナカレ 10(2008年11月16日、東京ビッグサイト)  VERSUS!(無双OROCHI同人誌即売会 2009年2月15日)  魏勇伝・参(2009年10月4日東京) ※追記 同人イベント三件 ※追記 交地ニハ絶ツコトナカレ 12(2009年11月15日、東京ビッグサイト) ※追記 リンク:ファンクラブ ※追記 三国志フェス2010(2010年8月21日土曜日) ※追記 交地ニハ絶ツコトナカレ 十五(2011年5月15日大田区産業プラザPiO)

591. 1980年代日本における「三国志演義」翻案作品のファン層形成(2016年6月25日)
※関連記事 「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷(2014年6月28日)  上記関連記事と同じく2年前と同じく、Twitter内で「"マンガ学会"」と検索している…その間にTwitterのシステムが徐々に変わって積算すれば結構、かわっているだろうけどね、少なくとも検索は。 ・Twitter / 検索 - "マンガ学会" https://twitter.com/search?f=tweets&vertical=default&q=%22%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E5%AD%A6%E4%BC%9A%22&src=typd ※関連記事 三国志 義兄弟の宴(東京都港区 2015年9月13日-)  上記関連記事にある第12回 三国志 義兄弟の宴に参加すべく中野駅近くのスターバックスで待機していた。 ・中野通り店 | スターバックス コーヒー ジャパン http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=229  それで冒頭の通り検索してみると、日本マンガ学会第16回大会のプログラムが発表されていることを知る。 ・日本マンガ学会 http://www.jsscc.net/ ・日本マンガ学会第16回大会 プログラム - 日本マンガ学会 http://www.jsscc.net/convention/16_program  それでどこが三国に関係するかというと、2016年6月25日土曜日13時35分から14時5分まで(※時刻はPDFのフライヤーより)に東京工芸大学中野キャンパス(最寄:中野坂上駅) 1号巻2階1203教室・会場3にて清岡美津夫「1980年代日本における「三国志演義」翻案作品のファン層形成:『コミックトム』読者欄を介した質的研究」の口頭発表があるという。 ・東京工芸大学 http://www.t-kougei.ac.jp/index.html ※新規関連記事 打猫-猫狩り-(2019年1月19日)  下記関連記事に前々回会場2室、前回会場3室13報(内ラウンドテーブル1報)で、今回が4室で口頭発表22報(内ラウンドテーブル2報)になって、ポスター発表数が前回4報から2報に減ったといえども、あからさまに規模が大きくなっておりさすがは東京大会ってところだろうか。ちなみに日本マンガ学会大会は年一回で、地方と中央とを交互に開催し、さらに中央は東京と京都の交互で開催されるため、東京での大会は下記関連記事にあるように4年ぶりとなる。いつものように二日目の日曜日(2016年6月26日)にシンポジウムがあって、参加費は一般2000円/日、会員1000円/日、学生初日500円・2日目1000円となる。 ※関連記事 ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)

592. レッドクリフ(2009年8月5日DVD&Blu-rayリリース)
別にチェックしている訳ではないので、いろんなブログでようやく気付く。 下記公式サイトを見ると、2009年8月5日に『三国演義』の赤壁の戦いを題材にした映画『レッドクリフ』のDVDとブルーレイが併せて全6形態リリースされるそうな。 ※追記。利便性を鑑みて、以下のように消費の片棒を担ぎつつ商品販売ページへリンクしておく。 ・レッドクリフ http://redcliff.jp/ ※関連記事  呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ  レッドクリフ PartⅠコレクターズ・エディション(2009年3月11日)  "RED CLIFF Part II" JAPANESE OPENING (ROBOT Communications Inc.) ※追記 第三回三国志祭(2009年8月22日23日) ※追記 コスプレイヤーズアーカイブ(SNS) ※追記 祇園会館で『レッドクリフ』上映(2009年12月26日-1月15日) ※追記 レッドクリフ PartI&II(2010年1月2日3日WOWOW放送)

593. メモ:第6章 武侠漫画の映画的手法表現の成立をめぐって
※前回記事 三国志ジョーカー 単行本未収録分(2011年7月6日-11月5日) ※三国と無関係ながら前回の雑記 ・22日はボーヤンの日 http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=361  表題の三国に関係があるところに到達するまで、無関係な記述が続くので、先に以前、書き残し損ねた三国関連について書く。

594. 中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭
 今、中国歴史ドラマ『三国志』というのがKBS京都、チバテレビで放送していて、おそらくこれは1994年に放送された中国中央電視台製作のテレビドラマ『三国演義』を元にした編集版『眞説・三国志』の一話を二回に分けて放送しているんだろうな、と勝手に予想を立てている。  現在、KBS京都では「長坂坡の趙雲、長坂橋の張飛[後]」まで放送している。それに対しチバテレビでは放送時間が土曜20時とあって特番やスポーツ中継でよく放送されないため、遅れており、「曹操対袁紹の官渡決戦[後]」まで放送している。  余談だけどチバテレビのウェブサイトを見ると「衰紹」とか「緒葛孔明」とか酷い誤字が目立つ(正しくは「袁紹」「諸葛孔明」ね、検索対策に書くけど)。 ・中国歴史ドラマ『三国志』放送(KBS京都、チバテレビ) http://cte.main.jp/newsch/article.php/552 ※追記 三国志「張飛」にも不況直撃!? 重慶の街で串焼き売る(中国情報局) ※追記 三国志外伝(2009年4月20日)  この中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭、劉備、関羽、張飛の出会いは原作の『三国演義』とは違う展開となっている。以下、記憶を辿った説明(そのため記憶違いで間違いがあるかも)  まず市井に劉備が居て、しばらく彼は傍観者。張飛は肉を売っていたんだけど、部下に店番をまかす。張飛は肉を井戸の中へ置いておき、それに大きな石を被せていたんだけど、その石を動かせたものには肉をやる、って放言し、張飛は肉屋から離れる。張飛の居ない間、関羽が肉屋にやって来て店員とあれこれやりとりがあった後、関羽は石を動かし、張飛の言葉を楯に、肉を全部、奪い取り、すべて街の人にあげてしまう。それを聞いて慌てて肉屋に戻ってきた張飛は関羽ととっくみあいの喧嘩になり(日本人の私にはカンフー映画の一場面に見えた・笑)、それまで傍観していた劉備が仲裁し、三人意気投合し、三人で飲むことになる。  原作の『三国演義』(「第一回:宴桃園豪傑三結義、斬黄巾英雄首立功」)では、はしょって説明すると、募兵の看板を見た劉備が嘆いていて、それを見た張飛が劉備にそのわけを聞いて意気投合し、店で飲んでいたら、そこに関羽が現れてやっぱり意気投合したって流れ。  その三人の出会いの部分を『三国演義』に忠実に再現すると、今のドラマとしては辛いと判断したため、中国歴史ドラマ『三国志』オリジナルの展開にしたのかな、と勝手に思っていた。  ちょうど吉川英治/著『三国志』(小説)の冒頭で先祖伝来の剣を佩した劉備がお茶を買いに行ったり、北方謙三/著『三国志』(小説)の冒頭で劉備、関羽、張飛が馬の護衛の同僚だったりとそれぞれオリジナルストーリーを持ってきたようなものなのかなぁ、と思っていた。  ところが中国歴史ドラマ『三国志』の元ネタを見掛ける。それが下記のブログ「封神日報。」の2004年11月1日分の「異説・桃園の盟。」というところ。 ・封神日報。 http://moon.ap.teacup.com/fengshen/  そこには『中国神話・伝説大事典』という本の「桃園之盟」という項目の引用があるんだけど、これが中国歴史ドラマ『三国志』によく似ている。肉を売っていた張飛と石を持ち上げた関羽が相撲をし、草鞋を売りながら通りかかった劉備が相撲をやめさせたそうな。 ※追記 「四大奇書」の研究(2010年11月10日)  ※こちらでは雑劇「桃園三結義」(内府本)や『京戯大鑑』第一冊(上海大文書局1938)所収「三結義」から引いており、つまり雑劇由来だと。

595. 決定版 三国志(メディアファクトリー)
普段、それほどコンビニエンスストアを利用しないんだけど、ここ数ヶ月、行くたびにコンビニの漫画コーナーで寺島優/原作・李志清/作画『決定版 三国志』(漫画)というのを見かけており、そのたびに「誰がどこでどのように決定したんだろう」なんてぼんやり疑問に思っていた。 ・株式会社メディアファクトリー http://www.mediafactory.co.jp/ 最近、よく見かけるものだから、てっきり映画『レッドクリフ』に合わせてタイトルにわざわざ「決定版」と付けて販売したものとばかり思っていたら、そうではなく、ネットを参照にすると2004年に一通り出版してあったんだね。 ※関連記事 夕刊フジの三国志 以前、上記リンク先で記事にしたように、その後、2007年には夕刊フジに寺島優/原作・李志清/作画『三国志』が連載してあったんだけど、さらに最近、コンビニで見かけるようになるぐらい流通され、ライフタイムバリューをかなり高めているようだ。 ※追記 三マガ赤壁セット ※追記 MFRの三国志漫画2種(2009年4月5月6月の23日)

596. 三国志英傑伝 関羽(2012年1月14日)
2011年4月28日に中国で香港伝記格闘映画『關雲長』(The Lost Bladesman)が公開されるというのを小耳に挟んで(つまり関羽字雲長の映画)、まず下記のサイト「Wikipedia」英語版を思い出しては公式サイトへのリンクがないかチェックしていた。 ・The Lost Bladesman - Wikipedia, the free encyclopedia http://en.wikipedia.org/wiki/The_Lost_Bladesman そうすると昨日、上記ページの「Languages」に「中文」のリンクを見掛け、リンク先となる下記ページにアクセスする。 ・關雲長 (電影) - 维基百科,自由的百科全书 http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%97%9C%E9%9B%B2%E9%95%B7_%28%E9%9B%BB%E5%BD%B1%29 そこの「外部鏈結」には「關雲長電影官方網站」とあって、つまり公式サイトへのリンクがあった。次のサイト(実際はその繁体字サイト)。 ・关云长 http://www.gyc-movie.com/ URLの「gyc」は「關雲長」(繁体字表記)あるいは「关云长」(簡体字表記)の「Pinyin」である「Guān Yúncháng」から来ているのだろうね。公開は中国、香港で2011年4月28日から、台湾では2011年4月29日から、シンガポールでは2011年5月5日からだそうな。

597. パチンコ機「CR真・三國無双」(ビスティ社製)
すでに三國無双TBPでもトラックバックされているんで、ご存知の方は多いと思うんだけど、一応、こちらで紹介。 ビスティ社製パチンコ機「CR真・三國無双」なんてものがあるそうな。初め、真・三國無双がパチンコになったってきいたんで、真っ先にコーエーのサイトに見に行ったんだけど、違った。パチンコ関連のサイトへ行くのが正解(やはりパチンコ機のノウハウはパチンコ機のメーカーってことかな)。というわけで下記サイト。 ・Fields http://www.fields.biz ・ビスティ社製パチンコ機「CR真・三國無双」 http://www.fields.biz/catalog/cr_shin_sangokumusou/ <2月10日追記> ・2007年2月7日 フィーバー覇-LORD- 公式サイトオープン http://cte.main.jp/newsch/article.php/484 11月に下記のパチンコがホール導入されたとのこと。 ・2006年11月13日「CR三国覇王伝」ホール導入 http://cte.main.jp/newsch/article.php/462 <5月23日追記> そういや、同じ三国志ジャンルのパチンコに「三国遊戯」ってのがあったなぁ。 ・パチンコ「三国遊義」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/47 <追記終了>  Play Station2用のコーエーの製品に「パチスロ 信長の野望・天下創世」なんてのがあるんで、そのうち移植されるのかな?? 「パチスロ 信長の野望・天下創世」 http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/new/pachi_slot_nobu/

598. 『よ~いドン!』で新長田駅周辺(2009年7月21日)
・K.T.P.S.2006(Blog)“神戸市長田区(新長田)と鉄人28号・ジャイアントロボ” http://blog.goo.ne.jp/k_t_p_s_2006/ ・よ~いドン!  (※上記ブログの記事) http://blog.goo.ne.jp/k_t_p_s_2006/e/8ee3e2eefa2a42407f9af6b512a10f5b 上記ブログ記事で知って以下、情報中継。 関西テレビで『よ~いドン!』って朝の番組(月-金曜9:55-11:25)があって(おそらく関西ローカル番組)、その番組内に「となりの人間国宝さん」というロケ取材のコーナーがある。 ・|| KTV || 関西テレビ放送 [ 番組 よ~いドン! ] http://ktv.jp/yo-idon/ 上記サイトの「となりの人間国宝さん」ページから下記へ放送内容を引用するように、2009年7月21日放送分では新長田駅周辺を取材するということだそうな。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ となりの人間国宝さん リポーター:円 広志 出発地点:西神山手線 新長田駅(後編) ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 冒頭でリンクしたブログ記事で書かれていんだけど、その7月21日放送分では三国志関連も出てくるらしい。「魏武帝廟」(六間道なごみサロン近く2008年10月27日開設)や「まちかどサロン」(アスタくにづか1番館1階2009年7月6日開設)が取材されるのかな。 ※関連記事 キャナルガーデン曹操像の移設(2008年10月) ※参照リンク ・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・横山光輝三国志武将紹介サロン開設  (※上記ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/1200 <追記>  というわけで、ビデオにとって見てみた。  「となりの人間国宝さん」は番組の冒頭で出てくる。  コーナーのオープニングで出てくる大阪の街の様子を示したアニメーションをよく見てみると、左下にあるイラストは天神橋筋商店街(2丁目)の入口(四体の人形)をモチーフにしたっぽいね。その四体のうち一体が関羽っぽいので、(こじつけだけど)のっけから三国志関連ということで。 ※参照記事 天神橋筋商店街での関羽人形  それでコーナーの後半辺りに「中国の人形」があるということで街の人に誘導され、魏武帝廟が登場。LOS COFFEE SHOPの隣だそうな。それで説明にあたったのは、六間道商店街の会長さん(字幕では六間道商店街振興組合理事長)。続いて「六間道なごみサロン」を紹介していた。出演者の円広志さんが展示している鎧をきていた。それから会長さんが三国志祭を紹介した後、「となりの人間国宝さん」(No.541)に認定されていた。ちなみに円さんは「三国志」のことを知らないとのこと。 ※六間道なごみサロンについての参照記事  第2回三国志祭(三国志コレクション) ※追記 関西テレビ番組『アンカー』で三国志なりきり隊

599. 京都で哲舟さんを囲む会(2013年2月5日)
 一般的なオフ会と違って公募せずにネットの知り合いに会うときは今まで特に記事にすることもなかった。というのもそういう場では普段、ネットでできない話をするし、何か企画の構想段階で不確かなので公表できなかったり(例えば「三国志フェス2011」の「1日限定!三国志コレクション展」)するからだ。 ※関連記事 三国志フェス2011(2011年9月10日)  それでもワンツーマンで会ったときでも、下記のように少し記事に残していたりする。 ※関連記事 扶助会構想  今回もそんな感じで特にネットで公開できず、また公開できてもあまり意味がないと思って、メモもとってないし撮影どころかカメラも持っていってなかったし、閲覧用にノートPCを持っていったものの、結局、参加者のスマートフォンがその役目を担ったので、ほぼ手ぶら状態だった。  ところが、実際、三国の四方山話をしていると、公開できるネタが結構、多く、そのため帰ってからNPO三国志フォーラムのTwitter Accountを通じて、思い出し次第つぶやいていたら意外と結構な量になっていた。 ・NPO三国志フォーラム (sangokushiforum) on Twitter http://twitter.com/sangokushiforum  そこで今回のように三国志ニュースの記事に纏めてみる。

600. 鍾繇書の実装―新出の東牌楼後漢簡牘を手がかりとして(2009年1月)
・書羅盤・チャイナブックナビゲーター http://www.mag2.com/m/0000067662.html ※関連記事 書羅盤・チャイナブックナビゲーターの2008年の三国志関連 ・東方書店のホームページ<中国・本の情報館> http://www.toho-shoten.co.jp/  上記、メールマガジン『書羅盤・チャイナブックナビゲーター』2009年第3号(総186号)2009年2月10日発行によると、下記のような情報があった。 --引用開始--------------------------------------------------------- □『書法漢学研究 第4号』 書法漢学研究会 編 アートライフ社 B5 72頁 2009年1月 1,890円 9784990360337 鍾[揺-才系]書の実装―新出の東牌楼後漢簡牘を手がかりとして(大橋修一)、 狩谷[木夜]齋の「轉注説」について(張莉)、「大河内文書」にみる中国文人の 活動実態―その文芸思想と経済活動(中村史朗)ほか。 --引用終了---------------------------------------------------------  この雑誌について、まずネットを当たってみると、下記のような公式サイトが出てくる。 ・アートライフ社「書法漢学研究」 http://www.artlife-sha.co.jp/magazine/