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検索結果

次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 571 - 600 / 6884 件 (0.0362 秒). 検索条件の修正

571. 決定版 三国志(メディアファクトリー)
普段、それほどコンビニエンスストアを利用しないんだけど、ここ数ヶ月、行くたびにコンビニの漫画コーナーで寺島優/原作・李志清/作画『決定版 三国志』(漫画)というのを見かけており、そのたびに「誰がどこでどのように決定したんだろう」なんてぼんやり疑問に思っていた。 ・株式会社メディアファクトリー http://www.mediafactory.co.jp/ 最近、よく見かけるものだから、てっきり映画『レッドクリフ』に合わせてタイトルにわざわざ「決定版」と付けて販売したものとばかり思っていたら、そうではなく、ネットを参照にすると2004年に一通り出版してあったんだね。 ※関連記事 夕刊フジの三国志 以前、上記リンク先で記事にしたように、その後、2007年には夕刊フジに寺島優/原作・李志清/作画『三国志』が連載してあったんだけど、さらに最近、コンビニで見かけるようになるぐらい流通され、ライフタイムバリューをかなり高めているようだ。 ※追記 三マガ赤壁セット ※追記 MFRの三国志漫画2種(2009年4月5月6月の23日)

572. メモ:第6章 武侠漫画の映画的手法表現の成立をめぐって
※前回記事 三国志ジョーカー 単行本未収録分(2011年7月6日-11月5日) ※三国と無関係ながら前回の雑記 ・22日はボーヤンの日 http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=361  表題の三国に関係があるところに到達するまで、無関係な記述が続くので、先に以前、書き残し損ねた三国関連について書く。

573. 「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷(2014年6月28日)
※関連記事 日本マンガ学会第13回大会に至るまで(2013年7月4日-)  上記関連記事で書いたように、2013年7月6日開催の日本マンガ学会第13回大会開催前に、下記リンク先にあるように、Twitter内で「マンガ学会」と検索し、鈴木真吾さんが発表資料の見直ししているというツイート等で、意欲を頂いて以来、ちょくちょくそういった検索をするようになった。 ・Twitter / 検索 - マンガ学会 http://twitter.com/search/realtime?q=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E5%AD%A6%E4%BC%9A&src=typd  それから十ヶ月経って、2014年5月16日に同じように「マンガ学会」と検索すると、いつもより、多くの人が「マンガ学会」という単語を含むツイートをされていて、下記の日本マンガ学会サイト内の第14回大会のページへのURLを記していた。 ・日本マンガ学会 http://www.jsscc.net/ ・日本マンガ学会 第14回大会(京都精華大学・京都国際マンガミュージアム) - 日本マンガ学会 http://www.jsscc.net/convention/14  つまりプログラムが発表されたので、アクセスが増え、その分、ツイッターでつぶやく人も増えたってことか。  それでどこが三国に関係するかというと、2014年6月28日土曜日15時30分から16時までに京都精華大学・会場B(黎明館 L-103 ※5月16日現在、「L-201」となっているが誤りかと)にて清岡美津夫「「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷」の口頭発表があるという。 ・京都精華大学 http://www.kyoto-seika.ac.jp/ ・京都国際マンガミュージアム - えむえむ http://kyotomm.jp/

574. 無双OROCHI(2007年3月21日)
<2月9日追記> 公式サイトによると2007年3月21日発売決定とのこと <2月16日誘導> ・2007年3月29日 真・三國無双DS ファイターズバトル http://cte.main.jp/newsch/article.php/509 <追記終了> 2月2日に「無双OROCHI」の公式サイトがオープンした。「無双OROCHI」とは魔王・遠呂智(O-RO-CHI )が降臨し時空をゆがめ三國志の世界と戦国の世を融合させたという設定で三國無双のキャラクターと戦国無双のキャラクターが出るゲームみたいだね。と詳しくは下記公式サイトへ。 ・「無双OROCHI」公式サイト http://www.gamecity.ne.jp/orochi/ プレイステーション2用ゲーム。6,800円。「無双OROCHI TREASURE BOX」の方の価格は未定。発売は2007年3月を予定しているとのこと。 ……つか時空を歪める力があるんだったら、わざわざ肉弾戦で戦わなくても良いような気がするが。 それより公式サイトのフラッシュ、うちの環境だったら大きすぎて最大表示にしても端っこまで見れない(汗) スクリーンショットおもしろい。わざと三國無双と戦国無双とを絡ませている画面を選んでいるとか。曹操と信長が絡むムービーがあるんだ。それから三人一組なんだ。ますます格闘ゲームを連想してしまう。 ・その他、コーエーの動き http://cte.main.jp/newsch/article.php/467 サイト「火間虫入道」さんの記事 ・2007/02/04 (日)の記事 http://hima.que.ne.jp/logcp/log200702a.shtml#20070204 ※以下、koeiの「無双OROCHI」公式サイトが発見されるまでの三国志ニュースの実録。 <2月1日> 衝撃が大きかったので、確認する前に編集前提でメモがてらとりあえずアップ 三國+戦国の無双が新作って(笑) そりゃコーエーの広告にあった「あなたの知らない無双」だわ。 なんかこういうノリって昔の格闘ゲームにあったよね。 ファミ通で確認しないと。 情報をつかみかねているんだけど、とりあえずお馴染みのサイト「火間虫入道」のところへ誘導。 ・2007/02/01 (木)の記事 http://hima.que.ne.jp/index.shtml#20070201 <2月2日昼> おいおい公式サイト、「無双OROCHI オリジナル・サウンドトラック」の情報が先かよ!(笑) http://www.gamecity.ne.jp/media/cd/sw/musou/musou_orochi_ost.htm 「無双OROCHI オリジナル・サウンドトラック」 2007年3月28日 発売予定 KECH-1431/2 定価 2,800円(税込) 初回封入特典 『無双OROCHI』特製ジャケットサイズステッカー やっぱりプレイステーション2用ゲームで「時空を超えた英傑達の競演」なのね そういや昼間に、適当に公式サイトのURLを打ち込んでアクセスしてたんだけど、そのうち、上のwww.gamecity.ne.jp/orochi/も入れたけど、サイト自体表示されなかった。 あと小ネタ。無双BROOCHに何度も見間違えている(汗) <2008年2月1日追加> ・『無双OROCHI 魔王再臨』(PS2版)4月3日発売 http://cte.main.jp/newsch/article.php/812

575. 三国志学会 第九回大会(2014年9月6日13日土曜日)
・三国志学会 http://sangokushi.gakkaisv.org/ ※前回記事  三国志学会 第八回大会(2013年9月14日土曜日)  ノート:三国志学会 第八回大会(2013年9月14日)  少なくとも私が把握しているここ数年は、三国志学会大会昼休み中の役員会で来年の三国志学会大会の日程が決められ(もちろん都合により変更されることもあった)、下記関連記事にあるように大会が終わる頃には事務局長等から来場された方々にその日程が告知されていた。半月以内ぐらいにこの三国志ニュースでもお伝えしていて、そして今年もそのように三国志学会大会で告知されたのだけど、三国志ニュースではすっかり時機を逸していた。 ※関連記事  三国志学会 第六回大会(2011年8月27日土曜日)  三国志学会 第七回大会(2012年9月8日土曜日)  三国志学会 第八回大会(2013年9月14日土曜日) 「三国志学会 第八回大会」でも渡邉義浩先生から早くも来年の三国志学会大会の日程について告知があり、「三国志学会 第九回大会」は2014年9月13日土曜日に、三国志学会会長の狩野直禎先生のお膝元となる京都の龍谷大学にて開催されるという。 ・龍谷大学 You, Unlimited http://www.ryukoku.ac.jp/  また、その一週間前の2014年9月6日土曜日に、京都で大会が開催された今年と似たような形で、東京の二松学舎大学にて一般向けの講演会が開催されるという。 ・二松学舎大学 http://www.nishogakusha-u.ac.jp/

576. 真・三國無双 10th Anniversary キャラクター全集(2010年11月中旬)
※関連記事  「真・三國無双」10周年記念 コスプレコンテスト(2010年9月19日)  真・三國無双6(2011年3月10日) ※追記 十大三国志ニュース2010 後編 ※追記 真・三國無双6 公式設定資料集(2011年3月下旬) 上記関連記事にあるように2000年8月3日にコーエー(現コーエーテクモゲームス)の『真・三國無双』が発売してから10周年を迎え、各種企画も行われ、下記サイトのように「真・三國無双 10周年サイト」もでき、10月26日には「真・三國無双」10周年記念タイトルの『真・三國無双6』発表会が開催された。 ・真・三國無双 10周年サイト http://www.gamecity.ne.jp/smusou10th/ ※追記 真・三國無双 10th アニバーサリー グッズ(2011年2月上旬) 別件で、とある書籍の発売をチェックしようと、下記のコーエーテクモゲームス公式の「真・三國無双専門ショップ」を見ると、2010年11月中旬に『真・三國無双 10th Anniversary キャラクター全集』という書籍が3360円で発売すると告げられていた(※amazon.co.jpで発売日は「2010/11/17」となっている)。10月28日現在「[商品詳細]」にリンクは張られていないけど、そこには「真・三國無双シリーズ十周年を記念した豪華イラスト本が登場!!」という文章が添えられている。 ・真・三國無双専門ショップ http://www.gamecity.ne.jp/shop/smusou/ ※リンク追記 ・GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ ※以下、上記コーエーテクモゲームスのポータルサイト「GAMECITY」の該当ページから書籍情報を引用する。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ A4判  定価:3,360円(税込) ISBN978-4-7758-0785-9 2010/11発売   武将のビジュアルで綴る『真・三國無双』10年の歴史! トレジャーボックス同梱書籍や関連書籍で描き起こされた 武将のイラスト168点、武将のグラフィック・設定イラスト411点、 さらに勢力図やコンセプトアートも掲載! 『真・三國無双5』までの10年間を凝縮! ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※11/19追記。前述の「真・三國無双 10周年サイト」の「GOODS」にこの書籍の紹介が入る。

577. 三国志英傑伝 関羽(2012年1月14日)
2011年4月28日に中国で香港伝記格闘映画『關雲長』(The Lost Bladesman)が公開されるというのを小耳に挟んで(つまり関羽字雲長の映画)、まず下記のサイト「Wikipedia」英語版を思い出しては公式サイトへのリンクがないかチェックしていた。 ・The Lost Bladesman - Wikipedia, the free encyclopedia http://en.wikipedia.org/wiki/The_Lost_Bladesman そうすると昨日、上記ページの「Languages」に「中文」のリンクを見掛け、リンク先となる下記ページにアクセスする。 ・關雲長 (電影) - 维基百科,自由的百科全书 http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%97%9C%E9%9B%B2%E9%95%B7_%28%E9%9B%BB%E5%BD%B1%29 そこの「外部鏈結」には「關雲長電影官方網站」とあって、つまり公式サイトへのリンクがあった。次のサイト(実際はその繁体字サイト)。 ・关云长 http://www.gyc-movie.com/ URLの「gyc」は「關雲長」(繁体字表記)あるいは「关云长」(簡体字表記)の「Pinyin」である「Guān Yúncháng」から来ているのだろうね。公開は中国、香港で2011年4月28日から、台湾では2011年4月29日から、シンガポールでは2011年5月5日からだそうな。

578. キャナルガーデン曹操像の移設(2008年10月)
すっかり記事にする時期を逸していたんだけど、備忘録的に書き残しておこう。 ※関連記事  神戸ハーバーランドに三国志の武将像  三国志 × The Ancient Olympics Games ※新規関連記事 リンク:三国志 魏武帝廟 神戸市長田 六間道商店街(YouTube2023年5月3日) 上記関連記事にあるように2007年12月27日から2008年8月末まで神戸ハーバーランド(神戸市中央区)のショッピングモール内(キャナルガーデン)において「三国志 × The Ancient Olympics Games」という企画が行われていた。それは古代オリンピック競技をしている発泡スチロール製(※銅像でも石像でもない)の三国志の人物像が展示されるという企画だった。 当時、神戸で「大三国志展」があったためか、結局、それら人物像の展示は2008年10月19日まで延長になった。 ※関連記事 「大三国志展」の日程 via 「大三国志展ブログ」 展示されなくなりそれで終わりというわけでなく、下記サイト「英傑群像」のそれぞれのブログ記事によると、12体の人物像のうち曹操像だけは2008年10月26日に神戸市新長田の商店街に新設した魏武帝廟へ移設されたという。 ・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・キャナルガーデン曹操像 移転決定!  (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/843/ ・曹操像[魏武帝廟]公開開始!  (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/899/ ※追記 横山光輝「三国志」スタンプラリー開催(2009年3月8日) ※追記 第三回三国志祭(2009年8月22日23日) ※追記 『よ~いドン!』で新長田駅周辺(2009年7月21日) <追記> ・三国志で学ぶ中国語(胡説!) http://xiaoq.exblog.jp/ ・日本出了個魏武廟 (※上記ブログ記事) http://xiaoq.exblog.jp/9385330/  上記ブログの上記記事に魏武帝廟の情報あり。  いや、リンクを張っていただいたお返しというわけじゃないけど、実際、魏武帝廟に何があるかわかって面白かったので。  曹操が書いたと言われる「袞雪」石刻の拓本はともかく、同時代というだけの曹全碑拓本が飾られているとは思わなかったので(笑)  それぞれについては下記記事参照のこと(なかなか該当部分を探せないと思うが・汗) ※関連記事  大三国志展(出土品でたどる三国志)  大三国志展(物語でたどる三国志)

579. 小野坂昌也・竹本英史のネオロマ&無双(2010年10月)
<10月1日追記> 公式サイトができたので下記へリンクする。 ・コーエーテクモPresents 小野坂昌也・竹本英史の ネオロマ&無双 http://www.gamecity.ne.jp/radio/ さらに放送時間を上記サイトから下記へ引用する。三國無双の要素がすくなそうなので、これ以降、特に三国志ニュースで追うことはないと思う。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 文化放送 AM1134 毎週土曜 25:30~26:00放送 (初回は、10月9日(土)放送) デジタルラジオ超A&G+でリピート放送あり 毎週金曜 24:30~25:00 及び 毎週月曜 12:30~13:00 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <12月17日追記> 「日曜日コーエーブースで、ネオロマ&」って検索語句を見かけたんで情報中継しておく。頼むから公式サイトあたってくれ、って感想をもってしまうけどね。 ・KOEI|ジャンプフェスタ2011 http://www.gamecity.ne.jp/jf2011/ 上記イベント特設サイトによると、幕張メッセ国際展示場で開催される『ジャンプフェスタ2011』内で『コーエーテクモPresents 小野坂昌也・竹本英史のネオロマ&無双 出張局inジャンプフェスタ2011』が2010年12月19日13:00-13:45にあるとのこと。朝にコーエーテクモのブースインフォメーションで整理券が配られるそうな。一応、『真・三國無双6』の趙雲の写真があったので、ここに記しておく。 ※追記 「ジャンプフェスタ2012」コーエーテクモゲームスブース(2011年12月17日18日) <追記終了> ・GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 上記のコーエーテクモグループのポータルサイト「GAMECITY」の2010年9月9日のニュースリリースによると、「東京ゲームショウ 2010」 特設サイトがオープンしたということで、下のサイトへリンクが張ってあった。 ・TECMO KOEI GAMES:TOKYO GAME SHOW 2010 http://www.gamecity.ne.jp/tgs2010/ 上記特設サイトの「開催概要」によると、「TOKYO GAME SHOW 2010」は千葉県千葉市美浜区の幕張メッセで招待客のみのビジネスデイ2010年9月16日木曜日から17日金曜日で一般公開18日土曜日から19日日曜日までで四日間とも10時から17時まで開催される名前のとおりゲームに関するイベントであり、そこにコーエーテクモゲームスのブースがあるという。 サイトの「出展タイトル」で三国志関連に『真・三國無双 Online ~蒼天乱舞~』がある。 ※関連記事 まとめメモ:『三國志 Online』『真・三國無双 Online』 ※追記。9月15日に上記特設サイトでブース情報が公開され、他には「「真・三國無双」10周年コーナー」「TGS限定「真・三國無双5」3D体験コーナー」があるそうな。 ※追記。「東京ゲームショウ2010」のソニー・コンピュータエンタテインメントブースでの9月16日に行われたプレスイベント「Sony Computer Entertainment Japan. Press ...

580. 中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭
 今、中国歴史ドラマ『三国志』というのがKBS京都、チバテレビで放送していて、おそらくこれは1994年に放送された中国中央電視台製作のテレビドラマ『三国演義』を元にした編集版『眞説・三国志』の一話を二回に分けて放送しているんだろうな、と勝手に予想を立てている。  現在、KBS京都では「長坂坡の趙雲、長坂橋の張飛[後]」まで放送している。それに対しチバテレビでは放送時間が土曜20時とあって特番やスポーツ中継でよく放送されないため、遅れており、「曹操対袁紹の官渡決戦[後]」まで放送している。  余談だけどチバテレビのウェブサイトを見ると「衰紹」とか「緒葛孔明」とか酷い誤字が目立つ(正しくは「袁紹」「諸葛孔明」ね、検索対策に書くけど)。 ・中国歴史ドラマ『三国志』放送(KBS京都、チバテレビ) http://cte.main.jp/newsch/article.php/552 ※追記 三国志「張飛」にも不況直撃!? 重慶の街で串焼き売る(中国情報局) ※追記 三国志外伝(2009年4月20日)  この中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭、劉備、関羽、張飛の出会いは原作の『三国演義』とは違う展開となっている。以下、記憶を辿った説明(そのため記憶違いで間違いがあるかも)  まず市井に劉備が居て、しばらく彼は傍観者。張飛は肉を売っていたんだけど、部下に店番をまかす。張飛は肉を井戸の中へ置いておき、それに大きな石を被せていたんだけど、その石を動かせたものには肉をやる、って放言し、張飛は肉屋から離れる。張飛の居ない間、関羽が肉屋にやって来て店員とあれこれやりとりがあった後、関羽は石を動かし、張飛の言葉を楯に、肉を全部、奪い取り、すべて街の人にあげてしまう。それを聞いて慌てて肉屋に戻ってきた張飛は関羽ととっくみあいの喧嘩になり(日本人の私にはカンフー映画の一場面に見えた・笑)、それまで傍観していた劉備が仲裁し、三人意気投合し、三人で飲むことになる。  原作の『三国演義』(「第一回:宴桃園豪傑三結義、斬黄巾英雄首立功」)では、はしょって説明すると、募兵の看板を見た劉備が嘆いていて、それを見た張飛が劉備にそのわけを聞いて意気投合し、店で飲んでいたら、そこに関羽が現れてやっぱり意気投合したって流れ。  その三人の出会いの部分を『三国演義』に忠実に再現すると、今のドラマとしては辛いと判断したため、中国歴史ドラマ『三国志』オリジナルの展開にしたのかな、と勝手に思っていた。  ちょうど吉川英治/著『三国志』(小説)の冒頭で先祖伝来の剣を佩した劉備がお茶を買いに行ったり、北方謙三/著『三国志』(小説)の冒頭で劉備、関羽、張飛が馬の護衛の同僚だったりとそれぞれオリジナルストーリーを持ってきたようなものなのかなぁ、と思っていた。  ところが中国歴史ドラマ『三国志』の元ネタを見掛ける。それが下記のブログ「封神日報。」の2004年11月1日分の「異説・桃園の盟。」というところ。 ・封神日報。 http://moon.ap.teacup.com/fengshen/  そこには『中国神話・伝説大事典』という本の「桃園之盟」という項目の引用があるんだけど、これが中国歴史ドラマ『三国志』によく似ている。肉を売っていた張飛と石を持ち上げた関羽が相撲をし、草鞋を売りながら通りかかった劉備が相撲をやめさせたそうな。 ※追記 「四大奇書」の研究(2010年11月10日)  ※こちらでは雑劇「桃園三結義」(内府本)や『京戯大鑑』第一冊(上海大文書局1938)所収「三結義」から引いており、つまり雑劇由来だと。

581. 2006年5月4日 第四回三顧会ダイジェスト0
 山口県光市には三国志の資料館「三国志城」というのがあって、2004年8月15日に三国志ファンを対象として「三顧会」というイベントが開催された。その第二回が2005年5月4日、第三回が2005年8月14日に開催された。 ・「三国志城」公式サイト http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/ ・第一回三顧会の様子(個人サイトの日記) http://cte.main.jp/sunshi/w/w040815.html ・第二回三顧会の様子 http://cte.main.jp/newsch/article.php/115 ・第三回三顧会の様子 http://cte.main.jp/newsch/article.php/156  そして2006年5月4日に第四回が開催された。今回のプログラムを以下にしめす。 ------------------------------- 【2006/5/4 プログラム】  10時~ ご挨拶&簡単な自己紹介など  11時~ 中国酒盃を作ろう(三国志を陶器にしよう第二弾)  13時~ 三国志ビンゴ大会  14時~ 三国志トランプ大会 (協力:英傑群像)  その他   三国志コスプレ大歓迎 (着替える場所をご用意いたします) -------------------------------  迎えた当日。  今回は交通費を節約するため、早い目にホテルを出て最寄り駅の岩田駅から歩くことに。地図で見ると3.3kmもある。カバンは一澤帆布の武骨な感じのリュックだけど(最近できた一澤信三郎帆布ではない)、服装はMICHEL KLEINでネタみたいな状態で歩いていた。天気も良く、三国志城は遠くから見るとカラフルな幟がたっていてわかりやすいってことを確認。7:50に駅を出たのについたのは8:40ぐらい。さすが3.3kmだ。  三国志城の売店&食堂にはすでに何人か来ていて、食堂のところではなぜかアニメの横山光輝三国志の赤壁の戦前のエピソードが流されていた。私はそれを背に「漢代の文物」を読んだり、朝早くから三顧会とは無関係に見に来ている親子や老夫婦を後目に、三国志城の第四展示場に一枚一枚、展示されている、四川畫像磚の拓本を見て、三顧会開始まで時間をつぶしていた。見るたびに新たな発見があって面白い。きっと見る方の知識がかなりゆっくりと増えていっている証だな。榻の上に坐る人が膝を潜らせる几(つくえ)と榻の前に置く几の違いをみたり、堂の上でお互いに坐って向かい合っている様をみたり、車に先行する馬上の男が旄のようなのを持っているのをみたり。  それから三国志資料室に「三国志烈伝 破龍」2巻と「ふしぎ道士伝 八卦の空」1巻(また自分用に買います)、それから三国志シンポジウムの冊子と第二回 TOKYO 漢籍 SEMINARの配布物一式を置いていく。三国志シンポジウムの冊子はちゃんと「三国志研究要覧」の横に置いてきた。 ・三国志資料室 http://cte.main.jp/newsch/article.php/113  売店&食堂には顔見知りもそうでない人もまばらに集まってくる。いよいよ始まりそうな雰囲気。 ・三国志コスプレ http://cte.main.jp/newsch/article.php/330 ・2006年8月14日 第五回三顧会ダイジェスト http://cte.main.jp/newsch/article.php/380

582. 鄒靖
 司馬法の嚴位第四に「起譟鼓而進、則以鐸止之」なんて書いてあるけど、退却の時も鐸を鳴らすんだっけ?なんて今、悩んでいる清岡です。こんばんは。 ※追記 『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』で劉備登場(2012年10月3日)  さてサイト「呉書見聞」のBBSでのニセクロさんの6月17日の書き込みを見て思い出したんですが、続漢書百官志にも軍の規模(大将軍の?)とそれに応じた官職が書かれているのですね。しかも俸禄付き。以下、抜粋。 其領軍皆有部曲。大將軍營五部、部校尉一人、比二千石;軍司馬一人、比千石。部下有曲、曲有軍候一人、比六百石。曲下有屯、屯長一人、比二百石。 つまり、大将軍には五部があって、それぞれの官職と俸禄、()内にその軍事組織の単位を書くと、 部校尉、比二千石(部)・軍司馬、比千石(部)  ─軍候、比六百石(曲)   ─屯長、比二百石(屯) ってことになりますね。  それと籾山 明/著「漢帝国と辺境社会 長城の風景」(中公新書1473、中央公論新社、1999年)の111ページによると(孫引きになるけど、元は 久保田文次 1988「青海省大通県上孫家塞115号漢墓出土木簡の研究─特に漢代の部隊編成を中心として─」『駿台史学』74号 だそうです)、出土木簡に見られる漢の軍団編成は、 軍尉(校) ─司馬(部)  ─候(曲)   ─五百将(官)    ─士吏(隊)     ─什長(什)      ─伍長(伍) だそうです。漢と後漢の違いはあれど結構、似ているところがありますね。あと「通典 卷第一百四十九 兵二 法制」に載っている後漢魏武軍令の歩戰令に「伍中有不進者、伍長殺之;伍長有不進者、什長殺之;什長有不進者、都伯殺之」とあるので、什長の上には都伯がいるのかな、とあれこれ思ってます。  全然、関係ないですけど、三国志の筑摩訳本などで「部曲(私兵)」なんてありますけど、「部曲」(部と曲)自体は単に軍組織を指している言葉でたまたまその箇所の部曲が私兵的扱いがされているって意味でしょうか。「部曲=私兵」ではないですよね??  あとこれを見ても「侯」と「候」とでは縦線一本違ったら意味がかなり違うことがわかりますね。「夏侯覇」を「夏候覇」と間違って検索している人や「夏侯惇」を「夏候惇」と間違って表記している人! 夏侯さんに失礼なのでお気をつけてくださいね。  で、話を本題に戻しますと、以前、三国志ニュースのコメント(下記URL)で、むじんさんが指摘してくださった鄒靖について。  そうそう下の自サイトのページにもあるように後漢書応劭伝によると中平二年の鄒靖は北軍中候って官職です。 ・京師でゴタゴタと(孫氏からみた三国志29) http://cte.main.jp/sunshi/w/w040504.html ※しかし、ここの応劭のセリフの訳、当時も思っていたけど我ながら酷い訳ですね。機会を見つけて書き直したいと思います。  「北軍中候」って北軍の中曲(ってあるの? 前曲や後曲みたく)の候って意味でしょうか?  それから三国志蜀書先主伝に鄒靖が出てきていて(三国演義に似たように出て来るんで劉備関連の人として有名?) <本文> 靈帝末、黄巾起、州郡各舉義兵、先主率其屬從校尉鄒靖討黄巾賊有功、除安喜尉。 <清岡のテキトー訳> 靈帝の時代の末、黄巾が起こり、州郡おのおのは義兵をあげ、先主(劉備)はその屬従を率い、校尉の鄒靖に従い、黄巾賊を討ち戦功があり、安喜尉(安喜県の尉)になった。 てな感じで、鄒靖は校尉って官職です。  降格がないとすると、鄒靖は軍組織で北軍中候→校尉と昇進していると思われます。ということで、劉備の黄巾戦は中平二年(西暦185年)以降ってことになります。  余談ですけど、三国演義の「第一回:宴桃園豪傑三結義、斬黄巾英雄首立功」、つまり黄巾と戦う時の劉備の年齢は28歳なんですよね(「及劉焉發榜招軍時、玄德年己二十八歳矣」)。三国演義でも史実の劉備と没年・享年が同じなのでこれは中平五年(西暦188年)に相当します。光和七年(西暦184年)、あるいは中平元年(西暦184年)ではないのが不思議ですね。 ※追記 メモ:「魏晉南北朝の客と部曲」

583. 2009年の春節祭
来年の春節(旧暦正月)は2009年1月26日月曜日であり、国内の中華街でもいろんな行事があるんだけど、神戸南京町でも「2009神戸南京町春節祭」が2009年1月26日月曜日から2月1日日曜日まである。 ・神戸南京町 http://www.nankinmachi.or.jp/ その一環で今回も「中国史人游行」という企画が2009年1月26日月曜日にある。これは京劇の衣装とメイクで仮装し、中国の歴史上の人々になりきって神戸南京町とその周辺をパレードするという企画で、仮装する人たちは今回も公募によって広く一般の人たちから選ぶそうな。三国志関連の人物も、過去、劉備、関羽、張飛、諸葛亮(字、孔明)、呂布と出ていた。応募締切は2008年12月20日土曜日必着。詳しくは上記の神戸南京町の公式サイト。 ※関連記事 中国史人游行(2008年2月7日木曜日) 2007年2月18日 中国史人游行(2007神戸南京町春節祭) 2006年1月29日 中国史人游行(神戸南京町・春節祭2006) ※追記 2010年の春節祭 >カレンダ 一方、横浜中華街内の横浜関帝廟では旧暦正月の前日当日以外にも2008年大晦日と2009年正月に「カウントダウン及び獅子舞」が行われるそうな。正確には新暦は迎春カウントダウン、旧暦は春節カウントダウンとのこと。さらには2009年2月8日には「祝舞遊行」というパレードがあるんだけど、下記サイト「横浜チャイナタウン」のイベントスケジュールでは「皇帝衣装、獅子舞等」となっているが、今回は「関平将軍」は出てくるのかな? ・横浜チャイナタウン http://www.chinatown.or.jp/ ・横浜中華街 関帝廟《入口》 http://www.yokohama-kanteibyo.com/ さらには「長崎新地中華街」では2009年1月26日月曜日から2月9日月曜日までお馴染みの「長崎ランタンフェスティバル」が開催される。ちなみに2008年では曹操のランタンが出た模様(※追記。今年も曹操のランタンだそうな)。 ・長崎新地中華街 http://www.nagasaki-chinatown.com/ ・長崎ランタンフェスティバル http://www.nagasaki-lantern.com/

584. 第9回魏晋南北朝史研究会大会ノート1
※前記事 第9回魏晋南北朝史研究会大会ノート(2009年9月12日)  13:00、中村先生より開会の挨拶があり、総合司会は川合先生とのこと。  川合先生から今日のスケジュールが告げられる。  13:01、大原さんと満田先生が前の長机のところに着席され、まず満田先生から司会。配付資料はA3用紙8枚15ページの本紙とA3用紙4枚7ページの表中心の別紙とA3用紙1枚2ページの補足資料。大原さんの経歴の紹介。  13:07、発表開始。  修士の時に曹魏明帝期の中書に深く関わっていた。そのため、中書と尚書系官職との関わりについて疑問に思っていたところでの今回の報告となる。 ○報告1 曹魏明帝政権の人的構造

585. 三国志検定公式問題集(2010年10月29日)
・三国志検定公式ポータルサイト http://www.3594kentei.com/ 上記サイトによると、渡邉義浩/著『三国志検定公式問題集』が2010年10月29日に1995円で発売するという。これは下記関連記事にある「三国志検定」の1級から3級までの公式問題を収録した公式の書籍とのこと。 ※関連記事  第1回 三国志検定(2008年12月14日) via 「英傑群像」  第2回三国志検定(2009年7月12日) ※追記 第3回三国志検定(2012年3月25日) ※追記 三国志検定(iPhone,iPod touch,iPadアプリ2012年3月23日)

586. 2007年5月4日 第六回三顧会(1)
 山口県光市塩田に「石城の里 三国志城」という三国志関連専門の資料館があって、そこで毎年、5月の大型連休の時期と8月のお盆の時期に三国志ファンを対象としたイベント「三顧会」が行われている。今回の2007年5月4日の三顧会で第六回となる。  タイムスケジュールは当日の三顧会の張り紙から引用すると以下の通り。 ・「三国志城」公式サイト http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/ --引用開始--------------------------------------------------------- 9時40分 館長挨拶、自己紹介、三顧メンバー表彰 10時頃  三国志コスプレ大会(応募締切り:10時)       (1)各参加者、自己アピールタイム       (2)参加者投票       (3)順位決定(プレゼント進呈)      そのあと写真撮影会(お昼まで自由に) 12時頃  太極拳の演義 披露 (場所:屋外) 13時頃  三国志講習会「~説話にみる人物像とトリビア~」      講師:傅僉氏 (初心者も大丈夫!) 14時半頃 三国志連弩(もどき)大会       (1)三国志武将をつくろう!       (2)連弩で武将を倒そう! 15時半頃 閉会挨拶 その他  三国志トランプ大会(時間に余裕があれば開催)  第29回イラストコンテスト投票受付中(特別展示室)随時 --引用終了---------------------------------------------------------  この日の前日には前夜祭があるってことで、私は前日5月3日の昼前に到着。 ・光市営バス塩田線で三国志城へ http://cte.main.jp/newsch/article.php/576  当日の用意などを見つつ、まったりと過ごす。特に写真撮影場の設置はあれこれノウハウがあるようで、わからないまでも見ていて面白かった。  この期間、一泊1000円で三国志城へ泊まれるようにしていただき、私はそれを活用するつもりで、前日に来ていたんだけど、私以外、まだ来ていないようで、もしかして今回は私一人でお泊まり? と思っていたら、晩飯の時間には、玄鳳さんと井上さん親子(父親、兄、弟)三名が来られていた。晩飯のときからいきなりハイペースな三国志話に突入していた。井上さん親子はネットで知り、初めて三国志城に来られたようだけど、いきなり前夜祭から参加ってことには驚いた。  ともあれ企画展示室で、井上さんが持ち込んでくれたお菓子をつまみつつ、次の日に使うプロジェクターとカラオケセットに私が持ってきたPS2をつなぎ、三国志関連のDVDを流しつつ、それを元ネタに会話が弾む。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/580

587. 中華文化
 以前の記事でも紹介したけど、改めて。それを知ったのが下記の枕流亭ブログ。 ・枕流亭ブログ http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/ ・記事「服飾史」 http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/20060713/p3  ここで紹介されているのが人民教育出版社のサイト内にある「中華文化」というコーナー。中国のサイトなので、簡体字で書かれているので注意(この記事では表示できるよう書き換えている)。 ・中華文化(サイト「人民教育出版社」内) http://www.pep.com.cn/zhwh/index.htm  それで何がここの特長かというと、中国の歴史文化に関する豊富な画像資料。  画像は「中国絵画」「中国服飾」「中国書法」「中国家具」「中国壁画」「中国雕塑」「中国文物」にあり(あと「中国活劇」)。石器時代から近代まであり、三国志ファンとして漢~西晋のあたりに有用性がある。時代を限定しても膨大な数があるので、見て回るだけでも飽きない。  ほんの一例をあげると「中国雕塑」→「圖片與説明(一)」にある「三国持盾武士俑(図)」。その陶俑の写真をみるとデフォルメれている表現といえども三国時代の兵士の甲冑姿を知ることができる。  当時、単語が当時の名称じゃないが、どこから出土したといった情報がきっちり書かれている。さらに言えば「中国服飾」あたりだと当時、書かれた画像ではなく後代の作で正確性にかける画像が結構、まぎれているのでそこらへんの出典情報は要チェック。

588. サイト「クソゲーまとめ @ ウィキ」で三国志関連
 18日にCS放送の番組『ゲームセンターCX』の纏まった再放送があって、初回放送で見逃していた、『パリ・ダカールラリー・スペシャル』(ファミリーコンピュータのゲームソフト)に挑戦した第107回を見る。 ・ゲームセンターCX - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト) http://www.fujitv.co.jp/otn/gamecenter/  挑戦したゲームはタイトルからしてレーシングゲームっぽい。だけど、車やナビゲーターを得るまでのアドヴェンチャーゲーム的な展開は良いとして、途中から銃が撃てるようになったり、水中に潜れるようになったり、車から離れて運転手がジャンプして進んだり、果ては道中で戦車や戦闘ヘリが出てきて攻撃してきたりと、アクションゲームやシューティングゲームの要素が盛り込まれるような展開となった。番組でゲームタイトルからは想像できないゲーム展開を見たとき、ずっと声を出しての笑いっぱなしだった。  それで『パリ・ダカールラリー・スペシャル』について気になったので、検索してみると、検索結果のトップにあった下記のサイト「クソゲーまとめ @ ウィキ」を知る。ちなみに件のゲームはサイトタイトルにある「クソゲー」ではなく「バカゲー」とのこと。 ・クソゲーまとめ @ ウィキ - トップページ http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/  このサイト自体、読みごたえがあったものだから、数時間、読み込んでしまい、折角なので、何か三国志関連と繋げ「三国志ニュース」の記事としてメモ的なものを残し、少しでも還元しようかと図る。ちなみに下記関連記事にあるように三国ゲームだけを着々と紹介するサイトがある。 ※関連記事 リンク:Sanguozhi Game Archives~三国志ゲームアーカイブス ※参照リンク追記 ・芸夢亭 <ゲーム亭> http://kakutei.cside.com/game.htm ※追記 サイト「同人用語の基礎知識」で三国志関連

589. 一騎当千21巻(2013年3月25日)
カレンダコンテンツを更新する際に知ったので記事に。 ・::: Comic Gum ::: http://www.comicgum.com/ 主要な登場人物が女子高生で、後漢末・三国時代の人物の生まれ変わりという設定で格闘するマンガ、塩崎雄二/作『一騎当千』の単行本21巻(ISBN978-4-8470-3860-0)が、上記の掲載雑誌公式サイトによると2013年3月26日に945円でワニブックスから発売したという。 ※前巻 一騎当千20巻(2012年9月26日) ・【先行予約】一騎当千(21)初回限定版|ワニブックス オンラインストア http://shop.wani.co.jp/detail.php?Item_ID=3119&Item_Code=53de183c0fb59b09b0241928264123c6 上記ページによると、いつものように同時に1575円の初回限定版(ISBN978-4-8470-3861-7)が発売されるようだね(表紙の服装の一部の通常版が赤茶、初回限定版が黒)。ちなみに前巻は1680円で2巻前は1365円なので変動している。同じく上記ページによると初回限定版の同梱商品は「昨年話題を集めた舞台『一騎当千』のフォトブック小冊子が付く!/舞台写真はもちろんめったに見られない舞台脚本も収録予定!」とのことだ。 ※関連記事 一騎当千(舞台2012年11月30日-12月9日)

590. 呂布子ちゃん関連情報
 「月刊Gファンタジーオフィシャルサイト」によると『月刊Gファンタジー』2007 4月号から連載している『まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん』だけど、早くも単行本発売、サイン会、OVA発売が予定されているとのこと。 ・月刊Gファンタジーオフィシャルサイト http://www.square-enix.co.jp/magazine/gfantasy/ ・鈴木次郎HP夜間勤務DX http://www2.ttcn.ne.jp/~yakin-dx/ <関連記事> ・『まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん』(月刊Gファンタジー) http://cte.main.jp/newsch/article.php/577 ・『まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん』2巻(2008年2月27日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/831

591. 一騎当千GG ver.01(2009年12月10日)
※関連記事 一騎当千 XROSS IMPACT(2010年4月28日) ネットで上記関連記事の取材している過程で知ったこと。 ・一騎当千 Great Guardians http://www.ikkitousen.com/ 上記サイトの「商品情報」の「OTHERS」によると2009年12月10日から一騎当千Great Guardians きせかえ「一騎当千GG ver.01」がジグノシステムジャパン株式会社より配信されるという。NTT DoCoMo/KDDI対応で525円。 ※関連記事 携帯電話のきせかえ及びアレンジ関連 上記関連記事に書いたように、NTT DoCoMo/KDDI対応だと登録商標上、それぞれ「きせかえツール」、「EZケータイアレンジ」になるんだろうけど、要は「ケータイ」の画面に映し出せる映像(待受画面、メニュー、電話着信、メール受信、電波ピクト、電池ピクト等)をあたかも「きせかえ」するかのように「アレンジ」するような「ツール」らしい。 ・ジグノシステムジャパン株式会社 http://www.gignosystem.com/ まだ同運営会社の上記サイトによると、2009年11月12日よりiPhone App(iPhoneアプリ)で『一騎当千GG Fifteen Puzzle』というパズルゲームが個別DL350円で発売したという。 ※関連記事 三國志 TOUCH(2009年10月28日配信開始)

592. 三国志学会 第七回大会(2012年9月8日土曜日)
・三国志学会 http://www.daito.ac.jp/sangoku/ ※関連記事 三国志学会 第六回大会(2011年8月27日土曜日)  上記関連記事で書いた「三国志学会 第六回大会」にてご講演が終わった後、その直後の懇親会についてのアナウンスの後、三国志学会事務局長の渡邉義浩先生から早くも来年の三国志学会大会の日程について告知があった。  「三国志学会 第七回大会」は2012年9月8日土曜日に、三国志学会会長の狩野直禎先生のお膝元となる京都の龍谷大学大宮キャンパスにて開催されるという。  また、それに先立つ2012年9月1日土曜日に、京都で大会が開催された今年と似たような形で、東京の二松学舎大学にて「三国志学会」の林田愼之助先生の傘寿記念講演会が開催されるという。 ※関連記事 三国志と乱世の詩人(2009年9月29日) ※追記 『三国志』から見る東アジア共同体の可能性(2011年11月19日) ※追記 第30回 春の古書大即売会(京都古書研究会2012年5月1日-5日)

593. 第9回三顧会(2008年8月16日午前)
・石城の里 三国志城 http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/ ※前記事 第9回三顧会前夜祭(2008年8月15日)  2008年8月16日に山口県光市の「石城の里 三国志城」という博物館で「第9回三顧会」というイベントが行われた。 (※今までの三顧会については前記事参照のこと。)  清岡は前日の夜からその施設に泊まっており、6時前には目が覚め、持ち込んだ缶コーヒーを飲みつつ、『漢代都市機構の研究』を読んでくつろいでいた。  8時半からは泊まり組11名皆で朝食を頂く。相変わらず美味しくて種類が多くて良い感じ。 (そういや前夜祭だけ参加した二人がいらっしゃったけど、都合つかなかったんだろうね)  伊比さんと共に第一展示場に展示されてある諸葛亮の系図を確認しに行く。前に話していた諸葛亮の娘は伊比さんの記憶通り確かにその系図では「諸葛果」だった。しかしながら、肝心の出典が見あたらなかった。 ※リンク追記 ・三国与太噺 http://d.hatena.ne.jp/AkaNisin/ ・諸葛質?諸葛懐?  (※上記ブログ記事) http://d.hatena.ne.jp/AkaNisin/20120126/1327571107  9時、三国志城オープン、10時、三顧会開始なものだから徐々に人が集まってくる。  天気は曇りがちで9時過ぎぐらいからぽつりぽつりと雨が降ってくる。  今回もスタッフの方は赤いスタッフTシャツを着用している。 ●9時~ 三国志城オープン  ※会場に貼っていたタイムテーブルより。  今回の三顧会は参加者へ事前に「三顧会開催に当たっての注意事項」と銘打たれたチラシと「三顧会アンケート」が配られていた。  前者は「1.【三顧会の情報掲載に関して】」「2.【イベント参加に関して】」「3.【タイムテーブルについてとその他注意】」「4.【参加者様同士の交流について】」「5.【アンケート】」の項目に分かれている。  多少、より閉鎖的なイメージを与えることに貢献してしまうかもしれないけど、普通に記事を書いていたら、思いっきり「1.【三顧会の情報掲載に関して】」の「個人の動き等がわかる詳細な情報掲載」に抵触してしまいそうなので、参加者個人に対しては今回は誰々に会ったぐらいしか書かない予定。他は団体名で書くとかだろうね。  あと「3.【タイムテーブルについてとその他注意】」にも書いていたし、会場に貼ってあるタイムテーブルにも書いてあったんだけど、今回はどんどん予定を前倒ししていくとのこと。結果的には中だるみせず詰まっていてスムーズでかなり良かったと思う。同じ項目にはイベント中の読書は遠慮してくれるように書かれてあった。某氏は「これボクのことだ」と気に病んでいたんで、「いや結構、見かけたんで全体的にでしょう」とフォローを入れた上で「泊まりがけで参加すればゆっくり読めますよ(笑)」なんて言っていた。本棚にその旨が書かれた貼り紙もあって万全の体制。  好例の挨拶→自己紹介がバルコニーで行われるということで、そこのイスに座って待っていると、若杉さんが来られ、旧交を温めていた。お互い変わらないのだろうけど、どうも話していると三顧会には二年ぶりらしい。道理で久しぶりな感じがしていた訳だ。 ●10時~ 館長  開会の挨拶  ※会場に貼っていたタイムテーブルより。  まだ岩田駅から向かっている途中の参加者がいらっしゃるってことで10時20分ごろスタート。  すでに地元ケーブルテレビのKビジョンの方一名がカメラをバルコニー奥でセッティングしている。  スタッフの傅僉さんから谷館長にマイクを回され開会の挨拶。満場拍手。  それから祝電が読み上げられる。  好例の三顧会参加三日目の人に館長直筆の色紙が授与される。 ●10時15分 三顧会あいさつと自己紹介  ※会場に貼っていたタイムテーブルより。  というわけで定番の自己紹介の時間。順番にマイクを回され「三国志のどの人物が好きか」「どこの県から来たか」を答えていく。  三番目の清岡の番になるとスタッフの英傑群像岡本さんから「三顧会参加は何回目か」という質問が追加されたので、今までの三顧会全参加ということを自らばらす羽目に(笑)  今回は、前回参加されていた潮出版の方、飯田市川本喜八郎人形美術館のスタッフの方(公式サイトのInformationも担当とのこと)、NPO法人KOBE鉄人PROJECTの方二名、取材に来ていた「BS熱中夜話」の制作会社の方など、いろんな著名な団体の方が集まっていてビックリした。  ちなみに今回のコスプレは、真・三國無双の諸葛亮、三国志大戦の曹操、蒼天航路の荀攸&荀[或〃]。  10:50終了。移動時間兼休憩。 ●11時~ 再現体験イベント『三国志竹簡づくり』  ※会場に貼っていたタイムテーブルより。  会場は特別企画展示場(右の写真)。  冒頭で傅僉さんから竹簡についての解説が入り、英傑群像岡本さんから竹簡の綴じ方についてレクチャーが入る。  特別企画展示場には三国志ファン文庫があってそこにある本を参考にしてサインペンで書くって流れとのこと。  前日は一人竹簡一枚を書いて皆で繋げるってアナウンスがあったんで、一枚分しか考えてなかったけど、どうも一人当たり四枚配られ、自分で繋げるってことらしい。  次の日に館長から聞いたんだけど、日本の竹は中国の竹より幅が広いということだけど、返って文字や絵を大きくかけるんでこういったイベントにはちょうど良くなっている。  清岡は一枚に書く文を考えており、二枚目以降思い付かなかったけど、とりあえず出典を明記することにした(笑)  斬司徒天下乃安   後漢書傅燮傳 ...

594. 三國志研究第五号(2010年9月11日)
・三国志学会 http://www.daito.ac.jp/sangoku/ ※関連記事 三国志学会 第五回大会(2010年9月11日土曜日 二松学舎大学) ※新規関連記事 三国志研究第十九号(2024年9月8日発行)  上記関連記事に書いたように、「三国志学会第五回大会」にて例年通り、会員には会費と引き替えに三国志学会機関誌『三国志研究』第五号が渡された。  『三国志研究』は上記サイトにもあるように汲古書院で購入できるそうな。下記の汲古書院のサイトでは今のところその情報はないけど、まぁ問題ないのだろう。 ※追記。 上記三国志学会サイトによると、「A4・198頁/ISSN 1881-3631」とのこと。 ・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版 http://www.kyuko.asia/

595. オーディオブック三国志
※関連記事 三国志学会 第四回大会(2009年9月5日龍谷大学) 上記「三国志学会第四回大会」での配付資料に含められていたフライヤーで知る。 ・大空社ホームページ http://www.ozorasha.co.jp/ 大空社より吉川英治/原作・橋爪功/朗読『オーディオブック三国志』が発売されているとのこと。ISBN978-4-283-00624-9。価格248000円。 つまり小説のいわゆる「吉川三国志」を朗読したものを収録したんだね。 というわけで上記サイトから下記へ内容を引用。但し機種依存性文字は表示できるように換えている。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 吉川英治の名著「三国志」が橋爪功の朗読で100枚のCDになりました ■音源■ NHKラジオ「吉川英治名作選」 (平成5年9月~8年7月放送) 放送当時から大反響、再放送・商品化を望む多数の声が寄せられていた名朗読。 ●CD全100枚組(各CD4枚入のマルチケース使用) 〈天地191mm×左右135mm×厚さ15mm/25ケースを特製函に収納〉 ●総収録時間:約108時間(1枚平均約65分収録) ●ガイドブック(四六変型判・約80頁)  *原作本は付いていません。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ なるほど。元はラジオ番組なんだね。 会場で時間の108時間は狙ったのか、ってなツッコミを耳にした(笑)

596. 京都祇園祭山鉾巡行に孟宗山(7月17日)
 2008年の京都の祇園祭は宵山や山鉾巡行が平日開催ながら、今年、運良く7月14日の宵々々山や7月17日の山鉾巡行を見に行くことができる。今年は天気に恵まれて良かった。  ちなみに過去の京都の祇園祭については下記の記事参照。 ※関連記事  7月16日 祇園祭宵山に鯉山  7月16日 祇園祭宵山に菊水鉾  7月16日 祇園祭宵山に孟宗山 ※追記 アニメ『名探偵コナン』にコウメイ登場(2009年12月5日以降)  今年も「祇園祭 宵山・巡行ガイド2008」のチラシを貰い、真っ先に以前、見かけた誤字を確認すると、やはり「鍾子期」(正)が「鐘子期」(誤)になっていたり「秦」(正)が「泰」(誤)になっていたりしていた。あと「明年間製作」ってどういう意味?(汗)  今回は過去三年の宵山関連の記事を承けて山鉾巡行の記事を書いてみよう。  メインとして巡行中の孟宗山にターゲットを絞る。くじ無しで長刀鉾が巡行の一番固定のため、今年はくじ引きで一番をとった孟宗山は巡行の二番手となる。そのため、早い目に家を出て、なおかつ山鉾巡行コースの終わりの方にある有料観覧席のエリアの後の座れるところで見学の場所を陣取る。  ちなみに孟宗山については「祇園祭 宵山・巡行ガイド2008」から引用した下記の記述を参照。 --引用開始--------------------------------------------------------- 2 孟宗山     烏丸通四条上ル笋町 中国の史話「二十四孝」 の一人である孟宗が、病 気の母の好物である筍 を、雪の中探し回り、つ いに掘り当てて母を喜 ばせた説話を題材とし た山。見送の白綴地に 黒一色で描かれた竹内 栖鳳筆「孟宗竹林図」 は、極彩色豊かな山鉾 の中では異色。 --引用終了---------------------------------------------------------  「二十四孝」というのは私は聞いたことないんだけど、孟宗は「孟仁」として『三国志』に記載のある人物。  例えば、『三国志』呉書三嗣主伝に 右大司馬丁奉・司空孟仁卒。 と、孟仁の姓名が出ており、さらにその注に引く『呉録』には 仁字恭武、江夏人也、本名宗、避皓字、易焉。 と孫皓の字(あざな)を避け(字は元宗)、名を仁に改めたことが載っており、さらに同じ注に引く『楚國先賢傳』には、 宗母嗜筍、冬節將至。時筍尚未生、宗入竹林哀嘆、而筍為之出、得以供母、皆以為至孝之所致感。累遷光祿勳、遂至公矣。 とあり、雪とは書いてないまでも「祇園祭 宵山・巡行ガイド2008」と似たようなエピソードが書かれてある。 ※孟宗竹についての参照記事  第7回三顧会午後1  話戻し、この記事の右上に掲げるように孟宗山の写真を無事撮ることができた。  あと今年は巡行の三十番目になった鯉山を撮ってみる。鯉山については昨年の記事参照のこと。

597. 「長沙呉簡の世界」ノート7
・「長沙呉簡の世界」ノート6からの続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/646 ○パネルディスカッション(15:45~16:45) コメンテーター:朴漢済(韓国・ソウル大学校)  休憩が終わり16時7分、パネルディスカッションが始まるとアナウンスが出る。  始めに韓国から特別に来ていただいた朴漢済先生からのコメントがあるとのこと。経歴の紹介があったあと、外国語でコメントがある。日本語で追って読まれるのではなく、予稿集に日本語訳があるので省略される。 ※『長沙呉簡研究報告』第3集にも載っている  パネルディスカッションに移る。 ※中国の先生からの回答は、中国語の回答→日本語訳といった流れ  阿部先生への質問。1.耕作者の身分は具体的にどのように記されているか。2.身分的集計がされているのか。  回答。1.、圧倒的に多いのは「男子」、その他「大女」。続いて「州吏」「郡吏」「軍吏」、あるいは「州卒」。その他、特定の丘里に見られる身分もあるため、今、すべての身分を掲げることはできない。2.今のところ身分ごとに有義のあることは見いだせない。一つ言えることは「州吏」に関してかかってくる税率が他の身分より低い。旱田の率が極めて低い。全体的に低い。  宋少華先生への質問。1.長沙市の簡牘博物館について長沙呉簡を訪問者が実際に手にとって見ることができるのか。  回答。1.呉簡自体はまだ地下の貯蔵庫にある。そのため初めて来る人は先生にお願いして地下の貯蔵庫から出して貰うという形で見ることができる。まだ取り壊し状態のところが二棟残っており、それが取り壊されると完全に開放される予定。去年の12月には400枚ほどの簡牘を見ていただいた。  王素先生と羅新先生への質問。1.竹簡は一部しか公開されていないが、整理釈読に当たっている先生方は公開済みの竹簡と異なる性質のものをみかけたか。あればそれはどの程度か。  王素先生からの回答。1.現在まで長沙市文物考古研究所・中国文物研究所・北京大学歴史学系走馬楼簡牘整理組編『長沙走馬楼三国呉簡 竹簡〔壹〕』(上、中、下)(文物出版社、2003)が出ているが、今年の年末か来年の初頭には竹簡〔弐〕が出る(※現在では既刊。長沙簡牘博物館・中国文物研究所・北京大学歴史学系走馬楼簡牘整理組(編)『長沙走馬楼三国呉簡 竹簡[弐]』(全3冊),文物出版社,2007年1月,7-5010-1726-3.。リンク先『關尾史郎のブログ』内ページ)。竹簡〔弐〕の中にはわずかであるが形式や内容の異なるものが含まれている。竹簡〔参〕以降になるとそういった異なるものが増えてくる。後になればなるほど内容は豊富で重要なものとなる(ここで場内笑)  東海大の渡部武先生からの質問。1.「常限田」「火種田」について興味がある。それを漢代の史料に出てくる「火耕水耨」と結びつける流れがあるが、四川の西南地方を調査したときに水がかりの良い土地とそうでない周辺の土地がいっぱいある。そういうことを連想し、長沙にもそういった対比があったのではないか、水がかりの良いところは水平で、そうではない所は通常の方式をとらない、そういったことを調査から思い浮かべたが、そういうことを言っている研究者はほとんど居なかった。農学を研究している方面から走馬楼呉簡についての二つの種類の耕地(※「常限田」「火種田」のこと?)への所見はあるのか。  日本側からの回答。1.結論からいうとわからない。一点言うと「常限田」「火種田」とは対比したり二種類として良いものか、というのは問題になっていることの一つだ。今のところ基本的には「常限田」と対比される概念は「餘力田」である。「餘力田」=「火種田」なのか、それとも「餘力田」と「火種田」とは別のカテゴリーなのかというのはまだ想像の範囲だ。そういう段階だから「火種田」をどういう風に理解するかは答えにくい。「餘力」とは何なのかが絡んでくる。  中国側からの回答。1.「火種田」は二つの見方がある。一つは「火耕水耨」。もう一つは阿部先生の指摘通り山地の焼き畑農法。後者は水田ではない。両方のやり方が存在していて、長沙呉簡では収穫してからなので「米」という字を書いていて(※この直後、聞き取れず)、「火種田」は水田と思われる。  宋少華先生からの回答。1.現在の話。水利条件の良いところでは水稲を設け、あとは野菜、トウモロコシなどをつくっている。水利条件の悪い山地的なところではアワ、豆、麻、麦などを現在はつくっている。  伊藤先生からの回答。1.目録を作っているが、今のところ、農学者による論文を見ていない。  質問。1.文献に見えるような豪族の変化の方向性は呉簡で見えるのか(※ここでは清岡はかなり略して書いている)。2.あるいは後漢の研究で碑陰の中に出てくる郷里の門生故吏(で見られるように)同じ姓の人たちが地方で里を占めていくというがあり、呉簡でそういうことが見えてくるのか。3.従来の後漢社会の変化というものと呉簡研究との関係はどうか  回答。2.竹簡〔壹〕でのデータベースを検索していく中で一つの里の中で同じ姓はあまり見られない。今のところ大きな力を持った姓は見られない。  新潟大学の書道史の鶴田先生(今回のシンポジウムの表題なりパネルなりの文字を書いた先生)からのコメント。1.三月に明治大学で研究会があって後漢の史料がかなりあるという話。議論があまり進んでいない状況。みんな盛んにアタックし始めている。鶴田先生は十一月の学会で草書について発表する予定(※現在では発表済。鶴田一雄氏「長沙市東牌楼出土簡牘にみる草書の変遷に関する一考察」。リンク先『關尾史郎のブログ』内ページ)。  王素先生への質問。1.長沙呉簡に書かれる時期の長沙は蜀に対する呉の最前線(軍事的に厳しい状況)だったが、(「邸閣」は日本では軍事施設という理解が強い、あるいは明らかな軍事的な機関の名も見られるが、)その時期の長沙は呉の一地方とみなすのか、それとも前線とみなすのか。  王素先生からの回答。1.まず呉簡は大きく分けて経済方面の史料が多くある。経済方面の史料として戸籍と、税を納める史料が非常に多い。但し軍事関係の史料が全くないというわけではない。こういう方面は羅新先生が知っているので(羅新先生にコメントを求める)。  羅新先生からの回答。1.そういう史料があれば非常に面白い研究になると思うが、現在、(研究するほどには史料が整理されていない)。  關尾先生から朴先生へのお願い。1.朴先生は韓国の呉簡研究について厳しい評価をした。大分前に關尾先生が韓国に行き韓国の若い先生と話をした。その時に日本の学会では社会経済史の研究は停滞気味だが韓国の学会では若い先生方が社会経済史に対し大きな関心を持っていると感じた。長沙呉簡は今日の報告にもあったように社会経済史に関する非常に豊かな宝庫だと思っている。そのため、是非、韓国でも若い研究者の方々を中心に長沙呉簡に関する研究が活発になるよう祈っているし、朴先生にはリーダーとしての立場としてそういった研究を盛り上げてくれるようお願いしたい。  朴先生からのコメント。1.呉簡に関して今、韓国では盛んに研究が行われてないが、○○(※聞き逃し)史に関して若い先生方で新しい研究がされている。社会経済史に関しては若い研究者の間で一所懸命やっている。4,5年前にこちらの方に来たとき、呉簡とあまり関係ない研究をやっていて、今回、この研究会に参加し、多くのものを得て、いろんなものを考えるようになって、これから韓国に帰ったら、若い人たちと一緒に研究をやってみたいと考えてる。そのためいろんな史料をいただけるとありがたい。韓国でこのような研究会があるとすれば、今度はコメンテーターとしてではなく発表者として参加したい。もし韓国でなければ、私がやりたい(主催?)と思う。  パネルディスカッション終了のアナウンスで終了。17時2分。 ○閉会挨拶(16:50~17:00):伊藤敏雄(大阪教育大学)  伊藤先生が日本語でおっしゃった後、中国語で追随する形。今回のシンポジウムで一つ一つ誰がどんな発表したかをいう形。今回の報告内容は『長沙呉簡研究報告』第3集に収録される予定なので、刊行されれば購入してくれるようお願いがあった(場内笑) ○この後  開場は片づけと共に先生方で集合写真を撮っていた。  それを尻目に我々は会場を後にしファミリーレストランで一休み。 ※追記 ノート:六朝建康都城圏的東方―破崗瀆的探討為中心(2014年12月6日)

598. ノート:三国志学会 第八回大会(2013年9月14日)
・三国志学会 http://sangokushi.gakkaisv.org/ ※関連記事 三国志学会 第八回大会(2013年9月14日土曜日)  上記サイトや上記関連記事にあるように、2013年9月14日に京都の龍谷大学大宮学舎東黌103教室にて「三国志学会 第八回大会」が開催された。

599. 「大三国志展」の映像(CCTV.comより)
・三国志―正史と小説の狭間~満田剛のブログ http://mitsuda.blogtribe.org/ ・中国中央電視台で「大三国志展」を紹介する番組  (※上記ブログ記事) http://mitsuda.blogtribe.org/entry-9d134a0a74bc840efb83e460d2e44721.html  上記のブログ記事にあるようにCCTV.com(中国中央電視台のサイト)で「大三国志展」に関する動画が公開されているとのこと。東京富士美術館のサイトで中国中央電視台に取材された旨がトピックとして挙がっていたので気になっていたけど、さすがネット時代。こういった形で視聴できるんだね。画像が荒いながらも展示品もカメラに収められている。もちろん中国の番組からなので全編中国語なんだけどね。 ・東京富士美術館 http://www.fujibi.or.jp/ ・大三国志展 http://www.fujibi.or.jp/exhibition/sangokushi.html ※以下、CCTV.com(中国中央電視台)に関して実際は簡体字表記だが、ここでは表示できないため、繁体字等、表示できる書体に換えている ・中国中央電視台 http://www.cctv.com/  それでその動画はどこにあるかというと、→「TV大社区」(※上部)→「大活動」(※上部)→「活動全紀録/大事件/中国記憶」(※左部中央)と辿り、下の方にある「日本三国大展」という覧に表示されている。 (関係ないけど、やはり中国の感覚だとわざわざ三国に「志」をつけたりしないんだね)  動画は下記にリストアップしたように7ファイル。ブラウザのOperaで見るとキャッシュされるんで、ローカル保存は可能なようだ。  日本三國大展   星落秋風五丈原   日本人心中的關羽   三國“女性”展品   大三國志展廣受歡迎   選諸葛亮當男朋友   日本企業運用三國謀略   日本大三國志展 ※関連記事  大三国志展(2008年5月3日-7月13日)関連情報  「大三国志展」の日程 via 「大三国志展ブログ」  大三国志展(物語でたどる三国志)  ワークショップ via 「大三国志展ブログ」  関係ないけど、日本のテレビでは中国中央電視台を英語混じりで「中国中央テレビ」ということがある。ちなみに私の地元のテレビ局での番組では「チャイナ中央電視台」と言っていた(笑)

600. 三国志や鉄人28号、神戸に横山光輝さん資料館(読売新聞2009年12月6日付)
※関連記事 「英傑群像」グッズショップ開設予定(2009年12月6日) 上記関連記事で伝えたように2009年12月6日にNPO法人KOBE鉄人PROJECTにより兵庫県神戸市長田区のアスタくにづか6番館1階にKOBE鉄人三国志ギャラリーが開設されることを伝えた。 ・KOBE鉄人PROJECT|鉄人28号・横山光輝三国志|光プロ|神戸市 http://www.kobe-tetsujin.com/ それに合わせ以下で紹介する新聞記事によると、12月4日にプレス公開されたようだね。 『毎日新聞』や『産経新聞』のサイトと違って直接記事にリンクする訳にはいかなそうなので、まずはそれぞれのサイトのフロントページへリンクを張る。 ・ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/ ・神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/ まず『読売新聞』。上記サイトの「関西発」の12月4日付の記事に  「鉄人」「三国志」…横山光輝さんの資料館が神戸・長田に というのがあり、さらに上記サイトの「エンタメ」の12月6日付の記事に  三国志や鉄人28号、神戸に横山光輝さん資料館 というのがある。 次に『神戸新聞』。上記サイトの「神戸」の12月5日付の記事に  鉄人28号、三国志ファン必見 長田にギャラリー というのがある。