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幻想文学 44号 特集 中国幻想文学必携(1995年6月20日発行)
前の記事に続き、2017年11月18日土曜日15時過ぎ、横浜中華街のBOOKS&CAFE関帝堂書店でくつろいでいた。
・横濱バザール
http://yokohamabazaar.com/
・たぶん横浜中華街唯一のブックカフェ*BOOKS&CAFE関帝堂書店
http://kanteido.com/
引き続き中国古代の怪奇譚関連書籍が集まる本棚を見てたら、『ユリイカ』2003年1月号(青土社2003年1月発行、ISBN978-4-7917-0098-1)「特集=中国幻想綺譚-チャイナ・ファンタジー-」というのがあった。『ユリイカ』といえば『ダ・ヴィンチ』同様、直接的にはなじみのない雑誌だがマンガ研究の論文や書籍を見ると引用されることが多いんで、名はよく見かけていた。
三国と関係ないけど岡崎由美「武侠小説 中国チャンバラ・ファンタジー」、四方田犬彦「『少林サッカー』とナショナリズムの変容」があったり、少し三国が言及されているのが、pp.72-89のインタビューの酒見賢一[聞き手=末國善巳]「中庸とSF的視点」で、三国だけってのがこの記事の表題のpp.126-127の諏訪緑(絵と文)「諸葛孔明の食生活」だ。諏訪緑先生といえば、マンガ作品『諸葛孔明 時の地平線』の著者でおなじみの方。その記事は見開き左が絵、右が文となり、「一五年前描いた孔明の短編「邪論の極意」では、畑の野菜を調べるのに三ヶ月かかりました。」とのこと(これって単行本収録されてる?→この記事を書いている時に検索すると『諏訪緑ファンタジー短編集1巻 紀信』に収録されているそうで)。また絵の書き文字によると諏訪先生は人形劇三国志の孔明人形がタイプだそうで。
・青土社
http://www.seidosha.co.jp/
※新規関連記事
『三国志演義』と『西遊記』(ユリイカ1998年8月)
・ユリイカ2003年1月号 特集=中国幻想綺譚
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2578
※関連記事
三国志学会 第十回大会(2015年9月5日12日土曜日)
日本の漫画への感謝(2013年11月20日)
泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部(2017年6月26日)
※新規関連記事
ユリイカ2019年6月号 特集=「三国志」の世界(2019年5月27日発売)
・時の泉~諏訪緑公式HP~
http://suwamidori.com/
・諏訪緑ファンタジー短編集1巻 紀信
http://suwamidori.com/archives/9078
※関連記事
2007年5月 2つの少女漫画連載終了
メモ:国立国会図書館で種々の三国マンガの連載開始を当たる(2013年9月30日10月1日)
関帝堂書店 おはなし屋ことのは鳥コラボ 絵本ライブ(2017年4月16日-)
メモ:飯田市川本喜八郎人形美術館(2016年4月2日訪問)