・2005年9月3日「三国志納涼オフ会in東京」二次会報告の続き
http://cte.main.jp/newsch/article.php/171
というわけでKJさんと別れ四人で赤坂の夜の町を歩き、終電に間に合うよう、駅に向かっていた。
清岡「いやぁ名残惜しいですね。まだ話したりないぐらいで」
隼鶻さん「オールします?」
USHISUKEさん「ぼく、オールしますよ!」
如月さん「途中までならいいよ」
というわけでいきなり三次会決定! 後でKJさんに「三次会もありました」なんて言うと感じ悪いんで(汗)、取り急ぎ電話やメールでご連絡を。
何度かKJさんとやりとりしたものの、やっぱりドメスティックストップがかかったみたいで、三次会は四人で、ってことになった。
「電車の始発時間まで開いているお店」「そのまま眠っても大丈夫なお店」「何より安くあがるところ」「清岡のホテルまでそれほど遠くないところ」の条件にあうところを探して、赤坂の街をあれこれ探したがなかったので、とりあえず電車で移動し、24時間、開いているファミレスの「ジョナサン」に落ち着く。24時ぐらい。
USHISUKEさん 清岡
テ ー ブ ル
如月さん 隼鶻さん
とりあえずトイレいったり、電話したり、用事をすます。
清岡と隼鶻さんでノートPCのバッテリーの話をしていた。過充電の話とか。あとUSHISUKEさんも加わって漫画の「蒼天航路」の張奐の話とか。創作で張奐が亡くなった時期をずらして黄巾の乱の時期にしているんだけど、隼鶻さんがそれに「良い考えするんだ」と昔、感心したとのこと。
それから清岡の旅のお供をみせる。西嶋定生/著「中国古代の社会と経済」(1981 東京大学出版会) 隼鶻さんいわく重鎮で入門書だけど専門の人も未だに参考にするって話だ。それから転じて中国史の研究分野界隈の話。隼鶻さんにとって古い研究が珍重されすぎの観があるとのこと。
清岡「そういう意味でKJさんの存在がありがたい?」
それから本に載ってた鉄器の話。世界史的な順序でいうと鍛鉄→鋳鉄(溶融される)なんだけど中国では青銅器のノウハウがあったから、鋳鉄→鍛鉄って流れとのこと。鍛鉄じゃないと武器として使えないから、中国で鉄器はまず農業でひろまったとのこと。
で、注文をする。示し合わせてみんなパフェ(笑)。それからドリンクバー。
ちなみにその本「中国古代の社会と経済」は清岡が京都のみやこめっせで大型連休中にやっていた「春の古書大即売会」で買ったもの。後でネットで気付いたんだけど、実はその「春の古書大即売会」に曹徳さんも参加していたとのこと。
・曹徳さんのサイト「蒼天三国志」
http://www.h4.dion.ne.jp/~aruiwa/
それから某古本屋チェーン店の話。価値がわからないようで隼鶻さんが掘り出し物があるって話。そういえば三国志研究要覧が安く売っていたな、と清岡の話。そこから復刊ドットコムの話になって、三国志研究要覧以外にも呉書三国志があがっていたな、と。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=2136
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=13334
それから最近の「蒼天航路」話。「せきうんちょう」の話(汗) どういう状況でそういう誤植がでたか?!なんて想像力豊かに話していた。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/1775622#1775622
誤植つながりで、USHISUKEさんがはやくも村山孚/著「三国志のツボがわかる本 いまさら聞けない三国志の権謀術数渦巻く舞台裏」(パンドラ新書、日本文芸社 2005年8月25日刊 ISBN4-537-25313-4 C0222)で誤植をみつけたとのこと。「魯蒙」ってなってたそうな(汗)
清岡「今、(誤植を指摘する手紙を)おくったら図書券、もらえるんじゃないんですか?」
如月さん「校正の人が(三国志を)しらないんじゃないですかねー」
なんていろんなことを言って盛り上がる。
それから漫画の話。モーニング。男性誌の話。ジパングは知識系だとか話した後に同じタイムスリップもので戦国自衛隊の話。映画の今と昔のバージョンではストーリーが違うって話だ。
漫画つながりで龍狼伝の話。清岡は話がモンゴルにいったときいていたが、隼鶻さん曰くモンゴルじゃなくて匈奴の話らしい。三国志に比べたら、史料なんか集めようにないのに続けてるってのはある意味すごい、って話。
その流れで如月さんから連載されている三国志漫画はいっぱいあるね、って話題が出された。それで清岡はノートPCをテーブルにおいて、三国志ニュースの関連記事へアクセス。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/7
それを見ながら連載の終わった「覇王の剣」とかまだ続いている「覇-LORD-」の話をしていた。「覇-LORD-」では趙雲が女性とかで。
それから次回オフ会(忘年会?)の日程の話。
ここでパフェ登場。皆で食す。
それからこのオフ会にシリーズをとおしての名前があった方がいいんじゃないかって話。清岡は「三顧ミーティングとか……ぱくっとるやん!」と一人ボケ一人ツッコミを敢行していた(汗)
その流れで三国志城の話。隼鶻さんが覚えてなかったので、ネット上にあったオーナーの谷さんの写真をみせる。それから三顧会の話。やっぱりトランプは今回も好評だったってことを清岡から伝えた。続けて食堂のメニューの話やコミック三国志マガジンで紹介されたって話をした。食堂メニューにはさらに「夏侯惇玉子」ができていたって話をした。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/154
http://cte.main.jp/newsch/article.php/131
それから如月さんがみんなで三顧会に行って帰りに飲むってアイディアを話していた。
隼鶻さんと「三国志ファンのためのサポート掲示板」(以下、サポ板)との出会いの話とか。それからサポ板の話になってみんな真摯だよね、って話になった。お次は他のサイトで見た変な書き込み。関羽好きだってサイトに書いてあるのに「関羽、好きなんですか?」だけの単発書き込み。荒らし認定されかねない。清岡は単に掲示板に慣れていないのかも、って話もだしていた。
話戻って、連載している三国志の漫画の話。如月さんは「時の地平線」が面白いとおっしゃっていた。諸葛亮主役の少女マンガ。それで思い出したかのように清岡は如月さんに
青木さんの漫画を渡す。ネタとして持ってきていた漫画。今、ミステリーボニータで連載している「八卦の空」の第一回目(短編「恋火」)とサイトで掲載している「司馬懿くんの事件簿」の再録コピー本。
・青木朋さんのサイト
http://aoki.moo.jp/
それから週刊少年チャンピオンに連載されている「さんごくし」は、げそさんのブログ「ゲソの三国志ブログ ~tRTK BLOG~」で定期的にレビューがあるよ、って話を清岡がした。
http://blog.goo.ne.jp/gesotoku/
それから「コミック三国志」ってのは週刊ビジュアル三国志で連載されていた、って話。もうその雑誌は予定通り終了したんだけど、如月さんは全部、買ったとのこと。すごい!
その流れでコミック三国志マガジンの話。清岡が隔月刊でまだ続いているよって基本情報を話す。隼鶻さんは最新の4号をコンビニで全部立ち読みしちゃって買うかどうか迷ったって話だ。USHISUKEさんの中学生のころの立ち読みエピソードとかけて、
清岡「(そんなことをしたら)ドロップキックくらいますよ(笑)」
なんて言ってた。そこからまた話題は横山三国志。如月さんが横山三国志のためだけに通っていた漫画喫茶があったんだけど、読み切る前に途中でつぶれたとのこと。だから途中までしか読んでないらしい。一同笑。その漫画喫茶は24時間営業→22時閉店→つぶれた、というパターンだったらしい。
それからウェブコミックであった「千客万来」の話。曹操が生まれたところでちょうど終わってしまって残念だってことを清岡は言ってた。
如月さんが青木さんの漫画を読み切ったようで、すごく気に入ったようだった。
話戻ってコミック三国志マガジンの話。USHISUKEさんは陳某(チァンマオ)先生の「三国志群雄伝火鳳燎原」を目当てに買っているんで、読まない漫画もあるとのこと。それでコミック三国志マガジンで連載になっている漫画は意外とすくないって話になっていた。島崎譲先生の関羽漫画も二号つづけてだけど、別に連載じゃない?って話とか、白井恵理子先生の「STOP!劉備くん!」も連載じゃない?って話をしていた。あと三国志ニュースからリンクを張っていたサイト「三国志ドライヴ」の話。
http://www.h5.dion.ne.jp/~drive/
「三国志ドライヴ」で紹介されていた「歴史パズル三国志演義」の話もしていた。USHISUKEさんの素朴な疑問でどこをめくってもクロスワードパズル?ってのに対し三国志城でぱらぱらと読んだ清岡がインタビューや紹介記事があるって答えた。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/146
それから噂の三国志映画『The War of The Red Cliff』の話。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/16
噂段階のキャスティングで周瑜はペ様だとか、ジェットリーだとか。USHISUKEさんがジェットリーだったら絶対、飛ぶっていってそのままあれこれ憶測で盛り上がった(笑)
隼鶻さんが昔、NHK人形劇三国志の売っている人形にあこがれていたのとこと。でも人形は100万もするらしい。2007年(春)に長野県(飯田市)にNHK人形劇三国志の記念館(というか美術館)の話にまたうつって、清岡がスターウォーズの映画公開日のようにコスプレして行きますか?なんて発言。そしたら、隼鶻さんはエピソード2のときダースベイダーの全身コスプレで見に行ったそうな。すごい! あと映画「天と地と」(詳しくはしらないが川中島の合戦のやつ)にエキストラで隼鶻さんが出ていたとのこと。それもすごい話。それから「天と地と」の話。USHISUKEさん曰く小室ミュージックだったとのこと。如月さんはああいう映画で三国志の合戦を想像しているそうな。そこから三国志の合戦の話。USHISUKEさん曰く、三国志シンポジウムでの石井先生の報告で曹操が騎兵をつかって涼州の軍と戦争するのって意外だったとのこと。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/152
そこから三国志の時代の民族の話。はじめは涼州の非漢民族の話だったんだけど、そのうち、今のベトナムあたりの話になってくる。孫権が交州あたりの民をつれてきたとか、外国と国交があったかとか、そこからやたら士燮の話一色になる。存在意義の話とか。孫権は士燮が目的だったのか交州の兵力が目的だったのかとか。士燮はベトナムの教科書にのっている?とか。USHISUKEさん曰く海上貿易を前提とした城が交州の川(紅河デルタ)にあったとか。
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=1980
それが海のシルクロードにつながっているのかな? 蜀に影響を及ぼしていた?って話をしていた。USHISUKEさんと隼鶻さんがあれこれ深い話をしていた。何かのヒントになるかなと思い清岡がそのへんの地図を見せる……って後漢末だけど。
http://cte.main.jp/sunshi/w/w030504.html
誰が逃亡したって話で呉書?蜀書?でしばらく探していたけど、見つからない。店内にはバーシアの歌が流れてた。
あと話している途中で、なぜか清岡の耳には少し離れた女性の二人の会話の中で三国志の人物の名前が聞こえるようになっていた。特に三国志の話じゃないみたいで痴話喧嘩がどうのこうのなのに。すでに劉備、関羽の名が聞こえていて、ついに馬超がきこえるようになったので、おもわず少し反応してしまう。その反応で隼鶻さんも気付いたようだ。実は如月さんも劉備や関羽の名が聞こえたようで、しばらくその話題になる。実は「ファミレスで朝まで三国志のことを語ると次第に幻聴が聞こえるようになる」って伝説やジンクスのたぐいがあるとかで(汗) しかし、近くの女性二人の話題は三角関係などありがちな話なので、三国志の人物が入る隙がない。なので、やっぱり幻聴か? それとも似たような音が三国志の人物に勝手に変換されるのか? なんて言い合っていた。
話戻って、コミック三国志マガジンの話。「STOP!劉備くん!」を隼鶻さんは全部「コミック三国志マガジン」4号を読んだはずなのにおぼえてないとかで、清岡は「その後のドロップキックで忘れたんですよ」とネタをいう(笑) 再びコミック三国志マガジンのことで、三国志新聞も連載だな、って話。
三国志新聞で思い出したのが2004年の三国志城紀行のとき大阪でお会いした乍融さんの話。乍融さんが三国志新聞をプッシュしていたなぁ、と。
http://cte.main.jp/sunshi/w/w040814.html
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=1492
・乍融さんのサイト
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=seisikei
そういえば乍融さん、サポ板で最近、見かけないな、って話をしていた。後日、乍融さんのサイトを見たらそちらでも最近、お目見えになってないみたい。続けて三国志新聞の話。近頃でた三国志新聞の新装版って昔のと中身は違ってる?って話。
それからテスト対策の話。清岡が言い忘れていたのが一つ。何よりも「主催者が楽しめることを優先」ってことだ。
時刻は27時過ぎ。そろそろ如月さんは体力の限界だ、って話で、清岡は次の日の旅に体力を温存したいってことで、いよいよお別れの時だった。如月さん曰く「楽しくてあっという間だった」ってこと。同感同感。それからUSHISUKEさんと隼鶻さんとは始発の電車まで待つのでそのまま店に居残るということだ。
店の廊下で、帰る二人に見送る二人が立ち並ぶ。別れの挨拶をお互いに言い合う。それから清岡は如月さんに向かって曰く。
清岡「あの名言は言わないんですか?」
如月さん「『ネットで会いましょう』?」
というわけで、「三国志納涼オフ会in東京」三次会は終了ってことでその店を後にした。
とはいっても、USHISUKEさんと隼鶻さんとの会話はまだまだ続いたんだろう。きっと濃い士燮話がまだまだ続いたんだろうと(笑)