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2006年12月12日「ブレイド三国志 特別編」(月刊少年ガンガン1月号)


  • 2006年11月18日(土) 18:58 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,286
マンガ

・2006年11月18日「ブレイド三国志 特別編」(月刊Gファンタジー12月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/452

前回、「ブレイド三国志」が「Gファンタジー」「少年ガンガン」「ガンガンウイング」に続けて載るのかな? と思っていて、すぐに「月刊少年ガンガン」のサイトに行ったら、「NEXTガンガン」のところにばっちりそのことが載っていた

・ガンガンNET
http://gangan.square-enix.co.jp/

2006年12月12日発売の月刊少年ガンガン1月号に真壁太陽/原案・構成、壱河柳乃助/作画の「ブレイド三国志 特別編」の読み切りが載るとのこと。

この読み切りは郭嘉のブレイドとのこと。さてどんな話やら。
しかし連載が終わったと思ったらまだすごいプッシュだ。実は結構、人気ある?
お次は「ガンガンWING2月号」。おそらく12月26日発売。
<12月26日追記>
というわけで1月26日発売分の3月号でした(下記)。

・2007年1月26日「ブレイド三国志〈特別編〉サイバーロリータ」(月刊ガンガンWING 3月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/473
 

2006年11月18日「ブレイド三国志 特別編」(月刊Gファンタジー12月号)


  • 2006年11月18日(土) 18:20 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,227
マンガ

 検索ワードが結構、多いんで、成り行きでおっかけてしまうんだけど、ブレイド三国志の読み切りが2006年11月18日発売の「月刊Gファンタジー」12月号に載る情報をつかんだ。

・月刊Gファンタジーオフィシャルサイト
http://www.square-enix.co.jp/magazine/gfantasy/

まだ書店で確認していないけど、今回はあの華陀登場(やっぱりブレイド?)。上記サイトでイラストがみれるけど、これが華陀?

「ブレイド三国志 特別編」 原案・構成 真壁太陽 作画 壱河柳乃助

上記サイトによると単行本が12月に1巻、2巻同時販売するんで(おそらく12月22日)、『「Gファンタジー」「少年ガンガン」「ガンガンウイング」にて連動キャンペーン』ってことだけど、後者二誌に読み切りが続けて載るのかな?

※関連リンク
・2006年9月30日「グリフォンブレイド」(ガンガンカスタムNo.01)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/432

・2006年12月12日「ブレイド三国志 特別編」(月刊少年ガンガン1月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/453
 

2006年11月8日-ブログ「古代中国のあれこれ雑記」


  • 2006年11月16日(木) 21:01 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,658
ネット  たまに自主点検で、適当な言葉で検索かけて三国志ニュースがどういうふうに検索結果としてでるか、やっているんだけど、今回、「三国志学会」で検索してたら、気になるブログを発見したのでこっそりメモを残しておく。

・古代中国のあれこれ雑記
http://ancientchina.blog74.fc2.com/

 このブログって下記の記事で紹介したブログと同名。復活されたのかな?

・2005年11月中旬「図説 中国文明史」第五巻 魏晋南北朝・融合する文明
http://cte.main.jp/newsch/article.php/207

 といっても記憶に残るAuthor名と違うし、以前あった「古代中国のあれこれ雑記」との関連性(過去ログがあるとか)が見いだせないため、同名別ブログの可能性もある(と、一応、書いておこっと)。
 まぁ、どちらも面白いので一閲覧者としてはどちらでも問題ないけど。どちらの対象も学術寄り。タイトルでも分かるように三国志ファン以外にも中国古代に興味ある人は是非。
(それにブログだとRSSがあるので更新チェックに便利。大手のブログサーバーだから新着ブログとかなんとかで検索ロボットが通りやすかったのかな……と思っていたら枕流亭のアンテナにすでに登録されていた)

 話が冒頭に戻るんだけど、「三国志掲示板」とgoogleで検索すると、今のところ、有名掲示板を抜いてサポ板が一番上にきている。
 一時的だろうけど、何年も「三国志掲示板」ではかなり下位にいたので驚き。

2007年2月18日 中国史人游行(2007神戸南京町春節祭)


  • 2006年11月15日(水) 18:19 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,945
場所

<11月21日追記>

2007年の春節は2月18日日曜日だそうです。

検索があまりにも多いので一応。
※ちなみに当サイトのカレンダーの日付は記事を書き込んだ日なので、現時点でいくら2007年2月18日をカレンダーで探しても何も記事はない。
<追記終了>

どこの中華街でも毎年、春節(旧歴の正月)にはお祝い事があって、各種イベントがあるもので、神戸の中華街の、神戸南京町も例外ではない。
神戸南京町の「2007神戸南京町春節祭」のイベントの一つに「中国史人游行」というのがある。これは京劇の衣装とメイクで仮装し、中国の歴史上の人々になりきって神戸南京町とその周辺をパレードするという企画だ。この仮装する人たちは公募によって選ばれた一般の人たち。

・神戸南京町
http://www.nankinmachi.or.jp/

今回は2007年2月18日日曜日(春節当日)に「中国史人游行」が行われ、パレード参加への応募締め切り(書類郵送)は2007年1月10日水曜日必着とのこと。
応募資格は「当日必ず参加できる18歳以上の男女(高校生不可)」ということで幅広い。興味のある人は下記のURLより詳細をチェックのこと。

2007春節祭 中国史人游行 参加者大募集!
http://www.nankinmachi.or.jp/shunsetsu/spring2007/parade/index.html

ちなみに上記ページに2005年の仮装写真の一例が載っている。三国志関連だと、諸葛亮(字、孔明)、劉備、関羽、張飛ね。

前回の「中国史人游行」の様子は下記リンク先参照。

<前回>2006年1月29日 中国史人游行(神戸南京町・春節祭2006)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/275
<次回>中国史人游行(2008年2月7日木曜日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/733

※追記 2009年の春節祭

一方、横浜中華街のパレード「祝舞遊行」(中華街全域)は2007年2月20日火曜日16時から17時半までの間。こちらはサイトによると「関平将軍ら人形隊・皇帝衣装獅子舞などによるパレード」とのこと。関平とは渋い!

・横浜中華街
http://www.chinatown.or.jp/
※イベントスケジュールのところ

※追記 2013春節カウントダウン(横浜中華街関帝廟2013年2月9日-10日)
 

「長沙呉簡の世界」ノート4


  • 2006年11月14日(火) 00:23 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,208
研究

・「長沙呉簡の世界」ノート3からの続き
http://cte.main.jp/newsch/article.php/428


 お昼休みも終わり。次の報告へ。

○報告IV(13:30~14:05):王素(中国・故宮博物院)「中日長沙呉簡研究述評」

 13:40スタート。予稿集にA4で13ページの資料がある。中国語のご報告ということなのでそれは中国語(繁体字)で書かれている。巻末の5ページにわたり中國・日本で人物ごとに長沙呉簡の研究が論集・論叢8つからリストアップされている「參考文獻略稱」は役立ちそう。

※注
 ご報告は中国語だけどそれが終わった段階で、日本語での要約があるとのこと。清岡にとって中国語はさっぱりなので、ご報告中、中国語のわかるしずかさん(短期留学帰り)の予稿集のページめくりに合わせながら、ご報告を聞いているそぶりにつとめた(笑)。
 というわけでここではご報告本編というより日本語要約のノートとなる。

 1996年に出土された長沙呉簡、その研究はすでに史料集は2つ、論文集が8つだされ、関連論文は100点を越える。研究内容は非常に広い。ここでは中日両国の参照論文だけとりあげる。論評して、中日両国の研究の趣向や方向について述べる。

一 關於長沙呉簡的性質
※この小タイトルは予稿集の写し、以下同じ。

 まず長沙呉簡の性質について。[木當]案(役所の文書)であることは間違いないが、どの役所に帰属するものか、三つの説がある。
※以下3つ、予稿集の写し

 (一)長沙郡有關各曹文書[木當]案(胡平生・宋少華1997A・1997B)
 (二)臨湘縣・長沙郡文書[木當]案(王素・宋少華・羅新1999A)
 (三)臨湘侯國田戸曹文書[木當]案(關尾史郎2005)

 (三)については新しい説。この性質について検証をまつ必要がある。

二 關於≪田家[艸/別]≫的性質

 いわゆる≪田家[艸/別]≫の性質について。今回でも何度か触れられているようにこの大木簡の性質について主に九つの説があげられている。その中の(三)納税人總帳(關尾史郎1998・2001A、伊藤敏雄2003)と(四)郷租税簿(張榮強2001・2003)の二つが有力だろう、とのこと。

三 關於≪田家[艸/別]≫田地的性質

 ≪田家[艸/別]≫の中で言及される田地について。

(一)二年上限田
※この小タイトルは予稿集の写し、以下同じ。

 主に六つの説があるうちの(4)根據輪耕制制定的按照二年一墾標準収取官租的規定(張榮強2001・2003)と(5)以二年為周期進行輪耕或休耕的田地(呉榮曾2001、孟彦弘2004)の二つ。総合的に見ればこの二つの説が正しく、それ以外は成立しないだろう。

(二)火種田
 主に五つの説があり、(4)火耕水耨田(張榮強2003)と(3)刀耕火種・燒兩次耕種・夥同互助耕種三田選一(呉榮曾2001)の二つが妥当。「田家[艸/別]」であり稲を収穫しているので(4)だろうと王素先生が考えている。

(三)餘力田與餘力火種田

 主に六つの説があって厳格に言えばそれぞれ根拠があるがどれも充分ではない。(※清岡注。このあとのところはよくわからず)

四 關於≪田家[艸/別]≫的統計錯誤

 ≪田家[艸/別]≫にでてきた統計上の誤りについて。土地面積や合計などの数に大分、誤りがある。これについて主に三つの説がある。具体的に、共通にあがっているある郷の特定の郷吏が誤ったものだろう、という説であろう。

五 關於丘的性質及其與郷・里的關係

 非常に重要なこと。丘と郷・里の関係。主に十の説。十のうち三つが妥当。(三)丘陵地區村落(王素・宋少華・羅新1999、張榮強2001、李卿2002、宋超2005)、(四)居住地或居民點(關尾史郎2001B・侯旭東2004)、(五)含有田地的居住地。「丘」というのは孫呉時期特有のものだと思われていたのが、先ほどの報告にもあったように後漢時期では「丘」と「里」が併用されている地域もあるので、孫呉時期特有という説は誤り。この「丘」というものの性質を理解するのに王素先生はご自身の一つの経験を紹介し、それを参考にしてほしいとのこと。つまり1969年冬に湖北省荊門県にいったときの話。そこは典型的な丘陵地区で山間に細長くのびる、「沖」(チョン)と呼ばれる低地が多数あった。それぞれに○○沖って言う名前が付いていた。細長いのでいくつもの行政単位に分かれていた。例えば土地の農民に「あなたはどこの人ですか?」ときくと「▽▽生産隊の人間で○○沖に住んでいる」と答えた、とのこと。これについて生産隊が当時の「里」に相当し、沖が当時の「丘」に相当すると考えれば、この問題はすっきり解決するのではないか。

六 關於戸口簿籍及其相關問題

(一)戸口簿籍的分類與定名

 まず戸籍簿の分類と名前の付け方。ここでは主に七つの説がある。この中で(七)吏民年紀簿・叛走人名簿・師佐年紀簿(關尾史郎2005)が最も孫呉時期の実際の状況に即しているだろう。

(二)戸口簿籍所見“殘疾病症”

 戸籍の中にある傷害や病気の問題について。ここでは12種類の見解がある。諸説入り乱れ結論がでない。多くの説にはどれも賛成できない。それらの中で傷害や病気が免役の目的なのか、そういった観点を高く評価している。また何の病気がどれにあたるかというのも検討しなければならない。

七 關於邸閣・倉・庫及其相關問題

(一)邸閣的性質與作用

 「邸閣」という言葉について。五つの説がある。鍵は「關邸閣」という言葉の「關」をどう理解するか。「關」というのは動詞だという説があり、王素先生はそれには道理があるとのこと。

(二)三州倉・州中倉及庫的性質與作用

 これについて七つの説がある。ただ倉・庫吏が県吏である、ということは成立しない。州中倉は郡倉である、と王素先生は考えておられる。倉と庫は一緒に存在しており、庫は倉に附属している、という考えをどちらかというと支持している。

(三)邸閣主管與倉吏・庫吏的身分

 邸閣に関係する吏の身分について。これは州吏県吏の一種の職役だろうという意見に賛成している。

小結
※このタイトルもレジュメの写し

 非常に多岐に問題がわたっているが、非常に大事なところに、中国と日本の研究者の注目する問題に違いがある。中国では賦役とか身分とかに注目するが日本ではあまりない。日本では基礎的な研究を重視するが中国ではそういう研究は非常に少ない。両国で共同で努力することは非常に大事である。日本の多くの研究は重要で、この分野に非常に貢献している。呉簡について新史料が続々と現れるのでこの分野の前途は非常に明るい、と信じているとのこと。

 質疑は特になし。


・「長沙呉簡の世界」ノート5へ続く
http://cte.main.jp/newsch/article.php/642