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清岡的見解:ねこまんまさんについて http://tinyurl.com/nekonomanma3
よくわかるねこまんまさんの問題行動 pdf
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第9回三顧会(2008年8月16日午前)


  • 2008年9月 1日(月) 00:02 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,472
場所 ・石城の里 三国志城
http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/

※前記事 第9回三顧会前夜祭(2008年8月15日)

 2008年8月16日に山口県光市の「石城の里 三国志城」という博物館で「第9回三顧会」というイベントが行われた。
(※今までの三顧会については前記事参照のこと。)

 清岡は前日の夜からその施設に泊まっており、6時前には目が覚め、持ち込んだ缶コーヒーを飲みつつ、『漢代都市機構の研究』を読んでくつろいでいた。
 8時半からは泊まり組11名皆で朝食を頂く。相変わらず美味しくて種類が多くて良い感じ。
(そういや前夜祭だけ参加した二人がいらっしゃったけど、都合つかなかったんだろうね)
 伊比さんと共に第一展示場に展示されてある諸葛亮の系図を確認しに行く。前に話していた諸葛亮の娘は伊比さんの記憶通り確かにその系図では「諸葛果」だった。しかしながら、肝心の出典が見あたらなかった。

※リンク追記
・三国与太噺
http://d.hatena.ne.jp/AkaNisin/
・諸葛質?諸葛懐?  (※上記ブログ記事)
http://d.hatena.ne.jp/AkaNisin/20120126/1327571107

 9時、三国志城オープン、10時、三顧会開始なものだから徐々に人が集まってくる。
 天気は曇りがちで9時過ぎぐらいからぽつりぽつりと雨が降ってくる。
 今回もスタッフの方は赤いスタッフTシャツを着用している。


●9時~ 三国志城オープン
 ※会場に貼っていたタイムテーブルより。

 今回の三顧会は参加者へ事前に「三顧会開催に当たっての注意事項」と銘打たれたチラシと「三顧会アンケート」が配られていた。
 前者は「1.【三顧会の情報掲載に関して】」「2.【イベント参加に関して】」「3.【タイムテーブルについてとその他注意】」「4.【参加者様同士の交流について】」「5.【アンケート】」の項目に分かれている。
 多少、より閉鎖的なイメージを与えることに貢献してしまうかもしれないけど、普通に記事を書いていたら、思いっきり「1.【三顧会の情報掲載に関して】」の「個人の動き等がわかる詳細な情報掲載」に抵触してしまいそうなので、参加者個人に対しては今回は誰々に会ったぐらいしか書かない予定。他は団体名で書くとかだろうね。
 あと「3.【タイムテーブルについてとその他注意】」にも書いていたし、会場に貼ってあるタイムテーブルにも書いてあったんだけど、今回はどんどん予定を前倒ししていくとのこと。結果的には中だるみせず詰まっていてスムーズでかなり良かったと思う。同じ項目にはイベント中の読書は遠慮してくれるように書かれてあった。某氏は「これボクのことだ」と気に病んでいたんで、「いや結構、見かけたんで全体的にでしょう」とフォローを入れた上で「泊まりがけで参加すればゆっくり読めますよ(笑)」なんて言っていた。本棚にその旨が書かれた貼り紙もあって万全の体制。

 好例の挨拶→自己紹介がバルコニーで行われるということで、そこのイスに座って待っていると、若杉さんが来られ、旧交を温めていた。お互い変わらないのだろうけど、どうも話していると三顧会には二年ぶりらしい。道理で久しぶりな感じがしていた訳だ。


●10時~ 館長  開会の挨拶
 ※会場に貼っていたタイムテーブルより。

 まだ岩田駅から向かっている途中の参加者がいらっしゃるってことで10時20分ごろスタート。

 すでに地元ケーブルテレビのKビジョンの方一名がカメラをバルコニー奥でセッティングしている。

 スタッフの傅僉さんから谷館長にマイクを回され開会の挨拶。満場拍手。
 それから祝電が読み上げられる。

 好例の三顧会参加三日目の人に館長直筆の色紙が授与される。


●10時15分 三顧会あいさつと自己紹介
 ※会場に貼っていたタイムテーブルより。

 というわけで定番の自己紹介の時間。順番にマイクを回され「三国志のどの人物が好きか」「どこの県から来たか」を答えていく。
 三番目の清岡の番になるとスタッフの英傑群像岡本さんから「三顧会参加は何回目か」という質問が追加されたので、今までの三顧会全参加ということを自らばらす羽目に(笑)

 今回は、前回参加されていた潮出版の方飯田市川本喜八郎人形美術館のスタッフの方(公式サイトのInformationも担当とのこと)、NPO法人KOBE鉄人PROJECTの方二名、取材に来ていた「BS熱中夜話」の制作会社の方など、いろんな著名な団体の方が集まっていてビックリした。

 ちなみに今回のコスプレは、真・三國無双の諸葛亮、三国志大戦の曹操、蒼天航路の荀攸&荀[或〃]。

 10:50終了。移動時間兼休憩。


●11時~ 再現体験イベント『三国志竹簡づくり』
 ※会場に貼っていたタイムテーブルより。

特別企画展示場 会場は特別企画展示場(右の写真)。
 冒頭で傅僉さんから竹簡についての解説が入り、英傑群像岡本さんから竹簡の綴じ方についてレクチャーが入る。
 特別企画展示場には三国志ファン文庫があってそこにある本を参考にしてサインペンで書くって流れとのこと。

 前日は一人竹簡一枚を書いて皆で繋げるってアナウンスがあったんで、一枚分しか考えてなかったけど、どうも一人当たり四枚配られ、自分で繋げるってことらしい。
 次の日に館長から聞いたんだけど、日本の竹は中国の竹より幅が広いということだけど、返って文字や絵を大きくかけるんでこういったイベントにはちょうど良くなっている。

 清岡は一枚に書く文を考えており、二枚目以降思い付かなかったけど、とりあえず出典を明記することにした(笑)

 斬司徒天下乃安
  後漢書傅燮傳

竹簡作り あと清岡は「おまえ、そんな本使わないだろ!」というツッコミを期待して机の上に『木簡・竹簡の語る中国古代』を置いていた。というわけで以上の光景が右の写真。
 編綴のし方は最後までわからなかったんだけど、館長に綴じてもらった。

 他の人は出師表を書いたり、『三国演義』の桃園結義のを入れたり、黄巾賊の訛言を書いたり、複数の簡に渡って絵を描いたりしていた。中には土井晩翠(詩人)の長編詩「星落秋風五丈原」を書いていた方もいらっしゃってビックリした。
 みんな何かしらの創意工夫があって楽しんでいた。

 清岡はあんな単純な字でも何か参考にせずには書けないのでノートPCを見ながら書いていたら、三顧会参加者から司馬懿の詩を教えて欲しいと頼まれて、しばらく調べていたけど、ノーヒントだったので見つけきれず。結局、採用はされなかったけど、『通典』卷第五十二 禮十二 沿革十二 吉禮十一に載っている「晉宣王遺令」なんて見せていた。

 それで改めてこの記事を書いている今、司馬懿の詩を探して見るも見つからず。司馬懿と言えばサイト「ちうちうちう」なんだけど閉鎖されたんで、サイト「青青」にアクセスするとバッチリ載っている。出典はなんだろうと思い、詩の一節を検索してみると『晉書』宣帝紀にバッチリ載っているね(灯台元暗し的と言うか…)。今さらで遅いけど、以下に引用しておこう。「」内のところね。

帝歎息、悵然有感、為歌曰:「天地開闢、日月重光。遭遇際會、畢力遐方。將掃群穢、還過故郷。肅清萬里、總齊八荒。告成歸老、待罪舞陽。」

 とは言っても三国志城では電波状況から私のノートPCからネットに繋がらないんで結局は見つからなかったんだろうね。

 そういや「BS熱中夜話」の制作会社の方がちょこちょこ撮影されていて、近くにいらっしゃった時、隙を見つけてお仕事の邪魔にならないように清岡からお伺いをたててみる。結局、清岡が一方的に話し掛けたみたいな感じになってしまったような(滝汗)
 まだ番組の方針とか三回あるうちでどういったテーマにするかとか、きっちり決まってなくて手探り段階だそうな。三顧会への取材もストック的なニュアンスが強いんだろうなと個人的に清岡は思っていた。
 三顧会はいろんな三国志ファン層が集まり日本の三国志ファンの縮図になっているんじゃないか、という清岡の見解を示し、結構、番組の参考になるんじゃないか、と清岡が言っていた。また、そういった様々なファン層が集まる場合、最大公約数的な共通認識・共通言語として横山光輝/著『三国志』の内容が使われるという話題も清岡から出す。「孔明の罠」と言ったり、「君と予だ」と言ったり。例えば放送の少ない『人形劇三国志』よりは勉強的なニュアンスで学級文庫に置いてあるような横山光輝/著『三国志』の方がよく読まれているんじゃないかとも言っていた。
 同じ机に潮出版の方がいらっしゃったので、その話の流れで、1980年代の三国志ファンの話を伺う。三国志ファンの間で『人形劇三国志』再放送運動みたいなことが起こって中にはNHKへ電話したってこともあったそうな。なるほど~。
 今、下記の記事を見てみると、1984年3月24日までに放送があって、再放送は1985年4月1日からだね。

※参照 メモ:三国志とNHK


※追記 リンク:ファンクラブ

※追記 少年ワールド、コミックトム

 NHK-BS2で2008年6月10日『マンガノゲンバ』で『覇-LORD-』、2008年9月17日『BSマンガ夜話』で『蒼天航路』、2008年10月16日23日30日『BS熱中夜話』で三国志ナイトと立て続けに三国志ものが放送されるのはやはり2008年11月1日映画『レッドクリフ』の公開を見据えてのことかなって話していた。
(※実際、『BS熱中夜話』のスターウォーズナイトでは冒頭で『クローンウォーズ』の映像が流されていたしね)

 ほとんどの人が出来た中、英傑群像岡本さんの司会でどんなことを書いたかインタビューしていった。
 清岡にもインタビューが回ってきて、自作の解説に『後漢書』傅燮伝の一部を話していたんだけど、やはり知られていない人物ということと説明下手の相乗効果で、全くウケが悪かった(汗)

 というわけで12:08終了。


※次記事 第9回三顧会(2008年8月16日午後1)

※追記 第17回三顧会 午前(2012年8月14日)

※追記 メモ:第18回三顧会 前夜祭(2013年5月3日)

※追記 すべての三国志ファンに捧げるカードゲーム「サンゴク」新セットを作ります!(クラウドファンディング2016年3月30日-4月29日)

※新規関連記事 熊本三国志交流会~木簡制作ワークショップ~(2019年1月19日)

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