中国三国時代の魏を舞台とし、主役の管公明と紀玄龍のコンビが神秘的な事件に挑む漫画、青木朋先生/著『八卦の空』。月刊『ミステリーボニータ』に連載中。今回は扉絵がカラー。紀玄龍くんと劉朱姫の二人が中央にあって、上の方に小さく管ちゃんが描かれている。
(余談だけど今回、年始ということもあって、下記の秋田書店のサイトの更新が年末のうちにおわっていてそこに使われている管ちゃんの絵は初めて見るので、何かと思ったら今回の扉絵だった)
・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
・ミステリーボニータ2月号に「八卦の空」(ブログ『
青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=914407
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/
<前回>『八卦の空』(ミステリーボニータ1月号、2007年12月6日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/753
<次回>『八卦の空』(ミステリーボニータ3月号、2008年2月6日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/816
あと扉には『ふしぎ道士伝 八卦の空』4巻が2月15日に発売することが書かれていた。詳しくは下記。
・『ふしぎ道士伝 八卦の空』4巻2月15日発売
http://cte.main.jp/newsch/article.php/783
それでストーリーだけど途中まで主役の二人が別れダブルプロットで話が進む。以下、オチまで書かないまでもネタバレで。
冒頭は玄龍くんが文字を書けない妓女の紫扇から文字を書くように頼まれているところから始まる。その文字とは生辰八字という恋のおまじない。紫扇は付き合っていた若様から振られたとかで、復縁するためあれこれ恋のおまじないをしている。
(
単行本一巻の「妓女と幽鬼」で初登場した紫玉姉さんがでていた)
一方、獣の霊に取り憑かれたとある男から管ちゃんは招かれる。それは獣の霊ではなく呪詛であるとし、その男の宅に仕掛けられた数々の呪詛(のろい)の道具を取り除いていく。
玄龍くん側では次々と恋のおまじないをしていくが、どれも効かず、そこで劉朱姫の助けを借り、どんどんと恋のおまじないを若様に仕掛けている。
ここまでで臭わせるような数々の振りがあるんだけど、実は玄龍くんが助けている紫扇の若様と、管ちゃんを招いた男とは同一人物。
良かれと思って朱姫が仕掛ける恋のおまじないがすべて管ちゃん側では呪詛として受け止められ無効にされていく。なんだかアンジャッシュのコントみたく、お互いに勘違いしたシチュエーションがとてもおかしい(笑)
ある意味、管ちゃんと朱姫との師弟(?)対決だよなぁ。
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