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三国時代の都督制(『創文』2007年6月号)


  • 2007年8月 1日(水) 21:57 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,461
雑誌  第2回三国志学会大会の懇親会にて。
 創文社のPR誌『創文』で「三国志の世界:思想・歴史・文学」というリレー方式のシリーズが連載されているという話題が出ていて、私が「あれ読みたいんですけど、どうやって読むかわかんないんですよね」と言っていたら、石井 仁先生から『創文』2007年6月号(つまり石井先生が寄稿した号)を頂く。とても有り難い話。

・創文社
http://www.sobunsha.co.jp/

・三国志の世界:思想・歴史・文学(『創文』)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/627

・三国志学会第二回大会のプログラム発表
http://cte.main.jp/newsch/article.php/636

 というわけで早速読んでみる。以下、掲載誌、タイトル、筆者名、小タイトル(5つ)の情報。

○『創文』2007年6月号(498号)
 三国志の世界:思想・歴史・文学 5
  三国時代の都督制
 石井 仁

 ・都督とは何か
 ・秦漢の地方行政制度
 ・州牧の設置とその限界
 ・都督制の成立
 ・都督制研究の意味


 A5サイズの4ページ。創文社のPR誌『創文』での掲載とあって専門向けの文というわけでなくて読みやすくページ数が少ない割に内容が詰まっている。
 小タイトルからも想像できるように都督制についてその成立前も含め、時代順に説明されてある。州刺史(一般行政)、護烏桓校尉等(軍政)、督○×諸軍事(監察) →州牧 →都督制って流れが面白いね。「魏呉蜀の三国も、州牧の権力から発展した政権である。」(P23上段)なんてあたりもまさに軍事からみた三国志ってフレーズが思い浮かび想像力をかき立てる。あと、『三国志』魏書賈逵伝の注に引く『魏略』と『通典』に出てくる『魏武軍令』から初期の都督についての説明がある。まさに「憲兵の職」でそこから強大な権力を持つ要職になるあたり、歴史の面白いところだ。さらに時代が下り、実は南朝の宋から倭王の武が「使持節・都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事・安東大将軍・倭王」を授けられているのも興味深い。

※と『創文』の巻末によると
--引用開始---------------------------------------------------------
※『創文』の購読は直接小社へお申し込み下さい。購読料は一部定価七五円、送料とも年間九〇〇円です(切手も可。消費税込、なるべく二、三年分まとめてご送金下さい)。
--引用終了---------------------------------------------------------
とのことなので、バックナンバーをバラで購入ってのは難しそうだね。

 さらにより専門的な都督制研究を知ろうと思えば、一般で手に入りやすいのは『三国志研究』第一号。東方書店(下記)でウェブ注文ができ、店頭でも購入できる。そこに石井先生の「呉・蜀の都督制度とその周辺」が収録されている。

・東方書店
http://www.toho-shoten.co.jp/

※関連記事
・2007年7月29日三国志学会第二回大会
http://cte.main.jp/newsch/article.php/474
・三国志学会第一回大会ノート1
http://cte.main.jp/newsch/article.php/397
・2005年7月31日「三国志シンポジウム」雑感1
http://cte.main.jp/newsch/article.php/152

※新規関連記事 三国都督刺史表(2021年1月1日)

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