下記の慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)のサイトの下記ページに『藝文研究』第107号(2014年12月)のpp.65-84(pp.228-209)の吉永壮介「『三国志演義』の怒りの諸相」が公開されている。
・慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA) - KeiO Associated Repository of Academic resources
https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/
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・『三国志演義』の怒りの諸相
https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00072643-01070001-0065
下記関連記事の論文・書評リンクシリーズの一環(のうちの吉永壮介氏のシリーズ、今回で一旦の最終回)として目次で以下にまとめてみよう。
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リンク:鍾山改名の由来について(藝文研究第85号 2003年12月)
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リンク:裴松之の呉興亡論(論叢アジアの文化と思想 第6号 1997年12月30日刊行)
65 一、序言
66 二、『演義』に渦巻く怒りの諸相
67 三、「怒」に生きる英雄、「怒」に死ぬ英雄
72 四、毛宗崗本に見える「怒目」と「睜目」
73 五、反復される怒り
74 六、毛宗崗本に見える「忿」
75 七、毛宗崗本に見える「憤」
79 八、結語
81 注
79 志怪小説・類書等に見える鍾山改名の由来に関する簡表(晋~明)
こうやってピックアップした目次を見るだけでも怒りの表現があれこれあってそれぞれについて検討されているのだけど、印象に残ったのは「五、反復される怒り」の渾名というか罵り言葉。あと『三国志演義』での「怒」ランキング1位62回曹操、というところ。
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メモ1:三国志学会 第十八回大会(2023年9月3日)
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