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第41回 春の古書大即売会(京都古書研究会2023年5月1日-5日)


書籍
※前の記事 パリピ孔明(フジテレビ新水10ドラマ2023年9月27日-)

 2023年5月1日月曜日、9時48分発の市バスに乗るも間違って結構離れたバス停で降りて徒歩、多分10時30分ぐらい到着。何かというとみやこめっせ・京都市勧業館1階第二展示場(左京区岡崎)で2023年5月1日月曜日から5日金曜日まで開催される「第41回 春の古書大即売会」だ、その初日。

※新規関連記事 メモ:「三国志演義」翻案マンガにおける「明光甲」後考(日本マンガ学会第22回大会2023年7月1日)

  

・京都古書組合 | 京都府古書籍商業協同組合の加盟店による即売会や古書籍市場、古書店の情報を掲載しています – 京都古書組合(京都府古書籍商業協同組合)は、古本古書即売会、古書籍市場の開催、加盟店の情報を掲載しています。
https://kyoto-kosho.jp/

※前回記事 第40回 春の古書大即売会(京都古書研究会2022年5月1日-5日)

※関連記事 第46回 秋の古本まつり(京都2022年10月29日-11月3日)

※新規関連記事 第36回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会2023年8月11日-16日)

※次回記事 第42回 春の古書大即売会(京都古書研究会2024年5月1日-5日)

・京都最大級の総合イベント・展示会場 みやこめっせ 京都市勧業館
http://www.miyakomesse.jp/

※関連記事 黄泉蛙通信 2017.6-2022.8(2023年1月13日)

 昨年、一括会計から店舗毎会計に変わったけど、さらに進んで、本棚でコの字に区切るようになってわかりやすくなってた。ただ客の動線という意味では滞りやすくなっていて、順々に回りにくくなってた。あと南西角に喫茶コーナーができてた。28店舗。
 とはいってもいつものように入って左から順にまわっていって、まず玉城文庫。ハードカバーの小川環樹・金田純一郎/訳『完訳 三国志』がセットで3300円で売っていた。其の次の福田屋書店にて、1冊300円の中文コーナーに捕まる。『資治通鑑』がバラで売られていた。『呉郡志』なる地方志っぽいのを見かけたけど、パラパラでは三国関連が見られなかったのでスルー。其中堂では1999年大庭修/編著『卑弥呼は大和に眠るか』(文英堂1999年10月)を見かけた。論文集?あと明治書院のハードカバーの『蒙求』があった。小亀屋には『中国戯劇の歴史的研究』(高文堂出版社1986年1月)があってパラパラとめくると魏晋南北朝時代のp.233に「司南車」があって、雑劇とからめてた。「使博士馬均作司南車水轉百戲」ってやつね、『三国志』巻三魏書明帝紀注所引「魏略」にある。欧文堂には花田清輝『随筆三国志』(筑摩書房1969年)があった。キクオ書店では、福井重雅『漢代官吏登用制度の研究』(創文社1988年12月)が6000円、研究の流れ的には下記関連記事参照。古書からすうりに平野邦雄『古代を考える 邪馬台国』(吉川弘文館1998年6月)、金文京『三国志演義の世界』増補版(東方書店2010年5月)、若井敏明『邪馬台国の滅亡』(吉川弘文館2010年3月)があった。紀文堂書店に柏原精一『図説 邪馬台国物産帳』(河出書房新社1993年)、前述の『卑弥呼は大和に眠るか』もあった。



※関連記事 リンク:漢代察挙制度の研究(東洋文化研究所紀要1983年11月)

 次の予定が迫っているので11時15分退出。11時28分東山駅発。11時38分山科駅発。道中、 『マンガ研究』第29号(日本マンガ学会2023年3月)pp.56-73坂本茜「TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第3シリーズにおける妖怪観の一考察を読んでた。ちょろっと読んだら東映動画の文脈(キン肉マン等)を通じたアクション性の追加、原作でのゲストキャラがレギュラーになる所とか興味深い。手法的に、原作と3rdとの違いから両者それぞれに社会背景が盛り込まれていると導くあたり参考になるかな、と。やはり3rdを語る上で、ユメコは避けて通れないね。p.63「本作の象徴というべきキャラクター」か。

・マンガ研究 vol.29 - 日本マンガ学会
https://www.jsscc.net/publish/manga_studies/vol_29

※関連記事 大阪大学の入試国語で蔡邕関連2021(2月25日)

※次の記事 月刊 DaGama 1997年9月号(7月31日?発売)

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