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メモ:神モデル預言者モデルというのを知った(日本マンガ学会第21回大会2022年6月18日)
2022年6月18日土曜日、前の記事にあるように日本マンガ学会大会参加のため秋田県にいたのだけど、その行きの道中、下記のTwitter AccountのStatusで知ったこと。
・USHISUKE (USHISUKE) on Twitter
https://twitter.com/USHISUKE
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・Twitter / USHISUKE: グリコの公式サイトに掲載されている記事と横光風マンガがイイ味。杏仁豆腐のルーツは「建安三神医」のひとり董奉にあり(三神医の残り2人は華佗と張仲景)。董奉は士燮が死んだときに丸薬飲ませて復活させた人でもあり
杏仁豆腐のルーツは、三国志時代の名医にあった! ...
https://twitter.com/USHISUKE/status/1537898123003305984
下記サイトの下記ページにあるようにマンガを差し込む形での江崎グリコのウェブページ「杏仁豆腐のルーツは、三国志時代の名医にあった!」が公開されてある。いつ公開されたか見るために、下記サイト(インデックスページ)から辿るもうまく辿れず、TwitterでURLを検索したりThe Internet Archiveを使ってもよくわからずだったが、ソースを見ると「datePublished" : "2016-01-25 11:00:00"」とあり2016年1月25日に公開されたものとわかる。下記ページを見るとわかるようにその誤記を伴う「三国志時代の名医」(本文ではちゃんと「三国時代」)は董奉のことで上のツイートでも触れてあるように『三国志』巻四十九呉書士燮伝注所引「葛洪神仙伝」で「仙人董奉」として士燮に関わるから三国時代の人物としているのだろう。
・【公式】江崎グリコ(Glico)
https://www.glico.com/
・杏仁豆腐のルーツは、三国志時代の名医にあった!
https://www.glico.com/jp/health/contents/annindofu/
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それでこの杏林のエピソードの出典は?と気になったんで百科事典的お馴染み『太平御覧』で検索をかける。
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そうするといくつか上がった中で下記のようなエピソードが出てくる。
『太平御覧』巻九百六十八 果部五 杏
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《神仙傳》曰:董奉、字君異。居廬山、為人治病。重病得愈者、令種杏五株;輕病得愈者、為栽一株。數年擲晷、杏有十數萬株、郁然成林。杏子熟、奉於林中所在、作簞食一器、宣語:“買杏者不復須來報、但自取之、一器穀、便得一器杏。”有人少穀往而取杏多、即有三四頭虎逐之、奉悉以杏所得穀糧賑救貧窮。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あの唐突な虎の登場は元ネタにあったんだ(笑)
それと冒頭のツイート、どちらかというと1960年代の伊藤正樹「少年三国志」に似ているかな、と。
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