三国志およびその注に名が見える人物、紀玄龍や管輅(字、公明)のコンビが奇々怪々な事件を解決するオリジナリティ豊かな漫画、青木朋先生/著「八卦の空」。それらの人物が生きた三国時代の魏を舞台とする物語。
今回も一話完結。春らしく花の精、しかも姉妹が登場。
※関連リンク
・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/
・ミステリーボニータ5月号に「八卦の空」 蒲公英(ブログ『
青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=554668
<前回>2007年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/531
<次回>2007年5月7日『八卦の空』(ミステリーボニータ6月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/585
管ちゃんの家の庭には蒲公英(タンポポ)が植えてあって、それはどうやら漢方薬に使うってこと。タンポポを摘むときは残されたタンポポがちゃんと育つように間隔があくように(間引いたように)摘む。そこに残されたタンポポは二株。それぞれに花の精がいて、花が咲く順序で姉妹ってわけ。花の精姉妹の見た目は少女二人って感じ。
この花の精の視点では、タンポポを摘む管ちゃんは怖い人そのもの(あの影の濃い管ちゃんと朱姫のイメージ映像には笑った)。だけど、一度、小鳥からタンポポを救った玄龍くんに対してはとても好意的。それどころかこれまた春らしく姉妹が恋心を抱くようになって、やっぱり人間以外によくもてる玄龍くんだった(笑)
花の精が玄龍くんと会う方法は草の精仲間の話によると、瞼に花粉を塗ると夢の中で会えるってことだけど、果たして(何かメルヒェンな絵にうっとりしてたな~)。
今回、タンポポ姉妹が玄龍くんに対してキャーキャー言っているところとか、管ちゃんのところにやってきた依頼主のバカぼっちゃんぷりとかコミカルなところが面白かったなぁ。
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