2005年のウェブ三国志界は?[ブログについて]

2005年のウェブ三国志界はどうなるでしょうか。
今回はブログについて見ていきたいと思います。

三国志に関する話題の場が、これまでは掲示板であったのに対し、今後はブログが中心となっていくことが予想されます。

たいていのブログにはコメントの書き込み機能があり、これが従来の掲示板機能を含んでいます。さらに、ブログは記事を書くことが主な目的なため、ニュース、意見、質問、発表など、内容次第でいろいろなコミュニケーションをとることが可能なツールとなります。

2003年半ばから個人によるブログが普及し始め、2004年には大盛況を迎え、ブログが一つの文化となりました。そうした中で三国志に関する記事も多く書かれたことでしょう。

ブログ界では、散在する関連記事を集約しようという動きもあり、トラックバックセンターというジャンルも確立されました。そうした中で、三国志関連ブログを集約する「三国志ピープル」が2004年12月24日に登場し、Web三国志界でもトラックバックセンターの目が生えてきたように思います。

三国志ピープル(「蒼天三国志」管理者 曹徳さん作成)
http://member.blogpeople.net/TB_People/tbp_1243.html

三国志ブログはコミュニティの中心として発展していくものと思われますが、コンテンツとしての「サイト」自体が廃れていくという訳ではないと思います。サイトでは、サイト内の掲示板がブログにとって変わっていくような現象になると思います。

三国志サイトを持つ管理者のブログと一般のブログとが、同じ対話の土台を共有することで、「比較的閉息的な三国志界と外界を結ぶ」掛け橋となるのではないでしょうか。

終わり。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/55