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メモ:三国志大文化祭 発表(2020年9月13日)


  • 2020年10月 4日(日) 00:56 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    456
ショー ※前の記事 メモ:三国志大文化祭 特別講演(2020年9月13日)

 2020年9月13日日曜日11時前、早稲田大学の小野記念講堂にて三国志学会主催の三国志大文化祭の撮影をしていて、それがYouTubeを通じて配信されていた。

・三国志学会
http://sangokushi.gakkaisv.org/

※関連記事 三国志学会 第十五回大会 三国志大文化祭(オンライン2020年9月13日日曜日)

・三国志学会大会
http://sangokushi.gakkaisv.org/taikai.html

 前の記事で特別講演のメモを書いたけど、今回は次に続く発表2報についてのメモ。前回同様、当日自分の研究報告分のスライドを作っていたのでおざなりになっているんで、下記関連記事の後日のアーカイブ視聴分のメモも加えている。

※関連記事 三国志学会 第十五回大会 三国志大文化祭 アーカイブ(2020年9月18日-10月31日)

●発表(10:50~12:10)佐藤大朗(ひろお) 「三国志を「書く」―『資治通鑑』読解を通じて―」

 まず司会のUSHISUKEさんによるひろおさんの紹介。

・いつか書きたい三国志
http://3guozhi.net/

※関連記事 正史『晋書』完訳プロジェクト いつか読みたい晋書訳(2020年2月20日-)

・三国志に関して1ファン。
・三国志との出会いはPS2 真・三國無双3とのこと。ブックオフで買ったと。というか前の講演をうけての発言がうまいね

※関連記事
 真・三國無双シリーズ公式サイト・リンク集
 おそ松さん 17松で三国ネタ(2016年2月2日)

※新規関連記事 メモ:三国志大文化祭 発表(2020年9月13日)

・本で読みたいとのことで吉川英治の『三国志』を購入したと。

※関連記事 吉川英治『三国志』(青空文庫2013年9月5日-)

・会社員になってWebサイト「いつか書きたい三国志」を立ち上げたそうで。 ・『三國志研究』に投稿。そこからその学術誌の三国志学会の紹介。

※関連記事 三國志研究第六号(2011年8月27日)

・大学で日本史を先行していた。歴史に興味があった。そこで歴史で三国志を掘り下げようと。
・その一例として吉川英治『三国志』にある反董卓の十七鎮を埋めようとした話。吉川英治『三国志』からはじまってあれこれ文献をあたって埋めていく。スライドでわかりやすく一覧にして見せてくださる。→見事に埋める。
・金文京先生の本でそれら十八諸侯は歴史では一箇所に集まってなかったと知る。

※関連記事 三国志演義の世界 増補版(2010年5月下旬)

・ここで「正史」という言葉で『三国志』登場。翻訳本の文庫。

※関連記事 2005年『世界古典文学全集24 三国志』(筑摩書房)再版

・『三国志』に基づき、地図に十八諸侯を配していて一堂に会してない様がスライドに表示される。
・『資治通鑑』。高校のときに暗記したと。高校の友だち十人に尋ねたら誰も覚えてなかった。

※関連記事 資治通鑑(2019年7月9日)

・『三国志』だけでは無理だけど『資治通鑑』で十八諸侯の場所が埋められると。
・『資治通鑑』の説明、11世紀の本だと三国時代は800年前。現代日本から800年前というと鎌倉時代。
・『資治通鑑』が正史類のどこからひろっているかの検討→『三國志研究』に載る。

※関連記事 三國志研究第十号(2015年9月5日)

質疑応答
・司会のUSHISUKEさんがひろってきた情報によると、ネットで「もはや趣味を超えている」と
・歴史上の人物と正史とのギャップはどれほどあるか?難しい問題。歴史哲学が関わってくる云々。
・この時間をどう捻出しているか。(即答で)「残業しない」「残業するほどの仕事が自分に降りかからないように調整する」「我々三国志ファンだから口先で対処する」場内爆笑

●長田康宏(おさっち)「三国志オタクが資料系同人誌をつくってみた~「三国志群雄太守県令勢力図」制作のウラ側」

・司会にかわったひろさんから、おさっちさんの紹介

・三国志武将列伝
http://sangokushi-bushoretsuden.com/

※関連記事 数寄語り 馬超(レキシズルバー2020年7月15日)

※新規関連記事 推し本三国志(1) 夏侯惇 夏侯淵 夏侯覇 夏侯姫(2022年8月13日)

・『パリピ孔明』。漢詩を読み合うところをラップバトルにしたのに感銘を受けたと。
・自作のウェブサイトの話。メモ帳で作っていた、「こんなことを言うと『インターネット老人会』と言われますが」
・自己紹介
・コーエーのゲームから三国志に興味を持った。1980年代の光栄のゲームの説明。「信長の野望」と「三国志」の比較。前者は大名の各色で埋め尽くされているのに、後者には埋められていない空白地があった。

※関連記事 12月10日は 歴史シミュレーションゲーム『三國志』の日

・三国志学会の懇親会でひろおさんの本づくりに触発されたと。
・ここで『三国志群雄太守県令勢力図』の登場。その説明。

※関連記事 三国志群雄太守県令勢力図(上)(2018年12月1日発行)

・コミケでダンボール8箱分の搬入では腰がやられたそうで。150冊うれたので帰りは随分楽になった。
・実際の中身の紹介。豫州とか例が挙げられていた。
・地図の作成方法。『中国歴史地図集』が元になっていると。

※関連記事 三国志 地図

・具体的に本の説明
・モチベーションを維持するのが大変だった。飽きたら別の地域、別の時代をやると。
・モチベーション維持策としては「空白地をうめる」というのが大事だった。実際ゲームで空白地だったところで、曹操勢力の青だった、とか。
・「仕事、家事育児、他の趣味との両立」。仕事はフルタイムなので子供を寝かしつけた後か朝。
・「資料を買うために仕事をするのが重要」
・「ゲームをがまんした」って件で会場でウケてた。幸い『三國志14』は制作とズレけど『真・三國無双8』とはぶつかったと。

※関連記事
 三國志14(2020年1月16日)
 真・三國無双8(PlayStation4 2018年2月8日)

・妻には本の制作について最初っからカミングアウトしていた。妻から同人誌の制作方法など、特に同人誌即売会のお作法のレクチャーをみっちりうけた、と。

※関連記事 三国志ファンのための新年会2007 三次会以降

・原文を当たらなくても翻訳でもかなりの情報を集められるとのことで。

質疑応答
・ひろおさんによる参考文献の解説
・本の制作でつらかったことは? 半年ぐらいの下調べの時間が「終わらない」感があった。作り始めてからはそうでもなかった。
・制作して新たな歴史解釈はあったか? まったく新しいことってことはなかった。
・たくさん買った本はどのように収納? 1軍、2軍とわけてそれぞれリビング、(そのうち子ども部屋にとられる)共同部屋において結構ぐちゃぐちゃと。
・波乱万丈な人物は? 人物によってはそんな地域に進出してたの?とか意外な人物に部下になってたってのもいた。荀攸が太守。夏侯惇の下に李典満寵とか
・三国志ツクールの武将データはどのようにつくったか?(ここで三國志ツクールの説明)

※関連記事 三国志ツクール(2015年12月10日)

●講評(12:10~12:20) 渡邉義浩(早稲田大学・教授)
・モチベーションの持ち方は勉強になった、と。
・実は『三国志群雄太守県令勢力図』の類を作ろうとしていた、と。ものすごい労作。有益な本。
・『資治通鑑』について「ひろおさんのも本来僕がやろうとしていた仕事」と。ものすごい基礎作業。

※次の記事 メモ:三国志学会 第十五回大会 報告(2020年9月13日)

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