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『三国志』一気読み!(ダ・ヴィンチ 2003年3月号)
2017年11月18日土曜日15時ごろ、横浜中華街のBOOKS&CAFE関帝堂書店でくつろいでいた。
・横濱バザール
http://yokohamabazaar.com/
・たぶん横浜中華街唯一のブックカフェ*BOOKS&CAFE関帝堂書店
http://kanteido.com/
知り合いの研究者がそういや中国古代の怪奇譚に興味があったんだよな、とふと入り口のすぐ隣の本棚を見たら、そういうのが固まった棚があった。そういう『聊斎志異』や『捜神記』などの文献の訳本だけでなく、そういった特集の載った雑誌もあって、その中で『月刊しにか』2001年8月号を見かけた。すでに休刊した雑誌で、おそらく2001年7月14日発売。
・月刊しにか(休刊) - 詳細検索 - 株式会社大修館書店
https://www.taishukan.co.jp/search/g7455.html
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ノート:「連環画」の転変(『月刊しにか』2000年10月)
第41回 秋の古本まつり(京都古書研究会2017年11月1日-11月5日)
この記事を書く際に軽く検索をかけると、上記の公式ページをみかけるのだけど、件の号が見当たらないので、下記の国会図書館のサービスを使う。
・NDL-OPAC 月刊しにか / 『月刊しにか』編集室 編.
https://ndlopac.ndl.go.jp/F/?func=direct&doc_number=011097743&format=999
例によって、当日は全部を把握してなくて、今、上記のページから、特集「中国の怖いはなし--いざ、怪力乱神の世界へ!」についてどんな記事があるか下記にまとめる、というかほぼコピペ。各著者の関連記事を入れつつ
ページ
13-87 特集 中国の怖いはなし--いざ、怪力乱神の世界へ!
14-17 浮遊する二〇〇〇年前の霊魂--秦漢帝国の遺跡から 著者 冨谷至.
18-23 魑魅魍魎の世界におののく--六朝志怪より 著者 林田愼之助.
24-29 文字に取り憑かれた話--唐代伝奇より 著者 佐々木睦.
32-37 呪術をめぐる「怪談」--宋代の小説より 著者 松本浩一.
38-43 夏の夜の地獄めぐり--明代の戯曲より 著者 金文京.
44-49 幽霊より怖い!冤罪の話--「三言二拍」より 著者 大木康.
52-57 論題 伍秋月(夢の妻)--『聊斎志異』より 著者 竹田晃.
58-61 大老妖と怪物官僚のこと--清代の野史より 著者 石橋崇雄.
62-69 近代の画報に見える〈怪談〉--あるいは怖がろうとする努力について 著者 武田雅哉
72-77 幽霊の話を怖がらない物語--近代小説より 著者 斉藤大紀.
78-81 「文革」の記憶--現代作家のショートショートより 著者 飯塚容.
82-87 香港の怖い場所--香港の怪談・噂話より 著者 志賀市子.
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教科書では読めない中国史(2006年3月)
林田愼之助博士傘寿記念三国志論集(2012年9月1日)
『三国演義』連環画とその日本版(連環画研究 第6号所収 2017年2月28日印刷)
第2回三国志学会大会ノート4
三国志演義の世界 増補版(2010年5月下旬)
笑林
倭国伝 中国正史に描かれた日本(2010年9月13日)
中国のマンガ〈連環画〉の世界(2017年2月24日)
別にどれも時代が『三国志』が対象としたものではないのだけど、そのNDL-OPACに載ってなかった情報より。pp.30-31に石井仁「戦争にまつわる残酷な話 ―漢魏六朝の史書より」というコラムがある。 石井先生が秋田大学に在籍したころでほかの文献にも当たらないといけないんで、ちゃんとは読んでないけど、コラム中に「董卓」や「曹操」の文字が見えた。
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魏晋南朝の従事中郎について(2016年3月)
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三国志~軍師に学ぶ~(栃木県足利市助戸公民館2018年1月13日-2月10日)
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幻想文学 44号 特集 中国幻想文学必携(1995年6月20日発行)
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メモ:日本マンガにおける秦始皇帝兵馬俑鎧甲デザインの伝播(2018年6月23日)
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