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魏晋南北朝史のいま(2017年9月)


  • 2017年11月 5日(日) 08:19 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,582
研究 ※前の記事 教科書では読めない中国史(2006年3月)

 2017年10月28日土曜日16時ごろ、前の記事やその前の記事ににあるように東京の神保町の東方書店の中に入ってすぐのところの平積みのものを見ていた。

・中国・本の情報館~中国書籍の東方書店~
http://www.toho-shoten.co.jp/

 相変わらず楽史舎さんの同人誌が立てかけられているなと思いつつ。

・楽史舎index
http://www.diced.jp/~rakushi/

※関連記事 メモ:東方書店(2016年7月30日)

 次に手に取ったのがひだ積み右奥の書籍。以前から気になっていたのだけど、三国がどれくらいあるか確認したかったのを思い出した。それは勉誠出版より2017年9月に発売の窪添慶文/編『魏晋南北朝史のいま』(アジア遊学 213、ISBN978-4-585-22679-6)だ。2800円(税別)とのこと。下記に目次を引用するのだけど、開いたらいきなり田中靖彦の曹丕についての文だったんで、こりゃ三国志にもろ関係すると。

・勉誠出版 --HOME
http://bensei.jp/

・魏晋南北朝史のいま
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&cPath=9_14_40&products_id=100791

※関連記事
 中国古代都城の設計と思想(勉誠出版2016年2月)
 中国知識人の三国志像(2015年7月)
 「湖南出土魏晋簡牘をめぐる諸問題」「出土資料からみた魏晋時代の河西」(2012年2月19日20日)

※新規関連記事 中国古典小説研究の未来(2018年5月)

※新規関連記事 サブカルチャーとしての三国志(現代中国のポピュラーカルチャー 勉誠出版2007年3月)

 上記ページから下記へ目次を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

目次

総論―魏晋南北朝史のいま 窪添慶文
Ⅰ 政治・人物
 曹丕―三分された日輪の時代 田中靖彦
 晋恵帝賈皇后の実像 小池直子
 赫連勃勃―「五胡十六国」史への省察を起点として 徐冲(板橋暁子・訳)
 陳の武帝とその時代 岡部毅史
 李沖 松下憲一
 北周武帝の華北統一 会田大輔
 それぞれの「正義」 堀内淳一

Ⅱ 思想・文化
 魏晋期の儒教 古勝隆一
 南北朝の雅楽整備における『周礼』の新解釈について 戸川貴行
 南朝社会と仏教―王法と仏法の関係 倉本尚徳
 北朝期における「邑義」の諸相―国境地域における仏教と人々 北村一仁
 山中道館の興起 魏斌(田熊敬之・訳)
 史部の成立 永田拓治
 書法史における刻法・刻派という新たな視座―北魏墓誌を中心に 澤田雅弘

Ⅲ 国都・都城
 鄴城に見る都城制の転換 佐川英治
 建康とその都市空間 小尾孝夫
 魏晋南北朝の長安 内田昌功
 北魏人のみた平城 岡田和一郎
 北魏洛陽城―住民はいかに統治され、居住したか 角山典幸
 統万城 市来弘志
 「蜀都」とその社会―成都 二二一―三四七年 新津健一郎
 辺境都市から王都へ―後漢から五涼時代にかける姑臧城の変遷 陳力

Ⅳ 出土資料から見た新しい世界
 竹簡の製作と使用―長沙走馬楼三国呉簡の整理作業で得た知見から 金平(石原遼平・訳)
 走馬楼呉簡からみる三国呉の郷村把握システム 安部聡一郎
 呉簡吏民簿と家族・女性 鷲尾祐子
 魏晋時代の壁画 三崎良章
 北朝の墓誌文化 梶山智史
 北魏後期の門閥制 窪添慶文

━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それで冒頭のことが伏線として消費されるのだけど、お客の二人組がお店の人に楽史舎さんの同人誌も含めて、興味深くそれらのことを伺いつつ、手にとってすごく楽しんでいたのが印象的だった。

※次の記事 中国時代劇で学ぶ中国の歴史 2018年版(2017年8月3日)

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※追記。pp.7-17 田中靖彦「曹丕―三分された日輪の時代」『魏晋南北朝史のいま』を読む。書名通り現在の研究につながる概説なんだけど、こう書くとつまんなさそうだけど、三国要素が詰っていて面白く、かつどこらへんが研究されているかわかってためになった感。
pp.81-90 古勝隆一「魏晋期の儒教」を読む。どうせ魏ばっかしなんでしょ?と思ってたら良い意味で裏切られる。きっちり三国。そういう意味で尹默、譙周、虞翻に感謝(笑
pp.132-142 永田拓治「史部の成立」を読む。現代日本の図書分類から入るなど読む側をあきさせず、歴史への好奇心をくすぶられる…と読んでいる途中で思った。
pp.153-162 考古学的成果と複数の文献とを照らし合わせる鄴城の復元が興味深い。西端の銅雀台含む三台は地形に応じた宮城の防衛ありきの建物だと導き出されていた。

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