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旋風は江を駆ける(1997年2月1日)


  • 2017年9月12日(火) 18:00 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,671
小説 ※前の記事 仮面ライダービルド(2017年9月3日-)

 2017年9月10日日曜日、都内某チェーン店を出て、10時半ぐらいに東京メトロの駅に到着。どこにも寄り道せず用事をこなしても20円ぐらいしか差額がでないので、東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券900円を購入。

・各種一日乗車券 | PASMO・乗車券 | 東京メトロ
http://www.tokyometro.jp/ticket/value/1day/index.html

 東京メトロ丸ノ内線→東京メトロ銀座線と乗り継いで上野駅に到着。JR上野駅の南にある東京メトロの駅から北西にある上野公園の向こう側にある目的地までたくさん歩く。やはり日曜日の上野駅は賑やかだ。
 目的地は国際子ども図書館の児童書研究資料室だ。以前は国会図書館本館新館関西館同様、日曜祝日は休室だったような記憶があるんだけど、最近、下記サイトにアクセスして、日曜日も開いていることに気づき、スケジュールに余裕のあるこの日に訪ねることにした。

・国立国会図書館国際子ども図書館
http://www.kodomo.go.jp/

・児童書研究資料室
http://www.kodomo.go.jp/use/room/data.html

※関連記事
 三国志(1953年6月30日)
 三國志物語(1940)、少年三国志(1955)、羽石光志/絵

 11時30分ぐらいに到着。以前のように入って、すぐ階段をあがって左の方に進み、ロッカーに荷物を置いたものの、以前の所に児童書研究資料室がなく似ているものの別の部屋になっていた。回りを見渡すとその旨が書かれた案内、児童書研究資料室の移設先がかかれてあった。どうやら新しい建物に移ったようだった。アーチ棟2階とのこと。貼紙の案内通り、2階渡り廊下を進み、近代的な部屋に到着。以前と同じく入り口カウンターで受付し、バッジをつけることとなる。そこから本館と同様端末で閲覧したい資料を探し出し、PC上で閲覧申請をするという流れ。
 児童書研究資料室が本当に日曜日、開いてた、と思いつつも、前からで認識してなかったのか、変わったのか、気にはなるけどそれを調べる労力を使う気がないことは確か。しかもすいてて快適。「はだしのゲン」をひたすら読む女の子を見かけたりと。最大5冊閲覧申請できるようだね。
 この日の目的は新館に置いてない雑誌の確認をするってことで、9月2日新館訪問時に目的のが国際子ども図書館の方だけにあることに気づいた。

※関連記事 『呉服文織時代三国志』の虚構と真実(2017年4月1日発行)

 それは集英社の小説誌『コバルト』。朝香祥先生の旋風江(かぜこう)シリーズの雑誌掲載を確認するためだ。

・集英社Webマガジンコバルト|小説がよめる・投稿がかける・しかも無料!
http://cobalt.shueisha.co.jp/

※関連記事
 天翔る旋風(2013年9月30日)
 プロがかいた同人誌の委託情報

※新規関連記事 三国志と群雄の興亡:三国・魏晋南北朝時代(集英社版・学習漫画 中国の歴史3 2006年10月24日発売)

※新規関連記事 月刊 DaGama 1997年4月号(1997年2月28日)

※新規関連記事 月刊 DaGama 1997年11月号

 いや自分史的にも重要で、私が三国に戻ってきたルーツ作品なもので…ってギリギリ前世紀かよ!

※関連記事 三国志関連で自分史作りのスゝメ

 9月2日に新館に行った時に『旋風は江を駆ける』の発行が1997年2月だから、連載からの単行本だとすると、1996年の『コバルト』を当たればいいと思い、片っ端から閲覧申請する。隔月刊行なんでまず十ヶ月分。
 1996年2月号、pp.283-308朝香祥「湖の瞳をしている」(うみのめをしている)の掲載があって、p.287に自己紹介あり。引用すると

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
普段は、横浜近辺に出没する謎の女。果たしてその実体は、ノベル大賞の最終候補にもノミネートされた実力派作家!(笑)。この作品が、コバルトデビュー作になります。2月には、スーパーファンタジー文庫から「夏嵐」が発売されますが、こちらは大和・万葉の野を舞台にした王朝大河ロマン。興味のある方は、ぜひお手にとってみてください。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

とある。あと「炎の蜃気楼」(※「蜃気楼」は「ミラージュ」と読む)関連の記事が毎号あって、前述のコバルト公式サイトを見ると、今もその文字がみえるんで、大黒柱なコンテンツなんだな、と。6月号には関連の紀行記事がある、pp.239-260桑原水菜「「炎の蜃気楼」紀行特別編「阿蘇へ還る」」。つまり『コバルト』には歴史ものを推している素地があって、それが旋風江シリーズにつながったのかな、と。

※関連記事 歴女と歴史コンテンツツーリズム(2017年4月20日)

 さらっと目を通しては雑誌を返し再び閲覧申請するってことを繰り返し気づいたけど、『旋風は江を駆ける』のシリーズはほとんど文庫書き下ろしだったんだな、と。1997年2月号(1/18発売)p.43広告によると、『旋風は江を駆ける』上490円下470円で1997年2月1日発売とのことだった。
 続いて1997年6月号(5/17発売)p.136の広告によると『江のざわめく刻』420円6月3日発売。それと連動してかp.313朝香祥「書き逃げ三国志」第一回という企画ページがあった。
 さらに次の1997年8月号には朝香祥「書き逃げ三国志」第二回。1997年10月号のp.33の広告によると10月3日『二龍争戦~星宿、江を巡る~』520円発売。p.127に「書き逃げ三国志」第三回
 そして1997年12月号(11/18発売)でついに書き下ろしでない連載があって、pp.96-117朝香祥「青嵐の夢」第一回。それに続くpp.118-119「もっと知りたい三国志」という企画ページ。
 ところが1998年2月号(1/17発売)のpp.97広告に1月の新刊として『鳳凰飛翔~華焔、江を薙ぐ~』500円が挙がっていて(確かあとがきで表題の鳳凰って黄蓋だって結論付けてたっけ・笑)、文庫書き下ろしと雑誌連載が並行していることがわかる。pp.199-219朝香祥「青嵐の夢」第二回、pp.220-221「もっと知りたい三国志」
 1998年4月号(3/18) p.86広告に、4月1日発売『旋風の生まれる処』(上)480円、pp.241-261朝香祥「青嵐の夢」第三回(最終回)、pp.262-263「もっと知りたい三国志」
 ここで発表形態を把握できて満足し最後まで見ずに退出することになった。残りは別の機会に。14時30分ぐらいにはでる。
 また東京メトロの上野駅に戻り、銀座線で戻って、スターバックス コーヒー赤坂見附店でトールサイズ、チャイティーラテ、マグカップ、453円を注文する。レシートによると15:18:10。また図書の延長を行う。

※新規関連記事 国際マンガサミット第11回富川大会(韓国)カンファレンス(2010年9月16日)

 15時43分にラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)第39回おまけを聞く。おまけ放送の初回。

・【おまけ】 ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)第39回 2017.1.30配信
https://www.youtube.com/watch?v=riL_N-CNus8

※関連記事 【おまけ】 ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)(2017年1月30日-7月3日)

 16時15分には第40回で船塚さん澤原さんゲスト回。

・ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)第40回 2017.2.6配信
https://www.youtube.com/watch?v=1vXHM2mmefs

※関連記事 メモ:三国志旅游局 新長田三国志ジオラマツアー(2017年1月28日)

 17時15分に第41回。久々の収録だそうで。東々さんが飯田にいった話。そして東々さん重大発表。結局、きききった。

・ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)第41回 2017.2.20配信
https://www.youtube.com/watch?v=qkcjigg2S5w

 その後、東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券を使って、新江古田駅近くの「すいばら」に行って、さんまじゃない魚の定食を食す。おいしい。『テラフォーマーズ』1,2巻を読む。20:39新江古田駅発。

・すいばら
http://tinyurl.com/kvmtjdk

<三国と無関係な雑記に続く予定>

※三国関連の次の記事 久慈秋まつり 巽町山車組(2017年9月15日-17日)

※新規関連記事 海月姫 最終話(Kiss2017年10月号、単行本17巻2017年11月13日)

※新規関連記事 メモ:神怪ワールドを堪能させる『西遊記』(中)(2017年9月10日)

※新規関連記事 三国志断簡 空明の哥(2004年7月28日発行)

※新規関連記事 メモ:明日をより良くする、趙雲思考(時re風2023年3月10日)

※新規関連記事 旋風は江を駆ける(電書版配信 2023年5月25日-)

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