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春の古書大即売会2017(京都古書研究会2017年5月1日-5日)


  • 2017年7月16日(日) 16:53 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,425
書籍 ※前の記事 髀肉之嘆(Cha-ngokushi2017年4月)

 上記の前の記事の続き。

※関連記事 第34回 春の古書大即売会(京都古書研究会2016年5月1日-5日)

 上記関連記事や下記サイトにあるように京都古書研究会主催で毎年5月初頭、8月中旬、10月末11月初頭に、多くの古書店が参加する古書の即売会が開催され、今年は2017年5月1日月曜日から5日金曜日祝日まで、みやこめっせ・京都市勧業館1階第二展示場(左京区岡崎)にて京都古書研究会の「春の古書大即売会2017」が開催される。

・京都古書研究会
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/

・京都最大級の総合イベント・展示会場 みやこめっせ 京都市勧業館
http://www.miyakomesse.jp/

※次回記事 春の古書大即売会2018(京都古書研究会2018年5月1日-5日)

 それで今年は5月3日に向かうこととなった。しかし直接向かうのではなく、午後の京都国際マンガミュージアムでのイベント「『描く!』ことの未来 ─マンガ、キャラ、ネットワーク― 」で整理券が配られるかどうかが気になったんで、9時半ぐらいの市バスに乗り込み、9時45分に最寄の烏丸二条のバス停に到着し、スーパーマーケットでレシートからカードにポイントを入れてからミュージアムに向かうと、すでに建物前に行列ができていた。てっきりイベントの影響かと思ったら、整理券をくばってなくて、単に観光客の列だった。そのまま市役所前まで歩いていく。32番をまっていたが渋滞で、途中、東山二条から歩く。無事、「春の古書大即売会2017」の会場、みやこめっせへ到着。例年のようにエア・ブックハンティングを決め込んでいたのだけど。
 入り口(北側)に入って左(東)から壁沿いに回っていく。吉村大観堂でガラスケースに醉夢痴人『海外餘話』(全五巻)が8万円で見開き展示販売していて、開いて展示してある部分は一枚絵で左に関帝廟、右に雲の上に馬上の「関雲長神霊」が描かれていた。赤兎っぽくないけど青龍円月刀っぽかった。絵自体は他の人物を知らなかったんで何かわからなかった。あと王金林『邪馬台国と古代中国』(學生社1992年9月)があった。



 あと1953年の雑誌付録の絵物語『三国志 燃える大平原』を1500円(税別)で見かける。数年前に教団さんが見せてくださったやつだと思いつつ、思わず買ってしまう。これについては結局、2017年6月24日の日本マンガ学会大会での研究報告に研究材として使ったんで、記事を改めて触れていく予定。

※関連記事 レポ:7/26北九州 兀突骨で酒池肉林?! ラウンド1(2014年7月26日)

 その向の紀文堂書店には丹羽隼兵『[新訳]三国志』(PHP研究所2008年9月)、周大荒、渡辺精一/訳『反三国志』(講談社1991年9月、『反三国演義』の訳)があった。

  

 その北隣の吉岡書店には林 巳奈夫/編『漢代の文物』(京都大學人文科學研究所1976年12月15日発行)が5万円(値段表記は鉛筆書き)で売っていた。昔、私が買ったときとたぶん同額で価値がおちないね。

※関連記事 リンク:「漢代の飮食」

 それと竹田晃・黒田真美子/編、大木康/著『中国古典小説選12 笑林・笑賛・笑府他【歴代笑話】』(明治書院2008年11月)があった。



 西隣のピエト文庫のブースでは渡辺精一『三国志人物事典』(講談社1989年8月7日)、尚秉和/著『中国社会風俗史』(東洋文庫 (151)、平凡社1969年11月)、黎波『中国文学館―詩経から巴金』(大修館書店1984年9月)、窪徳忠『道教の神々』(平河出版社1986年1月)があった。



 前述するように午後からイベントがあるので、駆け足気味に見て回っていたけど、やはり紫陽書院は外せない。ピエト文庫の西隣。まず藤田至善/訳注『後漢書』(中国古典新書、明徳出版社1970年12月)に目がいく。次に狩野直禎/著『諸葛孔明』(中国人物叢書〈2〉、人物往来社1966年) と加地伸行/著『諸葛孔明の世界』(新版、新人物往来社1988年9月)があって諸葛亮の共演。李殿元・李紹先『三国志考証学』(講談社1996年3月)、丘振声/著、八木章好『「三国志」漢詩紀行』(集英社2009年2月、集英社新書)、松本清張/編『邪馬台国の常識』(毎日新聞社1974年)、丘振声、村山孚/訳『『三国志』縦横談』(新人物往来社1990年3月)があった。あと吉田荘人『中国名医列伝―呪術・漢方・西洋医学の19人』(中公新書、中央公論社1992年3月)というのがあって、もちろん華侘や張仲景が載っていた。




 紫陽書院の西隣のさらに北隣が其中堂で、そこでも周大荒、渡辺精一/訳『反三国志』(講談社1991年9月)が売っていた。

 それで会場東側のブースはまわって、中央のシルヴァン書房、赤尾照文堂を見て、西側のエリアにはいる。その南東にある百済書房で立間祥介/訳『三国志演義』上下(奇書シリーズ、平凡社2000年)が売られていた。それと第四章が「破竹の勢い」の井波律子『故事成句でたどる楽しい中国史』(岩波ジュニア新書、岩波書店2004年7月21日)があった。



 その北隣の小亀屋に、宗懍/著、守屋美都雄/訳注『荊楚歳時記』(平凡社1978年、東洋文庫324)があった。その西隣の高山文庫に同じく渡辺精一『三国志人物事典』(講談社1989年8月7日)があり、さらにその北隣のキトラ文庫に梓書院の『季刊 邪馬台国』があった。

※関連記事 第28回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会2015年8月11日-16日)

 西隣の光国家書店には松本清張/編『邪馬台国の常識』(毎日新聞社1974年)、武光誠『地図で読む「魏志倭人伝」と「邪馬台国」』(PHP文庫、PHP研究所2014年11月6日)、それから『三国演义』「中国古典名著绘本丛书」(ISBN7-5393-1355-2、79.20元)も売ってたっけ。
 その二つ西隣、壁際の彙文堂に尚秉和/著『中国社会風俗史』(東洋文庫 (151)、平凡社1969年11月)、があった。

 そうやって切り上げて、東山二条のバス停について、201系統に乗ったのが12時17分。そこから四条高倉まで乗って、金券ショップで次の日の分を買う。そこから徒歩で北上し、京都国際マンガミュージアムに至る。13時25分。14時スタートだけど、イベントの元々の展覧会である「『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~」を駆け足で見ていた。なのでこれを書いている時点でほぼ忘れているけど下記の三つ目のブログ記事で思い出してきた。写真撮影可能だった。パネルでの田中圭一先生の分析が描き手しかわからない話でとても興味深かった。線の強弱とか後景との遠近による線の太さの差とか。

・京都国際マンガミュージアム
https://www.kyotomm.jp/

・『描く!』マンガ展 ~名作を生む画技に迫る―描線・コマ・キャラ~
https://www.kyotomm.jp/event/kakumangaten/

・「『描く!』マンガ展 」の楽しみ方をご紹介
https://www.kyotomm.jp/2017/03/18/kakuten_tanoshimikata/

 イベントは「2階 ギャラリー6」で開催され、ミュージアム的には小規模な部類に入る。終わってみれば田中圭一先生による新設の「京都精華大学 新世代マンガコース」の紹介を軸とした話が面白すぎてそればかり印象に残ってしまったのだけど、これ書いているうちにいろいろ思い出してきた。

・京都精華大学 新世代マンガコース
http://shinsedai.kyoto-seika.ac.jp/

 新世代マンガコースはSNSを使ってのセルフプロデュースやネットリサーチを活用し「一生、マンガ家として食っていける」をスローガンに掲げているそうで。その流れで、コースの紹介VTRを見たのだけど木寺良一先生の出演が印象に残り(“作ってる”感が見ている方の微笑みを誘う)、あと田中圭一先生も木寺良一先生も従来のマンガ制作システムで挫折し、そこから(今後、新世代マンガコースに活かされるであろう)それぞれの手段で食っていったという話が興味深かった。司会の伊藤剛先生も教員としての自らの経験談を話されていて、(生々しい話もあって下手に書くと誤報につながりそうなので避けるけど)とても興味深かった。

 それでイベントが終わって、家に帰って『100分 de 名著』「三国志」のビデオを見て、下記関連記事に追記していた。

※関連記事 100分 de 名著 三国志(2017年5月1日-22日)

※次の記事 三国志物語 燃える大平原(1953年7月)

※新規関連記事 歴女と歴史コンテンツツーリズム(2017年4月20日)

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