漢倭奴国王から日本国天皇へ 中国史家の視座から(2018年3月)

※関連記事 2016年度(第28回)日本秦漢史学会大会(2016年11月19日)

上記関連記事で触れた、2016年11月19日開催の「2016年度(第28回)日本秦漢史学会大会」での冨谷至先生の講演にて。その内容については別の記事に回したいと思うけど、ともかくその講演にはレジュメの配布資料がなかったが、出版社のチラシが配られていた(というより他の研究報告のレジュメと同じ並びに置いてあったのだけど)。
それが下記サイトの書店、臨川書店による「京大人文研東方学叢書」のチラシだった。「第一期 全10巻」で「各巻予価3,000円+税」とのこと。
当然、冨谷至先生の著作の名もあるのだけど、チラシを見たときはてっきり今月か来月あたりに刊行されるのだろうな、と思い込んでいた。

・株式会社 臨川書店 RINSEN BOOK CO. | 創業1932年 京都の学術古書・出版
http://www.rinsen.com/

※新規関連記事 中国古代車馬研究(2018年10月19日)

・京大人文研東方学叢書 ―臨川書店
http://www.rinsen.com/linkbooks/ISBN978-4-653-04370-6.htm

※関連記事
 2006年3月11日「第二回 TOKYO 漢籍 SEMINAR」午後レポ
 漢唐法制史研究(2016年2月)

ところが今、上記ページを見ると、そうじゃなかった。「京大人文研東方学叢書」の5巻、冨谷至『漢倭奴国王から日本国天皇へ 中国史家の視座から』は2018年3月発売するとのこと。講演の様子だと当然『三国志』巻三十魏書東夷伝も大いに取材されているのだるね。

※関連記事 纒向発見と邪馬台国の全貌(2016年7月29日)


というわけで目次どころかほとんど情報がないのだけど、来年の今頃、あるいは再来年にそこらへんの詳細情報を追記するかもしれない。

※新規関連記事 中国を学ぶための入門書・ガイドブック(東方書店2018年4月)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/4085