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漢魏晋南北朝時代の都城と陵墓の研究(2016年8月20日)


  • 2016年10月18日(火) 06:15 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,136
研究 出版社のRSS配信で知ったこと。

・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/

・汲古叢書135 漢魏晋南北朝時代の都城と陵墓の研究
http://www.kyuko.asia/book/b243337.html

※関連記事 中国古代環境史の研究(2016年2月26日)

※新規関連記事 魏晋南北朝官人身分制研究(2017年11月1日)

上記サイトの上記書籍ページにあるように汲古書院より2016年8月20日に村元健一『漢魏晋南北朝時代の都城と陵墓の研究』(汲古叢書135、ISBN9784762960345)が出版されたという。14000円(税別)。煽り文は「◎都城と陵墓という二つの建造物から中国諸王朝の特性を明らかにする」。上記のページにある目次を見ると「後漢雒陽城の南宮と北宮の役割について」「曹魏西晋の皇帝陵」など三国関係が見える。個人的には「雒陽城の南宮と北宮」注目で。というか文献に添って(五行的に後漢の火を消さない意味で)、「洛陽城」としないあたりポイントで。

※関連記事
 中国古代都城の設計と思想(勉誠出版2016年2月)
 メモ:『天空の玉座』
 メモ:「後漢時代の三公と皇帝権力」

前述の書籍ページより下記に目次を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【主要目次】

序 章

第一篇 漢の都城と陵墓

第一章 前漢長安の変容

第二章 前漢皇帝陵の再検討―陵邑、陪葬の変遷を中心に―

第三章 前漢諸侯王墓の変遷と諸侯王

第四章 前漢諸侯王墓と諸侯王の自殺

第五章 後漢陽城の南宮と北宮の役割について

第六章 後漢皇帝陵の造営

第七章 後漢の謁陵儀礼

   

第二篇 魏晋南北朝期の都城と陵墓

第一章 曹魏西晋の皇帝陵

第二章 東晋南朝の皇帝陵の変遷

第三章 北魏永固陵の造営

第四章 北朝城の復原研究

第五章 北斉の晋陽―鄴との比較を中心に―

第六章 北朝長安の都城史上の位置づけについて

   

第三篇 複都制と宮城の変遷

第一章 中国複都制における洛陽

第二章 魏晋南北朝時代の宮城の変遷―隋大興宮成立の歴史的背景―

第三章 隋の大興、洛陽の二つの宮城

終 章                            

初出一覧/あとがき/索引

━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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