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上記の書店サイトの上記ページ(メルマガ登録)にあるように東方書店が発行するメールマガジン『書羅盤:チャイナブックナビゲーター』2016年第3号(総297号その2)(2016年3月30日発行)により知ったこと…というよりそれ以前にRSSフィードで受信していたし、チラシも家に送られてきていたのだけど、見逃していたこと。下記の出版社サイトの書籍ページによると、汲古書院より2016年3月18日に藤田勝久『中国古代国家と情報伝達 秦漢簡牘の研究』(汲古叢書133、ISBN9784762965548)が15000円(税別)で出版されたという。煽り文は「◎秦漢時代の国家と社会の特質を、文字のメッセージを伝える「情報伝達」の視点から解明。古代国家研究三部作なる!」
・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/
・汲古叢書133 中国古代国家と情報伝達-株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/book/b221988.html
※関連記事
東アジア出土資料と情報伝達(2011年5月25日)
前述のの書籍ページから下記へ主要目次を引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【主要目次】
序 章 中国古代の出土資料と情報伝達
第一編 秦漢簡牘の機能と情報伝達
第一章 里耶秦簡と秦代郡県制
第一節 里耶秦簡と出土資料学
第二節 里耶秦簡の交通資料と県社会
第二章 漢代地方の文書逓伝と情報処理
第三章 漢代地方の文書処理と「発」
〔補論〕「署某発」について
第四章 漢代檄の伝達方法と機能―文書と口頭伝達
第五章 漢代交通と伝の機能―懸泉漢簡を中心として
第六章 漢簡にみえる地方官府の伝
第二編 秦漢時代の交通と情報伝達
第七章 秦漢交通システムと出土資料
第八章 漢代西北の交通と懸泉置
第九章 エチナ河流域の交通と肩水金関
第十章 後漢時代の交通と情報伝達―褒斜道の石刻をめぐって
終 章 中国古代の出土資料と地域社会
あとがき/初出一覧/索引(文献と出土資料、事項)
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※追記
『三国志』の世界―中国の歴史をたどる(NHK文化センター松山教室2016年10月11日-2017年3月14日)
※追記
中国古代史論集―政治・民族・術数―(2016年9月5日)
※新規関連記事
簡牘が描く中国古代の政治と社会(2017年9月15日)
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